写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2345列車 「 甲18 横浜市営地下鉄10000形(10083-10084)+4000形(4671f)の甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

酷い爪痕を残す事となりました台風2号

 

皆様がお住まいの地域はいかがでしょうか。

 

被災された方々の1日も早い復旧と元の生活へ

回帰されます事をご祈念申し上げます。

 

幸いな事にワタクシの住む地域は雨量こそ

多かったのですが、懸念した鉄道の運休や

道路の通行止めも無くやり過ごせました。

 

しかしながら、発生当初はあらぬ方向へ向いて

進んでおりました台風2号が、まさか急成長を

遂げた上に我が国へ進路を取るなど予想外。

 

まだ梅雨に入った、と報じられたばかりで

この始末でございます。

 

台風シーズンとなります9月には一体列島は

どうなってしまうのか…

 

平穏な撮り鉄デーを望みながら、今宵の更新を

始めたいと思います。

 

 

さて、今回の更新は2日に川車から新製出場と

なった横浜市営地下鉄の車両、その甲種輸送

撮影致しましたご報告とさせていただきます。

 

2日は台風2号の影響で四方を低気圧に囲まれて

西日本から東海、東日本と広範囲に雨が酷く

降ります1日となりました。

 

関西でも大阪南部や滋賀などがヤバそう、と

いう情報が入り、鉄道の運行状況が気掛かりと

なる1日ございました。

 

娘たちは必修の講義があるから、と大学へ行き

ワタクシも撮影の予定がありましたから

鉄道が止まる!という話は聞きたく無い案件で

ございまして。

 

幸い、甲種輸送につきましては友人から

神戸タを定刻発車したとの報せを受け、ならば

撮影出来るだろうと予想しまして沿線へと

向かう事に致しました。

 

 

2023-06-02 9866列車

EF65 2065の牽引で裏調子を駆け抜ける列車を

土砂降りの中、何とか仕留められました。

 

今回の甲種輸送横浜市営地下鉄の10000形が

手前に2両、その後ろに4000形が6両という

組成でございまして、車高のチグハグ感が出て

面白くなりました。

 

この列車を撮影したいが為に大雨の警報が出て

いる中を、ヒィヒィ言いながらショバへ布陣し

パンツまでびっしょり濡らしてしまいました。

 

果たしてその甲斐があった!と申せますかは

以下、順を追ってのご説明にてご判断下さい。

 

 

2023-06-02 5070列車

疲れ目でクマが出来ているかの様なライト周り

の汚れが目立つEF210-146が、先頭に立つ

この日の5070レが、撮影のスタートで

ございました。

 

ほぼマンコ…じゃない満コンな良積載が魅力の

編成でございますこの列車に合わせ、ショバへ

布陣しておりました。

 

この列車が定刻通過でございました為、これは

甲種も定刻で来るかな?と予想がつきます。

 

 

2023-06-02 223系V64編成他12両

続きましては223系の新快速を練習撮影として

狙ってみました。

 

列車からは引いての撮影でしたがそれでも薄く

雨粒が跳ねている様子も見て取れます。

 

正直、こんな雨の中でワタクシは一体何を

やっているのか!?と、自問したくなる様な

苦行でございます。

 

吹き付ける雨で機嫌を損ねた傘が役割を放棄し

既にズボンの尻辺りから下はグズグズ。

 

気持ち悪い…とアスカみたいな台詞を呟きつつ

甲種輸送を待ちます。

 

定刻であればもうすぐ列車が来る筈。

 

と、背後の調子踏切が鳴動する音が聞こえて

少ししますと、遠目に見覚えのあるライトが

煌めくのを確認致しました。

 

よし、定刻で来た!

 

 

2023-06-02 9866列車

挨拶代わりに望遠を飛ばし、まずは一コマ。

 

露出が厳しくISOアゲアゲな上に雨がカーテンと

化してボヤけてしまいました。

 

ここから構図をズラしまして、二発目は

こんな具合となりました。

 

 

2023-06-02 9866列車

圧縮構図でございますが、仮台車によって腰が

高い10000形と後ろの4000形との車高差は

このコマでも充分に判りますね。

 

ですがこんな構図ではワタクシは満足する事が

出来ません。

 

本命は更にレンズを引いての撮影と致します。

 

 

2023-06-02 9866列車

今回の〆。

 

ここまで引いた構図にしますと、何を牽引して

いるのかが判りますのでワタクシも満足。

 

甲種輸送の撮影記録は釜がどんな形式の車両を

何両牽いているのか、が肝要だと考えますので

基本的にはオーソドックスな構図よりサイドへ

振って撮影致します。

 

 

列車は予想通りこの後、京都貨物駅にて抑止と

なってしまいました。

 

この時は既に東海道本線の安土-米原

岡崎-豊橋が不通でございましたので、当然の

判断と申せましょう。

 

京都貨物駅までは定刻運行だったおかげで

ワタクシも撮影出来ました事に感謝しつつ速攻

で帰社致しまして、熱いシャワーを浴びたので

ございました。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!