写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2308列車 「 厄神工臨牽引機の送込み回送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

昨日午後から回復に向かいました天候は、本日

早朝より晴れとなりましたがその一方で暑い…

 

雨で寒かった昨日までから一転して、夏を想起

させられる暑さが襲来致しました。

 

パンツの中に入れた手の平を嗅ぎますと、もう

ムレムレ堪んない悪臭が漂う午後となります。

 

早くシャワー浴びて、シャキッとした素麺でも

掻き込みたい気分でございます。

 

 

さて、今回の更新は機関車の単機回送を狙った

撮影のご報告でございます。

 

厄神工臨が設定されておりまして、その前に

釜の送り込みがあるという事でございました。

 

厄神工臨自体はワタクシの都合がつきません為

不参戦となりましたが、せめて短鼻が先頭の

単機回送くらいは撮影したい!と思いまして

ショバへと向かいました。

 

 

2023-04-16 単9383列車

DE10 1118が菜の花に見送られて梅小路から

向日町へ向かいます場面でございます。

 

ご存知の通り厄神工臨は、軸重の関係から

DE10が登板となります。

 

中々撮影機会の無いDE10でございますから

単機だろうと逃したくはありません。

 

 

2023-04-16 281系6連

本番前の練習では河原に咲く菜の花を入れた

構図を組みました。

 

この日の時点で既に土手の方は、菜の花もほぼ

咲き終わっておりました。

 

河原の方も幾分はマシ、という程度で

ございます。

 

281系程度の編成長であれば、こんな構図も

組めるのですが、本番は単機。

 

サイド気味に組まねばなりませんから、工夫を

せねばと思案致しました。

 

 

2023-04-16 単9383列車

挨拶ショットからスタート致しました本番。

 

鉄橋を渡り始めました場面を望遠で切り取り

ましたが、釜の背後が排気煙によって白く煙り

ディーゼル機関車らしい一葉だと思います。

 

ここからレンズを引きつつ構図を再構成して

撮影を続けます。

 

 

2023-04-16 単9383列車

姿勢を屈めて線路上に菜の花を配しながら

DE10をクローズアップしてみました。

 

丁度、屋根に排気煙が掛かりましたのも嬉しい

好タイミングでございます。

 

DD51に比べて随分と小柄な車体のDE10ですが

エンジンを唸らせながら迫り来る姿は、充分な

迫力があるのでございます。

 

 

2023-04-16 単9383列車

今回の〆。

 

巻頭コマの一つ前、今回の決めカットにと

意識しておりましたのがこちらのコマで

ございます。

 

日の丸構図とも取れましょう、真ん中に釜を

配しつつ下から迫り上がる菜の花と共演する

快心のカットとなりました。

 

因みに巻頭コマはここから惰性で連写しての

2枚目となります。

 

 

今少しの間は活躍の機会がありそうな、国鉄

香り漂うDE10でございます。

 

とは申しましても、いつまでも現役という訳に

いかないでしょう事も理解しております。

 

何年先になるのでしょう、西日本から機関車が

居なくなるその時を気にかけながら、撮影の

チャンスを逃さず追いかけたい被写体なので

ございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!