この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
今年もこの日がやって参りました。
現代日本において、東西の物流が寸断
大震災。
死者の数や被害規模でみるならば
都市部における大震災は阪神だけ。
今尚あの日の衝撃と、日毎に明らかと
なっていく様々な被害への絶望感は
記憶に、心に深く刻まれております。
犠牲者の皆様に黙祷を捧げまして
気持ち新たに更新を進めて参ります。
さて、今回の更新はお正月明け5日に
実施されました阪急のフルマルーンな
5300系の試運転につきまして、ご報告
させていただきます。
先ずは往路の撮影から、という事で
ドが付く逆光構図に真っ向から挑戦し
玉砕致しました模様でございます。
折角のフルマル車両ですが、こんな
構図だと編成半ばから後ろは金色一色
となってしまいました。
金色夜叉ならぬ金色電車ですね。
特急運用に就く7300系の姿を本番の
直前に仕留めておりました。
この形式はフルマルでは無く頭が白い
白帽子スタイルでございます。
ですがやはり3両目辺りからは色の境が
曖昧になり、金色電車と化しました。
で、この後およそ1分ほどで試運転の
列車が登場となります。
デカ幕が特徴の5300系、試運転の文字
も何となく誇らしげに見えます。
スカートを頑なに履かない丸見えな
前面も嬉しいフルマルーン。
前哨戦となります往路の撮影を終えて
次は復路でございます。
ショバを変えまして早速の練習電。
長鼻となってハンサム度合いが減った
7300系が前走りで登場致します。
冬至を過ぎて光線も若干マシになり
影落ちが少なくなりました。
安心して復路の本番に挑めます。
お次はいよいよ試運転の復路となる
スジでございます。
いつもの通り、定期列車のすぐ後に
踏切が鳴り始めましてカーブの奥から
マルーンな車体が見えて来ま…アレ?
今回の〆。
いつも復路が走るスジで、何故か
8300系の回送が通過して行きます。
アレレ、おっかしいなぁ。と何やら
殺人事件の現場みたいな気分で頭が
軽く混乱致します。
フルマルーン5300系の試運転復路は
一体どうなってしまったのか…
長くなりますので
一旦休憩を挟みましてから、続きを
お届け致します。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!