この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
から中古車を譲受する、との報が流れました。
阪急が近鉄から中古車両を導入する、みたいな
突飛な話にワタクシも驚いております。
特に小田急8000系が対象となった点には
誤植か誤報を疑ってしまいました。
小田急、東急ともに西武同様JR線と繋がって
おりますので譲渡に際しては恐らく甲種輸送が
実施されるのでございましょう。
大変魅力的な大ネタでございます。
いいなぁ、撮りに行きたいなぁ…
さて、今回の更新は久しぶりに撮影致しました
ご報告させていただきます。
この日は車輪転削を施行する為、DE10が単機
にて東海道を下り吹田へ向かう、と教えて
いただきました。
嵯峨野釜の本線単機走行、それも昼日中。
これはもう、狙うしかないネタでしょう。
名神クロスの袂にあります佃踏切にて、本線を
駆け抜けていくDE10 1104を捉えました。
営業運転ではゴテっとしたトロッコカンを付け
装飾された前面でございますが、それも外され
スマートな姿の短鼻を先頭に致します。
でもカンはビス止めなのでしょう、短鼻前面に
しっかりと跡が残っております。
前面下部の白く塗られたステップが、ドリフの
髭ダンスを思い出させるのはワタクシだけ…?
初手は遠目からの面打ちでございます。
踏切が鳴り出し、カーブの向こうから黒塗りの
面(おもて)が音もなく出て来た瞬間。
集まった撮影者一同の緊張もマックスに高まる
場面でございます。
ここからすぐに構図を再構築すべく、逸る
キムチ…じゃない気持ちを抑えてレンズを引き
ピンを置き直して巻頭コマを仕留めました。
今回の〆。
更にレンズを引き、お好み構図にて決めコマも
美味しくいただきます!
この釜最大の特徴となりましょう、キャブ側面
に掲出された嵯峨野トロッコカンが引き立つ
角度を意識致します。
側面の車番を撤去し、ロゴを代わりに付けて
運行しております。
そうした特徴を狙っての撮影でございました。
JR西に在籍する同じ塗装のDE10 1156だと
キャブ側面は車番が有りますので、違いが
明確となっております。
オマケ。
走り去るDE10 1104を振り返ってケツ打ちも
狙って見ました。
営業運転では決して先頭に立たない長鼻側は
今回もケツ打ちでしか拝めませんでした。
吹田へ向かう為にわざわざ方転させて、短鼻を
先頭にしましたDE10 1104。
確かにDE10は全て東京方に1エンドが向く形と
なりますから、それに合わせての事でしょう。
と、いう事は。
吹田から出てくる際には普段見られない長鼻を
先頭にした姿が拝めるのか!?
そんな淡い期待を持って見送りました。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!