この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
昨日午後から回復に向かいました天候は、本日
早朝より晴れとなりましたがその一方で暑い…
雨で寒かった昨日までから一転して、夏を想起
させられる暑さが襲来致しました。
パンツの中に入れた手の平を嗅ぎますと、もう
ムレムレ堪んない悪臭が漂う午後となります。
早くシャワー浴びて、シャキッとした素麺でも
掻き込みたい気分でございます。
さて、今回の更新は機関車の単機回送を狙った
撮影のご報告でございます。
厄神工臨が設定されておりまして、その前に
釜の送り込みがあるという事でございました。
厄神工臨自体はワタクシの都合がつきません為
不参戦となりましたが、せめて短鼻が先頭の
単機回送くらいは撮影したい!と思いまして
ショバへと向かいました。
DE10 1118が菜の花に見送られて梅小路から
向日町へ向かいます場面でございます。
ご存知の通り厄神工臨は、軸重の関係から
DE10が登板となります。
中々撮影機会の無いDE10でございますから
単機だろうと逃したくはありません。
本番前の練習では河原に咲く菜の花を入れた
構図を組みました。
この日の時点で既に土手の方は、菜の花もほぼ
咲き終わっておりました。
河原の方も幾分はマシ、という程度で
ございます。
281系程度の編成長であれば、こんな構図も
組めるのですが、本番は単機。
サイド気味に組まねばなりませんから、工夫を
せねばと思案致しました。
挨拶ショットからスタート致しました本番。
鉄橋を渡り始めました場面を望遠で切り取り
ましたが、釜の背後が排気煙によって白く煙り
ディーゼル機関車らしい一葉だと思います。
ここからレンズを引きつつ構図を再構成して
撮影を続けます。
姿勢を屈めて線路上に菜の花を配しながら
DE10をクローズアップしてみました。
丁度、屋根に排気煙が掛かりましたのも嬉しい
好タイミングでございます。
DD51に比べて随分と小柄な車体のDE10ですが
エンジンを唸らせながら迫り来る姿は、充分な
迫力があるのでございます。
今回の〆。
巻頭コマの一つ前、今回の決めカットにと
意識しておりましたのがこちらのコマで
ございます。
日の丸構図とも取れましょう、真ん中に釜を
配しつつ下から迫り上がる菜の花と共演する
快心のカットとなりました。
因みに巻頭コマはここから惰性で連写しての
2枚目となります。
今少しの間は活躍の機会がありそうな、国鉄の
香り漂うDE10でございます。
とは申しましても、いつまでも現役という訳に
いかないでしょう事も理解しております。
何年先になるのでしょう、西日本から機関車が
居なくなるその時を気にかけながら、撮影の
チャンスを逃さず追いかけたい被写体なので
ございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!