写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2461列車 「 嵯峨野釜!DE10 1104の吹田機関区入場回送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

西武鉄道がサステナ車導入として小田急と東急

から中古車を譲受する、との報が流れました。

 

阪急が近鉄から中古車両を導入する、みたいな

突飛な話にワタクシも驚いております。

 

特に小田急8000系が対象となった点には

誤植か誤報を疑ってしまいました。

 

小田急、東急ともに西武同様JR線と繋がって

おりますので譲渡に際しては恐らく甲種輸送

実施されるのでございましょう。

 

大変魅力的な大ネタでございます。

 

いいなぁ、撮りに行きたいなぁ…

 

 

さて、今回の更新は久しぶりに撮影致しました

嵯峨野観光鉄道保有するDE10 1104について

ご報告させていただきます。

 

この日は車輪転削を施行する為、DE10が単機

にて東海道を下り吹田へ向かう、と教えて

いただきました。

 

嵯峨野釜の本線単機走行、それも昼日中。

 

これはもう、狙うしかないネタでしょう。

 

 

2023-08-03 単9785列車

名神クロスの袂にあります佃踏切にて、本線を

駆け抜けていくDE10 1104を捉えました。

 

営業運転ではゴテっとしたトロッコカンを付け

装飾された前面でございますが、それも外され

スマートな姿の短鼻を先頭に致します。

 

でもカンはビス止めなのでしょう、短鼻前面に

しっかりと跡が残っております。

 

前面下部の白く塗られたステップが、ドリフの

髭ダンスを思い出させるのはワタクシだけ…?

 

 

2023-08-03 単9785列車

初手は遠目からの面打ちでございます。

 

踏切が鳴り出し、カーブの向こうから黒塗りの

面(おもて)が音もなく出て来た瞬間。

 

集まった撮影者一同の緊張もマックスに高まる

場面でございます。

 

ここからすぐに構図を再構築すべく、逸る

キムチ…じゃない気持ちを抑えてレンズを引き

ピンを置き直して巻頭コマを仕留めました。

 

 

2023-08-03 単9785列車

今回の〆。

 

更にレンズを引き、お好み構図にて決めコマも

美味しくいただきます!

 

この釜最大の特徴となりましょう、キャブ側面

に掲出された嵯峨野トロッコカンが引き立つ

角度を意識致します。

 

この釜しか保有していない嵯峨野観光鉄道では

側面の車番を撤去し、ロゴを代わりに付けて

運行しております。

 

そうした特徴を狙っての撮影でございました。

 

JR西に在籍する同じ塗装のDE10 1156だと

キャブ側面は車番が有りますので、違いが

明確となっております。

 

 

2023-08-03 単9785列車

オマケ。

 

走り去るDE10 1104を振り返ってケツ打ちも

狙って見ました。

 

営業運転では決して先頭に立たない長鼻側は

今回もケツ打ちでしか拝めませんでした。

 

 

吹田へ向かう為にわざわざ方転させて、短鼻を

先頭にしましたDE10 1104。

 

確かにDE10は全て東京方に1エンドが向く形と

なりますから、それに合わせての事でしょう。

 

と、いう事は。

 

吹田から出てくる際には普段見られない長鼻を

先頭にした姿が拝めるのか!?

 

そんな淡い期待を持って見送りました。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!