この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
セノハチ最後の赤い釜として、長らく
活躍しておりましたEF67 105ですが
どうやらダイヤ改正を待たずして運用
離脱となりそうでございます。
元々2021年度でEF67は除籍、と話を
聞いていたので、無理を押して昨年は
撮影しに行ったのですが…
国鉄から継承した箱釜二桁形式がまた
一つ消滅する事となり、悲しく寂しい
春でございます。
歴史的価値のある産業遺産として
広島県が保存したりとか
しないですかね?
さて、今回の更新は17日に川車より
新製出場となりましたザリガニこと
DD200につきましてのご報告で
ございます。
2月頭に実施されましたDD200-19の
甲種輸送と同じ釜の牽引、という事で
この日は前回と異なりますアングルを
組む事に決めました。
と申しましても毎度お馴染みとなる
裏調子なのですが。
EF65 2057が生まれたてのザリガニ、
DD200-20を引き連れて稲沢へ向かう
場面を仕留める事が出来ました。
待機中は陽が遮られていたのですが
列車通過の少し前から陽が射し込み
露出も確保する事が出来ました。
こちらはファーストショット。
実は現着ギリギリな上、練習電にと
いつも撮影する新快速まで遅延で来ず
イキナリ本番でございました。
空打ちで露出の調整をして構図の
確認も完了したタイミングで、釜の
ライトが見えたので咄嗟に撮影。
串パンこそ避けたものの、バランスの
悪い出来映えとなりました。
尤もワタクシは余り串パンとか面串を
気にして構図を組んでませんが。
編成が納得いく写りであれば、背後の
架線柱なぞ犬に喰わせてやればヨシ、
と考えております(笑)。
セカンドショットになるこのコマは
バランスこそ取れたものの、架線柱が
ザリガニに掛かりアカン出来でした。
折角の短編成、1スパンで抜きたいと
思い巻頭コマを本命として撮影した
次第でございます。
オマケ。
最後は振り向いてのバック打ちですが
残念、PFが蔵の向こうへ逃げまして
編成を抜く事が叶いませんでした。
普段の定位置には誰も居ないどころか
この日はワタクシ以外に撮影者が
見当たらないボッチ撮影でした。
調子踏切の方にはお仲間さん達が
いらした様なのですが、生憎とご挨拶
する余裕も無くこれのみ撮影して
撤収致しました。
消える釜があれば生まれる釜もある、
諸行無常でございますね。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!