この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
今夜はもう寝ます。
皆様、お先に失礼致しますね。
さて、今回の更新は国宝機充当の貨物
2077レを西に追い掛けましたご報告と
なっております。
加島陸橋で撮影した後、2077レは途中
神戸タで停車しますので、その隙に
追い抜く事が可能でございます。
日曜でしたから、どうせなら名所へと
足を伸ばしてみようかと考えまして
車を走らせ、山陽本線屈指の俯瞰場所
ワケクマへと到着致しました。
こちらには既にお仲間の方が布陣され
崖にへばり付く50名程の撮影者の隙間
へ入れていただく事が出来ました。
感謝申し上げます。
で、迎えました本番はこの様な具合と
なりました。
S字カーブを抜けた直線を行きます
我らが国宝機、皆んな大好きニーナ様
ことEF66 27が牽引する2077レで
ございます。
次位の無動力回送はEF210-107でして
会社の大先輩にその身を任せる中堅の
サラリーマン的な様相でございます。
大先輩というか、定年した後も居残る
嘱託職員みたいな立場でしたね、今の
国宝機は。
では、ここで少しばかり時を巻き戻し
現着してから本番までの流れをサッと
ご説明して参ります。
先ずはEF210-307が先頭に立つ73レ。
現着は2077レが定刻だと、通過する
50分前でございました。
ワタクシと前後して、やはり追っ掛け
組の方々が何人か到着した様でして
崖の上へワタクシが登頂した際には
ほぼ隙間の無い状況でございます。
どうしよっかな、と思案しております
と、真っ先にこちらへ来られていた
堺のボス氏がお声かけ下さいました。
難波ちゃん、ここイケるで!という
有り難いお申し出を受けまして無事に
構図を組む事が出来ました。
ボス、ありがとうございます!
続いて桃トップ、EF210-1が牽きます
貨物は望遠気味にしてS字へ寄せての
撮影を試みます。
が、成果を確認しましたら撮影時には
気付かなかった標識が、釜の真横に
立っておりました。
桃トップ側面の白線が途切れている為
気付く事が出来ましたのは、僥倖で
ございます。
視力があまり無いワタクシ、パッと見
では標識に気付かず危うく本番でも
失態を演じる所でございました。
ヤバいヤバい。
滅多に来ないのが普電。
この区間は静岡で申します島田ー袋井
みたいに、データイムは本数が絞られ
普電こそ貴重でございます。
しかも短編成でしたので、グイッと
レンズを寄せ構図を組んでみました。
岡山に根強く残ります国鉄近郊型も
余命宣告が為された存在でございます
ので、撮影機会は逃したく無いと考え
丁寧に撮影を試みました。
この後はいよいよ本番となります。
どうやら2077レは途中、線路立ち入り
だかのトラブルから所定よりも15分程
遅延している模様。
上流のお仲間方より、各所を遅延で
通過した報告が寄せられ、ワタクシも
撮影準備に入りますその時!
彼方より乾いたエンジンの唸る爆音が
周囲の山々に響き渡りました。
あ!この音はもしかして…
そう思っていると、木々に阻まれて
姿こそ見えないものの、エンジン音は
我々のすぐ真下へ来て消えます。
やっぱり!
エンジン音の正体は、加島陸橋で
チラとお会いしたお仲間、鉄追人氏が
駆るバイクでございました。
スゲー、きっちり間に合うとは。
鉄追の名は伊達ではございませんね。
そんな訳で本番を迎えます。
先ずはS字を抜ける所から撮影を開始
致しました。
焦点距離が足りず、S字の奥までは
レンズが届かない為にここが切り位置
でございますが、迫力ある構図かと
思います。
で、このコマを切ってからレンズを
グイと引きピンを再び置き直しまして
巻頭コマへ繋がります。
オマケ。
巻頭コマの一つ前、タイミング的な
ものはバッチリでしたが、パンタの
背後に棒立ちした細身の架線柱が
いただけません。
よってこのコマはオマケ落ちとなり
リカバリすべく巻頭コマを撮影する事
となったのでございます。
慣れないショバですが練習撮影で
鍛えた事を上手く本番に活かす事が
出来まして、ここへ訪問した甲斐の
ある成果となりました。
撮影後、皆様は関西へ戻るとの事
でしたが、ワタクシは更に西へ。
別ネタを求めて移動致します。
時間的にカツカツでしたのでゆっくり
ご挨拶も出来ぬままに下山し、その
足で次の場所を目指しております。
SNS上でご挨拶は交わさせていただき
ましたが、改めてこの場でもお世話に
なった感謝をお伝えさせて
いただきます。
ここから先の撮影内容は、遠征記と
なります故に更新はかなり先の話と
なってしまいます。
まだ昨年10月分も更新してませんから
先に溜まったヤツを片付けねばならず
気分は8月末の小学生みたいに焦りが
募るワタクシでございます…
昨秋の遠征記、一体いつになったら
更新出来るのでしょうね。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!