写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2062列車 「 秋晴れの峠を駆け降りるEF67の単機を狙う 2021・11月 セノハチ撮影紀行その3 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



JR西の吹田総合車両所が、有料公開を

開催し始めてはや4回。


味を占めたのか9月には5回目の開催も

アナウンスされております。


4回目の目玉は、廃車回送されて

間もない103系NS編成2本と113系

S4編成でございました。


次なる目玉は、北陸から退役しました

七尾線413系なのだそうで

ございます。


茜色の国鉄近郊形車両が目玉、という

内容に一瞬ワタクシ、グラッと

きてしまいました。


結局ワタクシは赤い車両が好きなだけ

なのかも知れませんね…



さて、今回の更新はそんな赤い車両、

ロクナナを狙った遠征の第三弾となる

ご報告でございます。


いよいよ陽も昇りまして、やっとこさ

ワタクシが撮りたいと思っていた

EF67の単機が狙える様になりました。


薄明かりの中で仕留めた単機は

ザラザラ仕上げの流し撮りでしたから

しっかり撮影しておきたいのが

人情というもの。


陽が当たりますと今度は面が影となる

シチュエーションになります。


ですので、構図は単機らしくサイドに

振ってロクナナを狙ってみました。


 

2021-11-07 単585列車

西条からの帰り道、身軽な単機で

峠を駆け下りますEF67 105の姿を

捉える事が出来ました。 

 

快晴の青と車体の赤を対比して構図を

組む事が出来ましたのも良き所。 


 

2021-11-07 単585列車

こちらは本命コマの一つ前、連写した

ファーストコマでございます。 

 

後ろのパンタが架線柱に引っかかり

次点落ちとしております。 


ですが、面の僅かな傾斜を活かして

半面光となりましたのが素敵なので

掲載させていただきました。


2000年代に入り、テールライトが

従来の丸型から角形に変わってからは

お初となります、EF67 100番台の

撮影がようやく叶いました。



2021-11-07 227系8両

ロクナナ狙いの前には普電も被写体と

して、撮影しておりました。

 

長ーい8両組成ながら、光線は手前の

3両のみにしか当たらず。


まるでミスコン出場の上位3名にしか

スポットが当たらない無慈悲な現実の

様で世知辛い写真となりました。 

 

 

2021-11-07 EF210-333 

本番前には比較的新しい押桃、333と

ゾロ目ナンバーが単機で通ります。 

 

この時点でも未だ陽は万全とはいかず

割と線路の際まで暗黒面が支配する

シスの世界みたいな影が広がります。 


ジェダイー!?ジェダイは何処ー?

 

 

2021-11-07 EF210-338が押す貨物列車

そんな中、上り貨物の後補機には

当時最新の車番となります338が

充当されているのを発見!


まだ真新しい車体が朝日を浴びる姿を

咄嗟にスナップ致しました。



2021-11-07 227系電車

こちらは上り普電でございます。 

 

ジェダイの活躍が如く、影が後退して

ようやく舞台が整いEF67の単機を

お出迎えする事が出来ます。 

 

227系みたいな申し訳程度の縦帯では

なく、車体全体が紅葉色をした広島の

機関車EF67


その横顔を、快晴の下で狙います。

 


2021-11-07 単585列車

オマケ。


最後のコマは架線柱インという

締まらない構図となりましたので

オマケとして添えてみました。


このコマをもって、ワタクシの

EF67撮影は終了という事になって

しまいました。



EF67 0番台とは異なり種車EF65

持つ機能が残る2エンド側。


つまり、上り列車の先頭に立つ事も

可能なのでございました。


この夏、ひょっとしたらそんな素敵な

イベント列車が…なんて

淡く期待したものの。


実現どころか動体保存の話さえ無い

今日この頃でございます。


直流釜としては珍しい、赤い車体の

貴重な機関車でございますが、今は

もうその姿を見られ無いのが残念で

なりません。


 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!