写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2082列車 「 413系(B11f)の吹田入場に伴う配給列車を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

南の海で発生した台風13号は進路を

本州から逸れて北上する様で

ございますが、更に新たな台風も

発生しそうなのだとか。

 

今週末から来週はシルバーなんちゃら

なのだそうですが、お天気はどうも

あまり良くは無さそうな予報で

ございます。

 

撮り鉄の立場としましては、風雨の

影響で路線が酷い事にならない様にと

願うばかりでございます…

 

 

さて、今回の更新は今月二度目となる

金沢からの413系廃車に伴う吹田への

入場配給を狙いましたご報告で

ございます。

 

前回はお天気が今一つ優れないかと

考え、名神クロスへ布陣致しましたが

今回はバリ晴れ予報でございます。

 

更には午前中に別のネタもあります為

お仕事を半日休みまして、湖西へと

向かいました。

 

 

2022-09-12 配9564列車

DD51 1192の牽く配給列車を晴れの

下、仕留める事が出来ました。

 

クモヤの後ろにはサハ455から改造を

受けたクハ455-702が連結され

窓回りなどで異彩を放っております。

 

七尾線で活躍した2両のクハ455形、

701は金沢から北へ向かいトキ鉄にて

今も脚光を浴びております。

 

もう一両のクハ455である702は

この日、南へ向かう事となりました。

 

吹田にて廃車解体となる、との噂を

聞いておりますので、同じ455でも

対照的だなぁと感じる次第で

ございます。

 

 

2022-09-12 単9573列車

現着時には、京都方面から松任工臨

返空列車を牽引の為に単機で北陸へと

下るDD51 1183を仕留めました。

 

丁度朝陽が射し込み始めたエロ時間で

背後の山も稜線の印影が深く刻まれ

豊かな表情となりました。

 

 

このショバ、付近に碌な駐車場が無い

上に列車へ柵が掛かる為、不人気な

撮影地だと思っておりました。

 

が、現着しますと20台程の路駐があり

驚かされました。

 

更に、撮影地は狭い道沿いなのですが

ベストポジション付近は道に隙間が

無い程に鉄さんが密集しております。

 

あれ、ここって

そんな人気ショバやっけ?と、自身の

認識と現実のギャップにビビりつつ

定番から外れた構図を組みました。

 

 

2022-09-12 113系8両

練習電は定刻に来ました4連×2本の

113系でございます。

 

先頭は前面窓押さえが黒ゴムで尚且つ

雨樋いが残る側面を持つ編成、後ろの

4両は雨樋いが格納された張上げ屋根の

スタイルと、形態の異なる2本。

 

京都の113系も、実はそれなりに編成の

バリエーションがあり、中々撮影の

し甲斐がある被写体でございます。

 

これも近い将来には居なくなるのかと

思うと、一抹の寂しさを感じます。

 

練習電撮影をして暫くしますと上流に

布陣されたお仲間方から、配給が通過

したとの連絡をいただきました。

 

いよいよ本番でございます。

 

 

2022-09-12 配9564列車

比良山系の裾を走る配給列車が遠目に

見えましたので、先ずはご挨拶を兼ね

一枚撮影致しました。

 

タイミングが合わずに釜のお顔が木に

隠れてしまいました。

 

ここから構図を組み直しまして巻頭に

掲載したコマを撮影、更にそこから

レンズを引いて〆コマへ向かいます。

 

 

2022-09-12 配9564列車

巻頭コマの次がこちらでございます。

 

左端に架線柱が入る為、本来なら没に

するのですが…良い光線ゆえに何だか

勿体無くて掲載致しました。

 

この次のコマが〆となります。

 

 

2022-09-12 配9564列車

今回の〆。

 

SNSへ投稿される定番構図だと

こんな感じでございましょう。

 

これはこれでアリだとは思います。

 

ワタクシの撮影意図は巻頭の構図で

表現致しましたから充分なのですが

此方のコマもデザート的にイケるかと

思い、〆に致しました。

 

爽やかな朝の青空の下、カメラの

砲列が老兵を労いつつその褪せた姿を

見送りました。

 

 

2022-09-12 配9564列車

オマケ。

 

ついスケベ心を出してしまい、最後に

クハ455-702の横顔をパチリ。

 

急行形として誕生し、急行廃止後は

普通列車へ充当されながらも半世紀に

近い年月を駆け抜けた古老。

 

一瞬ではありましたがその姿を捉えて

記録に残せました事も、嬉しく思う

朝でございました。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!