写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2215列車 「 キハ47 1013の後藤入場配給を狙う 2023・1月 北陸本線紀行 速報版 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

やはり予報は

正しかった様でございます。

 

本日は日中こそ強風が吹き荒れ、寒さ

こそ増した感でございましたが雪も

降らずに楽観視しておりました。

 

所が日暮れ前から突然雪が降りだし

僅か20分ほどで辺り一面が真っ白に。

 

夕飯の材料を買い出しに、仕事を

終えてスーパーへ向かうと既に店は

早じまい。

 

仕方が無くドラッグストアにて

カップ麺を購入して夕飯に充てる

さもしい夜でございます。

 

国道からちょっと中へ入ります道々は

既にアスファルトさえ見えない程の

積雪具合でございます。

 

思わず雪像で裸の美女でも作ろうかと

思ってしまう程度には雪が積もって

おります。

 

今夜、明日の鉄道は恐らく

大いに乱れる事が予想されます。

 

お腹空いたなぁ…

 

 

さて、今回の更新は北陸本線へ遠征に

行って参りました速報としまして、

キハ47の入場配給を狙いました

ご報告をお届け致します。

 

義母の入院に伴う準備などで出発が

遅れましたこの日、4箇所ほど配給を

追っかけする予定でしたが辿り着いた

ショバは3箇所目でございました。

 

それでも2箇所は回れますから

贅沢を申す事も無かろう、そう考えて

やって来ましたショバに腰を据え

本番を待ちます。

 

何度か練習電を撮影し、本命の列車が

通過する時刻。

 

のんびり待っていましたら、意外にも

結構な速度でかっ飛んで来まして

慌ててカメラを構えます。

 

 

2023-01-22 配9370列車

ご挨拶がてらのファースト構図では

キハ47 1013の後端が架線柱と融合。

 

ですがこのコマはあくまでも先打ちの

撮影でございます。

 

慌てる事なくレンズを引いて再度の

構成を行い、本命コマを切る為に

シャッターを押し込みます。

 

 

2023-01-22 配9370列車

DE10 1541がエスコートするキハ47を

狙い通りに仕留めました、こちらが

今回の本命コマでございます。

 

ワタクシは今の所、大丈夫なのですが

酷い方などは春になるとこのショバは

厳しいでしょう、背後の杉林を望む

構図でございます。

 

この日は曇天予報でございましたが

現着しましたら太陽の位置が判る程度

の薄曇り具合でございます。

 

ショバは光線が面トップになる時間。

 

弱い光線が射し込むくらいなら大丈夫

だろう、と考えて布陣しましたが

実際サイドがチョイ弱くなりました。

 

 

2023-01-22 配9370列車

オマケ。

 

本命構図から〆となる決めコマへ向け

カメラを振りながら連写致しまして

偶々真横気味の構図でも編成が収まり

オマケで掲載となりました。

 

カツカツですし、元々この構図は考慮

していませんでした故撮れてラッキー

くらいの軽い気持ちでございます。

 

ポの字を添えましたのは、この辺りの

名物を紹介する看板。

 

実際に道中至る所に名物を食せる店が

ありまして、空腹のワタクシを苛む

事となります。

 

 

2023-01-22 配9370列車

オマケからそのまま振り返りまして

お次はケツ打ちを編成で捉えます。

 

キハ47 1013には赤い丸看では無く

自光式の後部標識が取り付けられます

北陸らしい、冬らしい表情。

 

このコマまでは杉林を背景にしました

いい感じな編成写真を意図しての

撮影でございました。

 

で、お次がこのショバへ布陣しました

最大の理由。

 

いわゆる決めコマでございます。

 

 

2023-01-22 配9370列車

今回の〆。

 

嶺南に聳える峰に雪を湛えます山を

遠く望みながら、南へ向けて走り去る

配給列車のラストカット。

 

沿線の家屋が少々煩いですがそれも

視線を上げて雪を乗せた山壁を見ると

和らぎます。

 

寒波が近づいているこの日は、まだ

然程の厳しさも無い状況でした。

 

関西からの行き帰りも、この後の

追っかけも問題無く走れましたし。

 

 

配給列車はこの後、少し先の駅にて

運転停車を致しますので、2発目を狙い

追っかけを敢行致しました。

 

また、ご存知の通り北陸本線敦賀

以北は24年度より在来線を走る特急が

消え失せてしまいます。

 

敦賀以北は関西から来るサンダバと

名古屋から来るしらさぎで1時間に

特急が2往復走ります。

 

普電は1時間に1往復ですから、まさに

今の北陸本線は特急街道と申せます。

 

そんな来年春以降には消えてしまう

情景を、配給列車撮影にかこつけて

狙う魂胆でございましたのが今回の

遠征だったのでございます。

 

いずれ更新致します、北陸本線紀行で

その辺りの撮影につきましてもご報告

させていただく予定でございます。

 

北陸新幹線敦賀延伸開業までに

更新する、を目標に致しまして一先ず

本記事を〆とさせていただきます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!