この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
お中元シーズンに入りましてワタクシ
お仕事が激務となっております。
年末のお歳暮に比べればまだ穏やかと
申せますが、通常業務に上乗せでの
忙しさゆえ碌な休憩も無い毎日。
明日のお休みはノンビリと過ごして
身体を休めようかと思案致します。
さて、今回の更新は8日に川車より落成
しております、都営12-600形の甲種に
ついてご報告させていただきます。
この前日は大変良い夏晴れとなります
お天気でしたが、明けた8日は雲が湧き
陽が遮られてしまいました。
忙しいさなかでしたが、甲種の撮影は
外せませんので時間を捻出しまして
ショバへと向かいます。
曇り天気でしたから聖地・調子踏切の
構図でいくか!と、判断致しまして
いつものパーキングに停めてショバへ
到着。
すると、普段の甲種では見られない
沢山の方々がいらして驚きます。
何やら、この日朝に関東から帰阪した
国宝機が充当されるのでは?と噂が
流れた様でございました。
前日にはPFが送り込まれていますから
噂を真に受けている方は居られません
が、ひょっとして…と考えた方々が
集った様でございます。
また、曇りという事もあり皆様ここへ
集結となったのでしょう。
有り難くも集まられた皆様との会話を
楽しみながら、本番を迎えました。
EF65 2074の牽引で関西を巣立ちます
12-600形の甲種輸送を捉える事が
出来ました。
本番前には薄陽が射し始め、列車には
影が出来てしまい逆光となりましたが
ギラギラ光線では無いのでヨシ!と
しておきます。
この1カットの為に無給の残業1hと昼の
休憩30分を献上しておりますから、
撮影出来ました事が有り難いと感じる
次第でございます。
本番少し前にショバを通過するのは
EF210-141が先頭に立つ定期貨物の
5070レでございました。
積載良好なコンテナ貨レを、原色の
桃太郎が牽引する場面もじわじわと
貴重になり始めております。
練習撮影に適した前走りとして毎度
お世話になっております。
本番、ファーストショットは望遠を
飛ばしての一枚。
ピンぼけ、日の丸な残業ショットで
ございます。
この時点で既に列車には影が出来て
おりますね…
巻頭コマから引きつつの連写で。
望遠では圧縮されて判りづらかった
ですが、ここまで引きつけますと
12-600形のアイデンティティである
側面のピンク帯が確認出来ます。
前面の下膨れた桃色もチラッと見えて
牽引されている車両が何か、という
点が表現出来ました。
今回の〆。
振り返ってケツ打ちも仕留めました。
リニア駆動の狭小地下鉄車両ゆえに
小振りな車体で、仮台車を履くと随分
腰高な印象となる12-600形。
車体断面から前面も下膨れな顔立ちと
なりまして、他の形式では見られない
ユニークな外観だと感じました。
お盆休みがある8月はほとんど落成が
有りませんので、その分の件数が増え
ここ最近は甲種輸送が増えました。
が、それも今回で一先ずはお終い。
来週は落ち着いて過ごせそうな予感に
安堵の息を吐いております。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!