写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2078列車 「 413系(B09f+B04f)の吹田入場に伴う配給列車を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

かつて、交通科学館に収蔵されていた

古えの豪華車両マイテ49 2。

 

鉄道イベントなどが人気を博し始め

世相を反映しでしょう、本線への

復帰となりました。

 

国鉄末期に車籍を再び得まして本線へ

返り咲き、12系や当時は残っていた

旧客と組んで団臨などに活躍する姿を

撮影した覚えがございます。

 

が、近年は宮原のヌシと化しまして

人目に触れぬ存在でございました。

 

それがこの度、京鉄博へ収蔵されると

アナウンスがございました。

 

末永く大切にされれば嬉しく思う

初秋の夜でございます。

 

 

さて、今回の更新は金沢から吹田へと

運ばれます413系の配給列車について

撮影のご報告をさせていただきます。

 

6日に金沢へ向かいましたDD51

クモヤ145が、413系5両を牽いて8日

早朝に吹田へ到着しております。

 

ワタクシも久々にこの列車を狙うべく

沿線へ向かう事と致しました。

 

ただこの日は陽光が期待出来ない空と

なりますので、それを踏まえて構図を

思案せねばなりません。

 

あまり曇天をフレームへ入れない様に

上から列車を見下ろす構図にしようと

考え、名神クロスへ向かいました。

 

 

2022-09-08 配9564列車

DD51 1192がクモヤ145と413系5両を

牽きます配給列車を仕留める事が

できました。

 

営業運転から退いて既に18ヶ月も経つ

413系、車体は漆色から薄紅色へ褪色

しております。

 

それでも普段は見られない両開き2ドア

国鉄近郊形が撮影出来ました機会、

有難い事でございました。

 

 

2022-09-08 281系HA604編成

名神クロスを颯爽と駆け抜けて行く

281系が、この朝のファーストコマと

なりました。

 

ワタクシ、現着は列車通過の20分前。

 

多少の人だかりなぞどうとでもなる程

キャパに余裕のあるショバですから

悠々と重役出勤的に参戦致しました。

 

嘘です。

 

二度寝してギリギリでございました。

 

 

2022-09-08 225系I7編成

内線を走る225系も狙ってみました。

 

曇天でしたので、下の佃踏切から撮影

してもいいかな?と考えたのですが

何せ出遅れた身の上。

 

キャパが少ない佃より、空が入らない

名神クロスからの方が安心という思考

も働きまして、長い坂を登ってショバ

へ向かいました。

 

と、名神クロスは縦アンポジションに

3,4名の撮影者が居るだけのガラガラな

状況で、拍子抜け致しました。

 

ワタクシのお仲間は湖西線へ向かい

相次いで通過報告を下さいましたので

列車が来るまでのんびり待ちまして。

 

数キロ先に布陣された親分から通過の

連絡をいただき、踏切が鳴り出して

凸の姿が見えて参りました。

 

 

2022-09-08 配9564列車

今回の〆。

 

それまではドヨンと淀んだ空でしたが

通過少し前から陽が射し込み、緩い

晴れ空へクラスチェンジ!

 

ヨシ、今来い!との願いが通じたのか

緩くとも光線のある状況で列車を

撮影する事が出来ました。

 

まさに雲を裂いて通過する列車、で

ございました。

 

このコマを本命とし、特発が釜に噛む

次のコマを巻頭へ配置しております。

 

 

2022-09-08 413系B06編成とB04編成の連結部

オマケ。

 

吹田へ向かう2編成の413系、その内

B04編成はクハ455をトキ鉄へ

譲渡されました為に、2両しか残って

おりません。

 

営業運転では決して見る機会の無い

変態組成がこの日のウリでございます

ので、オマケとしてその場面を添えて

おきたいと思います。

 

褪色してカッサカサな車体ですが

複雑なパンタ回りや急行形を彷彿と

させますクハのベンチレータなどを

眺めながら列車を見送りましょう。

 

因みに413系、まもなく公開されます

吹田工場のイベントで間近に見る事が

出来るのだそうでございます。

 

かつてのマイテみたいに、人気を博し

復活、とかは難しいでしょうかね…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!