この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
さて、今回の更新は久々の8865レに
つきましてのご報告となります。
この列車、前年まではロクヨンセンが
受け持つ列車でございまして、関西で
唯一自走するロクヨンセンを狙えます
貴重な存在でございました。
が、今改正にて受け持ちが鮫に代わり
無動で来阪する形となっております。
それ故に撮影意欲が減衰し拙ブログに
おける登場頻度が落ちております。
が、この日はコレ!といったネタも
有りませんでしたのと、良い光線が
得られそうという事もあり、久々に
8865レ撮影に向かいました。
EF66 127が牽引しますこの日の列車は
次位にEF64 1045が連結されましての
2両編成でございました。
直流電気機関車同士の異種形式による
重単(風)列車でございますね。
(風)と致しましたのは、重連では無く
次位無動、つまりロクヨンセンは荷物
として扱われるからでございます。
この辺り、鉄道に於ける列車区分の
面倒な所でございます。
ファーストショットはこのコマでして
ここからレンズを引きながら本命の
コマへ持っていきました。
短編成はサイドから、のセオリーを
意識した撮影でございます。
そんな訳で巻頭コマから更に引いての
カットがこちらとなります。
セオリー通りの構図となります。
丸鮫だけでなく、2次増備の裾に帯を
巻く鮫でさえ運用落ちし始めました
今日この頃。
この列車へ充当されます鮫の姿もまた
何気に貴重な存在となりつつある様に
思えます。
オマケ。
こちらは被牽引車両のロクヨンセンで
側面打ちしてみました。
落成当初は上越界隈に集中配置された
為に、関西住みのワタクシには縁の
薄い釜でございましたロクヨンセン。
しかし時は流れロクヨンが居なくなり
上越から稲沢へ引っ越した上に岡山へ
出張する様になりました為、関西でも
その姿を拝める様になりました。
ただそれも。
ロクヨンセン自体、現在の牙城が
高崎から来る青い雷によって徐々に
その地位を奪われましょう。
また、JRFは計13両ほどの中央西線と
伯備線の釜を調達する予定です。
関西に居ながらにしてその姿を拝める
機会もまた、間違い無く今後は貴重に
なると申せましょう。
今回の〆。
夕刻と申しますには些か早い時間では
ありますが、西に傾いた陽へ向かい
車体を照らされながら走り去る列車を
見送りました。
ありふれた編成でございますこの日の
8865レですが、近い将来にはもう
見る事の叶わない、そんな存在でも
あるのでございます。
来月改正で8865レの受け持ちが再び
ロクヨンセンに戻る事はあるのか、
ひょっとして桃になるのでは…?と
慄く日々でもございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!