写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2065列車 「 山陽本線にて観光列車 etSETOraを狙う 2021・11月 瀬戸内撮影紀行その2 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



JR四国国鉄キハを駆逐する為に

電気式ディーゼル車を新製投入すると

以前に拙ブログでも触れております。


そんな先行き短いJR四国の車両でも

将来性が不透明な存在が、一両だけ

現存するDE10でございました。


工臨などに活躍する四国唯一の釜と

注目される存在でございます。


ですがどうやら、キヤ97やキヤE195の

様な気動車への置き換えが検討されて

いるそうでございます。


レール輸送用気動車1編成の新製に

掛かる入札が、来年早々に実施との

話を伺いました。


四国のデイトも、早めに撮影をせねば

なりませんね…

 

 

さて、今回の更新は足首まで濡らして

裸足で運転する羽目になりました呉線

撮影から、etSETOraを追いかけました

ご報告となります。

 

ビチョビチョの足元を少しでも乾かす

べく、靴と靴下を脱ぎ素足で運転して

列車を追いかけます。


観光列車etSETOra、この日のルートは

尾道までの運行でございました。


三原からバイパスに乗り、尾道

下道へ戻った所、いつの間にか列車を

追い抜いておりました。


お、これはワンチャンいけるか!?と

線路傍へ向かいます。


流石に裸足で撮影は怪し過ぎますから

取り敢えず生乾きの靴だけ履いて

風情がある尾道らしい構図を組んで

列車を狙いました。



2021-11-07 回8236D

面こそ影になりますがドカンと列車を

据えた構図で再びetSETOraを仕留める

事が出来ました。

 

列車は尾道まで営業運転となりますが

乗客が下車した後は、更に東にある

備後赤坂まで回送されます。


ですので、その回送シーンを狙うべく

布陣したのが今回の巻頭コマとなった

訳でございます。

 

 

2021-11-07 回8236D

オマケ。


振り返って後打ちも狙いましたが、

タイミングが合わせられずにこんな

絵面となってしまいました。


急峻な坂道に住宅が階段状に建つ街の

雰囲気が少しでも伝われば、幸いで

ございます。



この撮影の後。


列車はしばらくしますと備後赤坂から

回送で戻って参ります。


ならばその列車はまた海と絡めての

撮影に挑戦しなければなりますまい。


そんな訳で向かいましたのは、尾道

瀬戸内海を挟んで浮かぶ島との間に

掛かります橋の上でございます。


 

2021-11-07 113系4両

尾道水道に沿う山陽本線を下って来た

末期色…もとい真っ黄色な113系

望遠構図で狙ってみました。 

 

眺望こそ良いのですが、この構図では

列車が今ひとつ目立ちません。


いえ、113系なら別に良いかと思うの

ですが、観光列車ではもう少し工夫が

必要かと感じました。

 

そこでお次は、線路へ寄って構図を

組んでみます。



2021-11-07 227系4両

島々を遠目に、瀬戸内海を走ります

広島の227系を仕留めました。 

 

少しスワイプしてみると判るのですが

列車に沿って幾重にも電線が掛かって

おりまして、その影まで車体に落ちて

接近構図もアカンと判明致します。 


ステンレス車体の227系だと判り難い

電線なのですが、etSETOraは腰から

上がカルピスみたいな白い車体なので

なるべく目立たない様に処理せねば。


そう考えて結局、こんな構図に

落ち着きました。



2021-11-07 113系4両

再び末期色4連の113系でございます。 

 

列車をサイド気味に配しまして電線を

屋根へ逃した構図、これならば何とか

etSETOraも綺麗に撮れそう。


そう自身を納得させていざ、本番。



2021-11-07 回8231D

今回の〆。

 

まさかの雲配給でマンダーラな状況の

中ではありましたが、113系との離合も

終えた観光列車etSETOraを仕留める

事が出来ました。

 

ドン曇りにならなくて良かった、と

安堵すべきか、おのれ雲配給め、と

怒るべきか。


怒るのはしんどい上にメリットも無い

ですから、撮れて良かったと思って

おきたい所でございます。



この撮影で、瀬戸内撮影紀行にて

課せられたミッションは終了となるの

ですが、実はここで撮影した画像が

もう少し残っております。


次は最終回として、そんな写真を

一挙放出致しまして遠征の〆にしよう

そんな事を考えております。


あと1回、

遠征記にお付き合いください。



それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!