この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
今朝はいきなりヒョウが降りました。
子供が外を見て、雨や!…あれ?
ちゃうな、何やアレ。というので
連られてみたらば氷の粒がガラガラと
降っておりました。
アラレだかヒョウだかよく判りません
が小指の爪ほどの粒が降る様は確かに
寒々しさを感じます。
そのせいか、今日は北風も強く吹いて
体感温度はマイナスって感じに。
実際には8℃くらいだった様ですが。
さて、今回の更新は12日に下松を出た
相鉄21000系甲種輸送の撮影について
ご報告させていただきます。
この日の早朝、関西を通過する列車を
狙うべく布陣致しましたのは、草津の
東隣にあります栗東駅。
明るければ沿線での撮影にするのです
が、この時の湖東地域は土砂降りな
空模様となりました。
アラレやヒョウが降るよりはマシかも
知れませんが、土砂降りも撮影には
大概に嫌な天気でございます。
夜明け直前の状況故に明るさを
確保すべく駅ホームより狙いまして
こんな具合となりました。
EF210-9が相鉄21000系を牽引する
場面を捉える事が出来ました。
と申しましてもこの構図では何を
牽引しているのやらサッパリですが。
元々、この朝はワタクシ別のショバへ
布陣しておりまして、そちらが撮影の
スタートとなっておりました。
それは京都駅、0番線ホームで
ございます。
サンタコスを纏う、2匹のそうにゃんの
ヌイグルミが乗務員室を占拠している
バックショットでございます。
このケツ打ちをメインに据えた布陣で
ひょっとして前回こちらへいらした
盟友氏にお会い出来るかも?との思考
も働いておりました。
氏のブログから、別の駅へ行かれたと
後で判りましたが。
前面の撮影はあり得ない事に編成の
おケツをチョン切る大失態を演じ、
この時点で栗東へ追いかける残業が
決定致しました。
あぁ、ワタクシの阿呆…
失敗の悔しさと余計な出費に胸と懐を
痛めながら、続行の普電に揺られて
東へ進みます。
ございますから、その間に追い抜き
栗東へ乗り越し布陣となります。
京都辺りはそうでもなかったのですが
府境を越え琵琶湖の鎮座する地区へ
参りますと、雨脚が強くなっており
撮影条件が狭められてしまいました。
そんな中、練習に一発抜いてみたのが
コチラでございます。
米原方面へ、ザンザカと降る雨を裂く
眩いハイビームを照らした銀ゴトー、
EF510-509の牽引する貨物列車を
仕留めておりました。
ピン置き位置を橋上駅舎の真下にして
雨粒から釜の面を守る構図と致します
撮影、立ち位置から望遠気味になって
しまいました。
本番では無難な構図にすべく、位置を
変えて挑みます。
巻頭コマに続いて連写しましたのが
コチラ。
レンズを引きながらの撮影となります
為に画角が広がりました。
本番では、甲種輸送の通過に合わせて
対向の通過列車がホームへ到達。
本来の切り位置だと間違い無く被ると
判断致しまして、咄嗟にレンズを望遠
構図へ伸ばして撮影する羽目に…
折角わざわざ草津以東へ来たものの
駄コマを増やしてお終い、という
撮影結果となりました。
今回の〆。
悔しい思いを胸に、ケツ打ちを再度
狙いまして今回の撮影を終了。
ギリギリ遅刻しない程度の時間に
出社する事となりました。
甲種輸送では禁じ手となる望遠圧縮な
構図でしか撮影叶わぬ結果となります
今回、でもまぁ編成を抜けただけまだ
良かったのかも知れません。
これも、良いレンズを都合して下さる
お仲間のご厚意ゆえの撮影成果。
失意ながらも氏のご厚意に帰路の普電
車内で一人感謝の頭を下げるので
ございました。
傍から見ていると、ロングシートに
座ったオッサンがおもむろにお辞儀を
始める怪しい図となった事でしょう…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!