写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2005列車「 甲29 JR貨物 EF210-341の甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



伯備線がより一層加熱しそうな7月と

なりました、本日の発表。


まさかロクヨンセンにまでHMを掲出

するとは、予想外でございます。


先ずはこの週末、どの釜にマークが

付くのか見定めたい所でございます。

 

 

さて、今回の更新は川車にて落成した

新たな押桃、EF210-341の甲種輸送

撮影致しましたご報告でございます。

 

押桃、つまりEF210-300番台はその

大多数が吹田機関区に新製配置されて

おりますが、一部の釜は新鶴見へ配置

されております。


この日も、前回の340番に続きまして

新鶴見へ輸送されるという事で、毎度

お馴染みとなります構図を組む為に

布陣致しました。 



2022-06-27 9866列車

EF65 2090のエスコートで東海道

上りますEF210-341を捉えました。 


これまた前回の340と同様に重単では

無く、甲種輸送だと判る撮影とすべく

腐心致しましての構図でございます。


気にしない撮り鉄さんもいるのかも

知れませんが、甲種輸送マニアとして

ワタクシは譲れないのがこの点に

あります。


被牽引車両が、どこの会社の何て車両

なのか、素人が一目で判別可能な写真

でないと甲種輸送を撮った!とは

申せないかな、と思いまして。


つまらんコダワリというヤツですね。



2022-06-27 9866列車

本番に際しまして、いつもなら練習に

前走りの列車を狙うのですが、この日

ショバへ着いたのはギリギリでして

露出確認も兼ねてのファーストコマ。 


PFの釜番も潰れるくらいに適当な

先打ちショットでございました。

 

ここから直ちに構図を組み直しまして

ピントを置き直し、本番に挑みます。


毎度ながら慌しい撮影ですよね…



2022-06-27 9866列車

巻頭コマの一つ手前、つい先走って

シャッターを切りましたのが、この

いただけないコマでございました。 


押桃は架線柱に掛かるし、PFは串パン

だし、残念な出来映えとなりましたが

水増し要員として掲載しちゃいます。


賑やかし、またはモブといった存在も

実は無ければ寂しいのでございます。



2022-06-27 9866列車

真横から、341番の真新しい車体を

望みます。 

 

桃太郎御一行のキャラ絵が描かれます

側面を見ておりまして、ふと思うの

ですが…猿、鳥、イヌが居なければ

桃太郎って判らないですよね。


桃太郎単体だと一見して桃太郎だと

理解しづらい存在ですが、逆に猿や鳥

犬を侍らせればオッサンのキャラでも

桃太郎だと認識されるでしょう。


例えば、面子が揃ってこそデバスター

に成れるビルドロンの様に。


桃太郎と猿、鳥や犬は不可分な関係に

あるのだと、イラストを見て感じる

次第でございます。



2022-06-27 9866列車

今回の〆。


ケツ打ちは相変わらず前景が残念具合

ですが、助士席に貼られた特検票も

確認出来ます紛れもない甲種輸送

一葉となりました。



今でこそ、関東へ向かう甲種輸送

多くがPFによる仕業となりますが

矢継ぎ早に増備されます押桃を見るに

不安が込み上げて参ります。


きっと近い将来にはPF来阪も無くなり

甲種輸送新鶴見か吹田の桃太郎が

牽引する事となるのでしょう。


それもまた仕方がない事ではあります

が、やはり形式が単一化されるのは

寂しいなと感じてしまいます。


様々な形式の釜が見られるのが、貨物

列車の面白い点の一つですからね。


果たして、ワタクシが生きている間に

EF220とか誕生するんでしょうか…



それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!