この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
朝の内は涼しかった雨上がりの本日。
日中はやはり陽がやけどするレベルで
射し込み、残暑と申しますより猛暑な
感がございます。
どうやら、この週末はお天気も何とか
持ち堪えそうな気配でございますが
来週はヤバそうでございますね…
さて、今回の更新は日常的に撮影を
しております、地味ながらも関西の
チキ工臨に欠かせない配給列車を狙い
ましたご報告でございます。
関西チキ工臨における定尺チキ、その
黒い車体に積載されますレールは
大阪港で陸揚げされ、安治川口にて
チキへと積載されます。
そして安治川口から京都貨物を経て
向日町のレールセンターへ納入、その
後は各地へ工臨として、仕立てられ
ます。
悪天候バリバリな空の下、定尺チキを
1ユニット2両従えますEF65 1124の
牽く配給列車を仕留めました。
レールの長さは定められておりまして
これを定尺、と申します。
そんな定尺レールを載せる為、2両の
チキがコンビを組みましてユニットと
なっております。
2両で1ユニットとなる定尺レール積載
チキ、ですので我々は定尺チキと
呼んでいるのでございます。
別のショバではEF210-104の牽きます
返空チキの臨貨も仕留めております。
この日の返空チキは8両もあり、この
構図では収まり切りませんでした。
ショバ選択失敗…
チキは、逆ルートを辿り京都貨物経由
で安治川口へ運ばれます。
牽引を担う臨時貨物列車として走る為
こちらも、地味ながらレアな被写体と
認識しております。
関西では珍しくもない日常の様な光景
ですが、全国的に見てEF210がチキを
牽引する場面など、早々見る事は
出来ないのでございますから。
巻頭コマの一つ前でございます。
パンタが架線柱に引っ掛かる為、次点
として掲載致しました。
この列車を待つ間、俄に雲が垂れ込め
厳しい空となってしまいました。
この様なシチュエーションだと仰角の
構図はアカンのですが、今更ショバを
変えられず…
無念な撮影となりました。
オマケ。
振り返って積載具合の確認で
ございます。
そこそこの量が積まれておりまして
凸牽引の撮影でも映えそうです。
向日町から出発している、このチキ。
生憎とそちらは不参戦でございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!