写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2213列車 「 回6-5 大物車シキ801(B2梁)の回送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

大寒波襲来、だそうでございます。

 

明後日辺りヤバそうですから、水道管

などが破裂しない様に気をつけねばと

考えております。

 

今回の寒波、ロシアのヤクーツク

中心に広範囲へ勢力を伸ばしていると

いう話らしいのですが、ヤクーツク

ロシアでも寒さ厳しい地として有名。

 

しかも、我々日本人と似通った容姿の

黄色人種が多い地域でございます。

 

洗濯物とか、ちょっと戸外に出して

パンパンッと叩けば乾いた状態になる

程に、瞬間的に凍るのだとか。

 

以前に読んだ紀行本に

そう書いてありました。

 

このヤクーツクが首都となりますのが

ロシア連邦サハ共和国でして、他に

クハやオロハネ、なんて国が無いかと

気になってしまいます。

 

案外と調べてみたらどっかの小国で

モハネスタンとかキサロハ、なんて

地名もあるのかもしれませんね。

 

 

さて、今回の更新は20日から21日に

かけて安治川口へやってきました

大物車シキ801につきましてのご報告

とさせていただきます。

 

レールなどの長尺物を運搬する貨車は

長物車と呼ばれますが、こちらは中々

御目にかかれない特大貨物の輸送用に

設計された大物車でございます。

 

主に発電所の変圧器を輸送する際など

に活用される貨車でございますね。

 

そんな大物車シキ801が関西へ来た

この日、ワタクシ大忙しな土曜ですが

何とか時間を作って参戦する事が

叶いました。

 

 

2023-01-21 9183列車

決めコマとして構図を組んだこちらは

辛うじて編成が収まるものの、左右が

カツカツになってしまいました為に

アウト判定でございます。

 

晴れドピーカンであれば、面トップに

なりますショバですが、ギリギリ曇り

で撮影出来ましたのはせめてもの救い

と申せましょう。

 

実はこの日の撮影に先立つ事、前夜に

闇鉄でも参戦していたのでございます

が、そちらは厳しい結果となりまして

リベンジ参戦だったのでございます。

 

そんな前夜の成果が下の写真で

ございます。

 

 

2023-01-20 9863列車

以前には無かった奈良線205系による

ブロックにより、やむ無くこの様な

撮影となりましたこの夜。

 

釜番さえも読めない残念な結果となり

意気消沈な帰宅でございました。

 

生粋のJRっ子である205系1000番台と

国鉄貨車シキ801、最新の押桃とが

一同に会する京都の夜…

 

などと詩的に申しましても、肝心の

シキが205系に阻まれて碌に見えない

為、何言ってんだこのオッサンは、と

罵声を浴びせられる事必至ですね。

 

そんなこんなで翌日、昼日中に走る

シキを再挑戦すべく沿線へ向かう事に

致しました。

 

 

2023-01-21 9183列車

ファーストコマは望遠を飛ばしての

挨拶ショットでございます。

 

沿線へ向かう道すがら、空はドヨンと

分厚い雲に覆われておりました。

 

これは曇りショバに布陣すべし、だね

と脳内で阪神タイガースのマスコット

キャラのトラッキーが囁きます。

 

何だか直前で晴れそうな気もしつつも

トラッキーに導かれまして、晴れると

アウトな撮影地へ向かいました。

 

案の定、待機中に雲が急速に

後退し始めまして、挨拶ショットの

背景は既に晴れた山々が見えてます。

 

頼む、雲よ堪えてくれ…!

 

そう願いながらレンズを引きまして。

 

 

2023-01-21 9183列車

今回の〆。

 

EF210-334が牽引するシキ801を

巻頭コマから引いて更に狙いました。

 

甲種輸送と並ぶ人気な臨時貨物列車が

大物車を使用した特大貨物輸送でして

この回送もまた、そんな臨貨の気配が

伝わって参ります。

 

 

阪神タイガースのマスコットキャラ、

トラッキーが釜を見て叫びましたよ?

 

何でや、阪神関係無いやろ!!と。

 

釜番がいわゆる「な阪関」でしたので

つい叫んだのでしょう。

 

何の事だかわからない皆様は

阪神 33-4  で検索してみて下さい。

 

 

2023-01-21 9183列車

オマケ。

 

後打ち不可な立ち位置でしたので

シキ801を単体で狙ってみました。

 

 

大物車は4通りの梁がありまして、先ず

コキなどの様な台枠が平板となるA梁。

 

平板ながら車体と分離可能なD梁。

 

D梁を有するシキ1000形3両は昨年

惜しまれつつ廃車解体されましたね。

 

そして今回のシキ801に用意されます

吊り掛け式のB梁と落とし込み式のC梁

となっております。

 

いずれも輪軸の数が夥しく、レールの

継目を通過する際のジョイント音

マシンガンみたいに連続して聞こえる

面白い貨車でございます。

 

 

どうやら安治川口にて変圧器を積載し

B2梁にC梁をかます形で輸送されると

思しき今回のシキ801。

 

先ず間違いなく夜間の輸送となります

特大貨物輸送も機会があれば狙いたい

被写体なのでございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!