写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2338列車 「 クモヤ145-1051の吹田出場試運転を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

 

さて、今回の更新は吹田での検査を終えての

出場試運転となりましたクモヤ145を狙った

ご報告とさせていただきます。

 

この日は早朝に宮原工臨返空を撮影した後

お仕事へ向かいまして、朝の業務をサラッと

終えたその足で受診に託けて再び撮影しに

参りました。

 

日中撮影の機会が乏しいレアな事業用車両で

ございますから、ここは何としても狙いたい

所だったのでございます。

 

 

2023-04-27 試9783M

復路となりますコチラの列車では、検査明けの

クモヤ145-1051が後位に連結されまして

先頭は伴走車のクモヤ145-1104が担います。

 

貫通扉の窓上部に設けられた運番表示機には

車番を示す1104となっているのが心憎い所で

ございますね。

 

また、種別表示幕の試運転表記は国鉄書体。

 

これもまたマニアが泣いて喜ぶ仕様でした。

 

 

列車の撮影は、勿論この日の主役でございます

1051が先頭を務める往路から参戦して

おりました。

 

ですから少し時間を遡りましてワタクシの聖地

であります調子踏切へ布陣した成果から、見て

みる事に致しましょう。

 

 

2023-04-27 試6780M

列車が撮影ポイントへと接近して来ます緊張の

高まった所で、先ずはご挨拶とばかりに一コマ

シャッターを切ってみました。

 

宮原工臨の撮影時とは異なり、このスジだと

被りの懸念は皆無でございます。

 

あとは悠々とレンズを引いて構図を組み直し

本命コマを仕留めます。

 

 

2023-04-27 試6780M

クモヤ145-1051が、検査明けピカピカ車体を

惜しげもなく晒しながら、対象的にガサガサな

車体のクモヤ145-1104を連れての試運転。

 

コチラも運用番号表示が車番と同じ1051となり

心憎い演出に胸が躍ります。

 

それにしましても同じ塗装スキームだとは全く

思えない2両の色調差に驚かされます。

 

JR貨物の釜に用いられる塗料の場合は、検査が

迫ってもここまで色褪せたりしないのですが

JR西は塗料への経費をケチり過ぎなのでは?と

呆れてしまいます。

 

塗装屋の友人曰く、安い予算しか提示されない

顧客の場合は一度しか塗らず、通常の顧客には

二度塗りをするから保ちが全然違うのよ、と

聞いた事がございます。

 

JR西の車体塗装もそんな感じなのだろうな、と

この2両を見て思うのでした。

 

 

2023-04-27 試6780M

お見送りは1104側でございます。

 

テールライトが、頬を赤く染めてガサガサな

車体を見られる事に羞恥の念を抱いているかの

様に見えます。

 

撮影するワタクシからすれば、良いではないか

良いではないか〜という気分ですけれど。

 

恥ずかしくともお主、その気なんじゃろ?と

下衆な勘繰りでシャッターを切りながら

クモヤ145に欲情致します。

 

 

2023-04-27 試9783M

今回の〆。

 

巻頭コマから引いた構図で復路を再度。

 

受診を終えて試運転の復路を狙うべく、今度は

佃踏切へ布陣致しました。

 

このスジだとサイドがまだ弱く色調差も往路の

側面バリ順に比べればまだマシでしょう。

 

ここからいつもならケツ打ちに挑戦する所で

ございますが、この時は撮影者がひしめき

断念致しました。

 

ですから撮影はこれでお終い。

 

ただ、折角のお仕事を公的に抜けての撮影で

ございますから、このまま帰るのも勿体無い。

 

そんな訳でここからはお遊びで居残る事に

致しました。

 

続きはまた、改めて。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!