この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
拙ブログにおきまして、甲種輸送は
最も優先度の高い被写体と位置づけて
日々の鉄活を送っております。
そんなワタクシにとりまして、今年は
極めて楽しみなネタがありそうだ、と
秋口を心待ちにしている次第で
ございます。
秋に何があるのか、勿体ぶっても
仕方がありませんね。
JR東が山形新幹線に導入するE8系の
初号編成が9月以降に落成予定だと
アナウンスされておりまして。
E6系の導入時は休鉄していたので、
今回はE3系以来久々の新幹線甲種を
撮影出来るのではないか、と年初から
心弾ませているのでございます。
可能であれば仕事はお休みを取得して
車両メーカーの門から出場する風景を
撮影しに行きたい!と目論んでいる
今日この頃でございます。
なります特急車両や各社の増備など
甲種輸送シーンは今年も楽しみなので
ございます。
さて、今回の更新は昨日、川車からの
初荷となるDD200-17の甲種輸送を
撮影致しましたご報告となります。
この日はお仕事の途中に立ち寄ります
関係で、向日町付近に布陣する事と
致しました。
陽が射せばいいなぁ、と空を眺めては
溜息を付く薄曇り。
時折晴れ間があるものの、流れる雲が
陽を遮る中で列車到来となりました。
EF65 2088の牽引により所属先となる
愛知機関区へ向かうDD200-17を、
向日町駅付近から狙ってみました。
原色PFが牽引のDD200新製甲種は、
昨年6月にヨを付けて発送されました
京葉臨海向け801号機以来と
なりますね。
PF牽引自体も、試作車の901号機が
新鶴見に輸送された際と昨年3月の
甲8で白プレ2094が登板した際の都合
4回目となります。
振り返りますと、その白プレ牽引の
甲種もこの構図で撮影しております。
この構図、夏から晩秋までは雑草や
雑木が茂り思う様に組めませんでした
が、最近になり葉が枯れてようやく
狙える様になりました。
尤も、短編成に限りますが。
練習電として狙ってみましたのは、
向日町へ入区する221系京都車。
良い光線が当たるシチュエーションで
花嫁衣装の様な白い車体を美しく狙う
事が出来ました。
背景の空はえらいドンヨリとしており
滋賀県辺りは低気圧に見舞われて
いるのかな、と思えます。
暗雲垂れ込めるワタクシの未来を
啓示しているかの様な一コマでした。
そんな未来は嫌でございます…
巻頭から引いた構図でもう一度。
ザリガニ、とあだ名されますDD200は
ノーズの幅が狭く箱釜と組むと側面が
強調されてしまいます。
釜番さえ判らないコマになるのですが
キャブの正面窓が養生されているので
新製甲種、という面目が立つかな?と
思っております。
でもやっぱ17号機よ!という確固たる
コマも欲しくて、側面キャブを中心に
パチリしてみました。
押桃の新製出場では、鷹取からすぐに
公式試運転が実施されます関係からか
区名札が刺さっておりますが、この
ザリガニでは見当りません。
そんな点もまた、甲種輸送らしくて
良きカナ、と思うのでございます。
オマケ。
布陣しましたここは、他に誰も居ない
貸切状態だったのですが、葉は枯れた
と申しましても枝は健在な雑木が邪魔
となり、後打ちはこんな感じに。
ほんまのオマケな一葉となりました。
今年度(この3月までは2021年度)の
増備が8両と案内されましたDD200も
この17号機で5両目でございます。
最近では、九州の貨物線向けに
ロンチキを牽いたり北陸で故障した
EF510の救援に駆け付けたりと活躍を
見せております。
所属こそ愛知機関区なれど、各地へと
派遣され東北から九州まで全国でその
姿が見られる様にもなりました。
デイトの活躍も、ほんまに風前の灯と
なって参りました…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!