この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
7月から岡山地区へ227系1000番台が投入との
報せがあり、同時に117系の引退が発表と
なりました。
ついこの4月に関西のピーマンこと緑の117系が
退役し、団臨で最後の花道を飾ったS5編成も
吹田へ廃回されております。
和歌山地区、関西に続きいよいよ最後の砦たる
岡山でも117系が消えゆく事になりました。
それやのに梅雨入り。
しかも何ですか、この週末はヤバい勢力の台風
まで列島へ近づくとかいう話でございます。
最後の撮影機会は果たして得られるのか。
天気予報との睨めっこが暫く続きそうですね…
さて、今回の更新は伯備線紀行の第2弾となる
前回の続きからご報告させていただきます。
前回は3082レを中心とした記事構成でしたが
今回はショバを変え、鳥取側の有名撮影地と
なります信号場付近へ陣取りました。
狙いは勿論、コレ。
6両貫通編成となります国鉄特急色に復刻した
381系やくも、その姿を初撮影でございます。
貫通扉が付いた前面はコダワるマニアにとって
エセ国鉄顔なんて揶揄されたりもしますが
それでもこのお顔とて立派なやくもの前面。
ワタクシはこちらの面もまた、増結などの
可能性を感じさせて好きでございます。
ではここから、前回の3082レ撮影直後へと
舞い戻りまして順を追ったレポへ移りたいと
思います。
実は3082レをあのショバにて狙いましたのは
切実な理由がございました。
その理由と申しますのがコチラ。
EF64 1005が牽引する下り貨物でございます。
所々コンテナが歯抜けになってはおりますが
まぁまぁ良好な積載でやって来ました。
3082レ同様に少数派となりました大宮更新の
若番釜でございます点も嬉しい所でした。
レンズを引いてもう一度狙います。
この3085レ、手前の駅で前回撮影しました
3082レと交換致します関係で、ここに居ると
僅か15分程の間に上下の貨物列車を狙えます。
そんな訳で欲張りなワタクシはどちらも撮影を
しようと考え、ここに布陣したのでした。
3085レを撮影した後は山中を分入りまして
信号場付近へ移動致します。
先ずは赤スカの略称でお馴染み、増結対応の
貫通扉を持つ顔が先頭のやくもを狙います。
気持ちコンパクトなサイズ感のあるHMを掲げ
カーブを駆け抜ける381系赤スカ先頭の4連。
こんな日常の中の風景も、残す所あと僅かと
なって参りました。
本数は381系より少ないながら、この区間の
貴重な普電でございます115系2連のG編成。
新見や高梁以南であれば115系D編成や213系
なんかも見られるのですが、鳥取側では専ら
115系G編成が活躍しております。
381系同様に岡山へ向かう運用もあれば出雲市
まで行く運用もあり、何気にロングランな
活躍だったり致します。
また、通年で2丁パンタなのも嬉しい所。
これで出雲市側先頭車も近郊顔であれば、もう
いう事無しな存在なのですが…惜しい!
国鉄やくもと並んでワタクシの標的でしたのが
前回も撮影致しました3082レでございます。
このショバへ布陣する際に列車を追い抜いて
再び撮影する機会を狙っておりました。
やはりカーブ構図でございますから、編成が
曲線を描く長い両数の貨物列車だと絵になると
思いまして。
この構図で撮影したかったのでございます。
3082レの後は時間が空きますので、その間に
下りサンライズを狙うべく移動致します。
ギリギリで編成が抜けます構図でございますが
他だとこんな風に編成を抜くのが難しそうで
やむを得ない判断でございました。
文句もおっしゃらずに着いて来て下さった
競馬ブロガー氏に感謝でございます。
特急色のやくもがお目見えという事で、先程の
ショバへ戻ります。
今回の〆。
巻頭コマから連写した二発目でございます。
躍動感を意識するのであれば、もう少し手前を
切り位置にすべき所でございますが残念ながら
ワイヤーが張ってあり断念。
お顔をスッキリ写す事に重点を置いた構図で
撮影致しました。
このコマをもちましてここでの撮影は終了。
次なるショバへと移動でございます。
続きはその3へ持ち越しでございますので
引き続きお楽しみ下さいませ。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!