写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1928列車 「 再会の時!朝の調子踏切でカモレを狙う 2022・3月 女神降臨顛末記その1 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



JR西が不採算路線を公表し、各所で

話題となっております。


ウィルス禍により収益減衰が著しいと

申しましても、そこは公共交通機関


収益性が低いから、と切り捨てられる

風潮には違和感を覚えます。


ですが実際、不採算路線を利用するか

と聞かれますと撮り鉄なワタクシ、

車移動でございますからNOと答える

結果となります。


かつて、網の目の様に張り巡らされた

鉄道路線それ自体が、もはや不要な

時代になっているのかもしれません。


 

さて、今回の更新は予告通り30日の

撮影につきまして、ご報告させて

いただきたいと思います。


この日は皆様ご存知の通り、DD51

重連を組み12系客車を牽引する訓練の

実施日でございました。


普段ならばお仕事ゆえに参戦出来ない

往路なのですが、この日の為に何とか

やり繰りしまして午前だけお休みを

もぎ取る事が出来ました。


更に遠方より、拙ブログ開設当初から

親交のございます埼玉の、女神さまの

様な女子鉄ブログ友をお誘い

致しました。


残念ながら都合はつかなかったですが

神奈川のブログ友にもお声がけは

しておりました…


兎も角、女神ブログ友がお越しに

なられますので、場所取りだけは

キチンとせねばなりません。


そんな訳で、訓練列車を仕留めるのに

一番好きな場所、聖地・調子踏切へと

布陣致しました。


訓練列車の通過時刻だと面が陰るのは

承知の上で、それでもここでの撮影に

こだわりたかったのでございます。


というか午後のお仕事に間に合わせる

為にはこのショバが一番都合よくて…

 

 

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2022-03-30 1058列車

新鶴見EF210-113が先頭に立ちます

早朝のカモレから撮影が始まります。

列車の遥か後方に咲く桜が、春を

さりげなく伝えます朝の一コマ。 


この場所は、前週の訓練列車では

大変な賑わいを見せたと聞き及び、

ワタクシ気合いを入れて日の出前の

4時50分頃に布陣致しました。


が、誰も居られません。

 

一人所在なく、暗闇でモゾモゾと

しておりましたら、やがて陽が昇り

お仲間の方が一人お見えになります。

 

 

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2022-03-30 8052列車

EF210-137が登板致します臨貨が

所定の時刻に通過致しました。


お仲間の方と二人して雑談しながら

今日、重連やんな!?ほんまに列車は

来るんかいな? と不安になるくらい

誰も鉄が居ない状況。

 

俄かに、もしウヤならどないしよ…と

ネガティブな思考が鎌首をもたげて

参りました。


 

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2022-03-30 EF210-300番台牽引の貨物列車

日の出前、現着時に撮影していた

何だかよく判らない貨物列車の写真も

併せて掲載致します。 

 

他に鉄さんが居られれば、ワタクシ

お話に興じてこの様な撮影はしないと

思うのですが…凄く手持ち無沙汰に

なっていたのでしょう。

 


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2022-03-30 287系6両

朝の空気を切り裂いて通過するのは

くろしお号に使用される287系で

ございます。 

 

ヘッドマークも無いビジネスライクな

スタイルではありますが、高い位置に

運転席を設けた姿は辛うじて電気釜の

系譜を感じさせてくれます。 


だからでしょうか、嫌いになれない

ワタクシでございます。


 

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2022-03-30 281系HA605編成他9両

陽が昇りますと、関空からの特急が

頻繁にやって参ります。 

 

インバウンド需要を見込んで増備され

コロナ禍により不要とされた271系を

繋げた9両で走り去る姿を捉えます。



二人で撮影しながら歓談していた際に

話題が、最近お姿を見ない鉄さんの

現在に及びました。


その方は職場が山崎や調子の近くに

あり、出勤前や昼休みによく撮影を

されていらっしゃいました。


が、転勤により遠方へ赴任されまして

偶にしかお会い出来ない事となり

ワタクシも寂しく感じているのだ、と

お伝えしたそのすぐ後。


なんと話題にした鉄さんがひょっこり

調子踏切へ現れたのでございます。


え!ええーー!?とビックリして

おりますと、重連の訓練列車を撮影

する為に休みを取って来たとの事。


撮影では他のお仲間と滋賀方面へと

向かわれるのだそうですが、その前に

カモレ撮影をすべく調子へ寄られたと

いう事でございました。


いやはや、驚きました…


年末の吹田機関区訪問以来の再会で

短時間ながら嬉しい時間となりまして

感謝しております。



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2022-03-30 8056列車

EF210-1が運用に就く列車を、そんな

久々のお仲間ともご一緒して撮影でき

大変幸せなひと時となりました。 

 

程なくして別のお仲間がお迎えに

いらっしゃり、彼らは滋賀方面へ向け

出発されました。


互いの健闘を祈り、お仲間を見送り

ワタクシは撮影を続けます。 



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2022-03-30 289系7両

福知山線経由の特急に使用されます

289系が回送されて来ましたが、何と

前照灯と尾灯がフル点灯! 

 

うっかり尾灯も点けたままという

走行場面は初めて撮影致しました。



この頃になりますと、チラホラと

鉄さんも増えましてショバが徐々に

埋まって参りました。


拙ブログへも度々日記風コメントを

書き込まれ、苦笑が絶えない

迷コメンタテイターのはまかぜ氏も

この頃に来られました。


リアルでも、聞いてもいないご自身の

話をして下さるお話好きなお方。


場が一気に和やか(笑)になります。


 

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2022-03-30 683系9両

続けて、北陸へ向かいます特急

サンダーバードを仕留めます。 

 

帯〆風な意匠の連結器カバーは

オシャレで好感が持てますね。


ですが、非貫通の先頭に備えられた

連結器はそのままでは前面が干渉して

使用出来なさそうでございます。


非常時には男性のアレみたいに

ニューッと伸びるのでしょうか。


ワタクシのは最近、伸び率が悪くて

中々連結出来ません。


非常時には困りますね…



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2022-03-30 1070列車

EF210-139の牽引する貨物列車が

通過致します。 

 

もうこの頃にはすっかり陽も高くなり

後は重連の列車を待つばかり。


そんな折に、最寄り駅からタクシーで

乗り付けられました女神さまが我らの

聖地・調子踏切へ降臨されました。 


以前お会いした際よりも髪を短くされ

若々しくなられたお姿が眩しく、

ワタクシ相変わらずときめいて挙動が

怪しくなってしまいます。


無意識に腰を振ったり、自身の下腹へ

手をやったりしていないか、今もって

行動がよく思い出せておりません。


そのくらい舞い上がっておりました。


 

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2022-03-30 56列車

今回の〆。


押桃EF210-321がフルコンのフクツー

コンテナを牽引致します。

 

女神さまには敢えてワタクシの前に

お立ちいただき、それよりも一段低い

位置にワタクシは構えました。


そして当然ながら女神さまの腰を

眺めつつ、更には大きく深呼吸して

スーハーとそかほりを嗅ぎながらの

撮影でございます。


しかしながら流石は女神さま。


ワタクシの正体が変態紳士だと、よく

ご存知の様で、春らしく爽やかな

上着でガッツリ腰回りをガードされて

微塵も隙の無い立ち姿でございます。


身体のラインが見えないじゃないか!

グギギ…


ワタクシの立ち位置の方が低い為に

つむじもうなじも拝めず、何だか

悶々としながらの撮影となりました。


果たしてワタクシ、最後まで理性を

保つ事が出来るのでしょうか…


後ろからムラムラ〜っと襲ったりとか

しちゃわないかと思わず心配になって

参ります。



と、いった所で以降は次回へと

続く事となります。


果たして、女神さまは無事に撮影を

終えられるのか!?


というかワタクシの様な男が、斯様な

女性をエスコートしてよいのか!?


その辺りの顛末を、虚実織り交ぜつつ

ご報告して参ります。

   ↑

重連の訓練列車撮影の顛末は??



それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!