写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2125列車 「 最後!? EF81 113が牽引するホキ800形の転属配給を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

日の出は6時を回り、日の入りも

17時過ぎとなります最近の関西。

 

明るい時間が短くなり、撮り鉄には

厳しい季節となりました。

 

また寒暖の差も激しく日中の車内では

緩くエアコンをかける程の暑さでも

朝晩は暖房が恋しくなる有様。

 

皆様もどうか、お身体には気をつけて

お過ごし下さいませ。

 

 

さて、今回の更新は交検で向日町へ

来て早2ヶ月、その存在をすっかり忘れ

去っておりましたホキ800形について

ご報告させていただきます。

 

近江今津に常駐します2両のホキは

これまでにも交検や京鉄博展示などで

拙ブログでも度々記事に致しました。

 

そんなホキですが、8月に向日町へと

やって来たものの一向に戻る気配なく

いつの間にやら10月。

 

ワタクシもその存在をすっかり忘れて

おりました所へ、松任転属になるから

配給列車として走るよ、と有り難く

教えていただきました。

 

撮影はいつもながらの築堤構図を組む

べく、桂川へ布陣致しました。

 

 

2022-10-18 配9571列車

トワ釜パイチEF81 113が牽引します

ホキ800形2両という、ミニマムな編成

の列車を捉えました。

 

挨拶ショットを兼ねました初手では

望遠を飛ばして編成を切り取ります。

 

既に今の季節、釜の面には陽が回らず

半面逆光となりますが、非貫通ゆえに

真ん中を飾る車番はしっかりと

見えておりました。

 

 

2022-10-18 配9571列車

続いて構図をずらしながらの第二写。

 

巻頭コマは挨拶のつもりで切りました

撮影で、この構図が本来なら初手の

コマとなる予定でございました。

 

 

2022-10-18 配9571列車

レンズを引きましてお馴染み構図での

本命カットでございます。

 

築堤へ侵食する雑草も枯れ色となる

秋の早朝、空も高く光線は冬の様相を

持って参りました。

 

そんな、肌寒ささえ感じる空気の中を

走り去るトワ釜パイチの配給列車。

 

満足な一葉となりました。

 

 

2022-10-18 配9571列車

こちらはもののついでに撮影しました

追加コマでございます。

 

本番では連写しっぱなしではなく、

構図を変えてピントを合わせつつ

小刻みな撮影を致します。

 

この築堤ではそれが可能な速度での

通過なのが、また有り難い事だと

感じる次第でございます。

 

 

2022-10-18 配9571列車

松任への転属が一時的な措置なのか

恒久的な対処なのかは不明ですが

近江今津に戻らないのであれば、多分

これが見納めかと思われます。

 

感傷的な訳ではございませんが

ホキ800形に記された京の文字を意識

致しましての撮影も致しました。

 

近江今津からホキが居なくなるという

事は、ワタクシもおいそれとはホキを

撮影する機会が無くなる訳ですし。

 

 

2022-10-18 配9571列車

オマケ。

 

走り去る列車に追い縋る様にしての

後打ちまで撮影して、ここでの滞在は

終了となりました。

 

 

聞く所によりますとトワ釜パイチ自体

これが最終運用だという話なんかも

耳に致します。

 

真偽の不明な事ゆえ、断定は出来ない

所ではありますが…何分にも古い釜で

ございます。

 

いつ運用離脱してもおかしくは無いと

そう感じる今日この頃でございます。

 

この撮影が最後だった、そう

ならなければ良いのですが。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!