この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
伯備線がより一層加熱しそうな7月と
なりました、本日の発表。
まさかロクヨンセンにまでHMを掲出
するとは、予想外でございます。
先ずはこの週末、どの釜にマークが
付くのか見定めたい所でございます。
さて、今回の更新は川車にて落成した
撮影致しましたご報告でございます。
押桃、つまりEF210-300番台はその
大多数が吹田機関区に新製配置されて
おりますが、一部の釜は新鶴見へ配置
されております。
この日も、前回の340番に続きまして
新鶴見へ輸送されるという事で、毎度
お馴染みとなります構図を組む為に
布陣致しました。
上りますEF210-341を捉えました。
これまた前回の340と同様に重単では
無く、甲種輸送だと判る撮影とすべく
腐心致しましての構図でございます。
気にしない撮り鉄さんもいるのかも
知れませんが、甲種輸送マニアとして
ワタクシは譲れないのがこの点に
あります。
被牽引車両が、どこの会社の何て車両
なのか、素人が一目で判別可能な写真
でないと甲種輸送を撮った!とは
申せないかな、と思いまして。
つまらんコダワリというヤツですね。
本番に際しまして、いつもなら練習に
前走りの列車を狙うのですが、この日
ショバへ着いたのはギリギリでして
露出確認も兼ねてのファーストコマ。
PFの釜番も潰れるくらいに適当な
先打ちショットでございました。
ここから直ちに構図を組み直しまして
ピントを置き直し、本番に挑みます。
毎度ながら慌しい撮影ですよね…
巻頭コマの一つ手前、つい先走って
シャッターを切りましたのが、この
いただけないコマでございました。
押桃は架線柱に掛かるし、PFは串パン
だし、残念な出来映えとなりましたが
水増し要員として掲載しちゃいます。
賑やかし、またはモブといった存在も
実は無ければ寂しいのでございます。
真横から、341番の真新しい車体を
望みます。
桃太郎御一行のキャラ絵が描かれます
側面を見ておりまして、ふと思うの
ですが…猿、鳥、イヌが居なければ
桃太郎って判らないですよね。
桃太郎単体だと一見して桃太郎だと
理解しづらい存在ですが、逆に猿や鳥
犬を侍らせればオッサンのキャラでも
桃太郎だと認識されるでしょう。
例えば、面子が揃ってこそデバスター
に成れるビルドロンの様に。
桃太郎と猿、鳥や犬は不可分な関係に
あるのだと、イラストを見て感じる
次第でございます。
今回の〆。
ケツ打ちは相変わらず前景が残念具合
ですが、助士席に貼られた特検票も
確認出来ます紛れもない甲種輸送な
一葉となりました。
今でこそ、関東へ向かう甲種輸送は
多くがPFによる仕業となりますが
矢継ぎ早に増備されます押桃を見るに
不安が込み上げて参ります。
きっと近い将来にはPF来阪も無くなり
牽引する事となるのでしょう。
それもまた仕方がない事ではあります
が、やはり形式が単一化されるのは
寂しいなと感じてしまいます。
様々な形式の釜が見られるのが、貨物
列車の面白い点の一つですからね。
果たして、ワタクシが生きている間に
EF220とか誕生するんでしょうか…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!