写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2592列車 「 最後のDE10!繁藤工臨の返空を狙う 2023・2月 四国中国チキ盛り遠征その2 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

首都圏でも積雪の地域がある、と報道されて

おります本日。

 

関西は生憎と雨降りでございます。

 

でも寒さは一際な気がする、そんな夜なのは

湿気の所為でしょうか。

 

カラッとした冬は何処へ…

 

 

さて、今回の更新は四国DEが牽引する工臨

返空を長時間露光にて撮影致しましたご報告と

なっております。

 

前回その1にて、土讃線の駅へ布陣致しまして

単機のDE10 1139が駅へ到着しチキを引き出し

に向かう所までを綴りました。

 

今回はその後のお話となります。

 

 

2023-02-23 工9264列車

DE10 1139が4両の空チキを牽いて出発を待つ

姿でございます。

 

発車までは暫く時間があり、撮影会の様相を

呈しておりました。

 

有り難い事にヘッドライトも点灯したままで

何コマも、色々な角度から狙える機会となって

ワタクシも夢中でコマを切ります。

 

ではここから、少し時間を巻き戻しまして前回

記事の直後より状況につきまして綴らせて

いただく事と致します。

 

 

2023-02-23 留置中のチキ4両

チキを引き出す為に留置線へ到着、チキと連結

したDE10が遥か前方に見えますタイミングで

ケツから列車を狙いました。

 

チキの左脇には運搬されたレールが積み上がり

山の様になっております。

 

ここで釜と連結後、ブレーキ管の確認などを

行ってからチキはDE10によってそぉーっと

引き出されまして、本線への渡り線へと

向かいました。

 

本線に転線した後、次は推進運転で本線の列車

停止位置へ据え付ける事となります。

 

 

2023-02-23 入換え作業中のチキ4両

定尺チキを先頭にして推進運転でホームへと

入線する場面でございます。

 

推進運転を強調する為に流し撮りを致しました

が、非常に低速でございました為あまり流れず

微妙な出来映えとなってしまいました。

 

それでもチキが動いている、釜のライトが

こちらを照らしている、といった辺りで推進と

察していただければ嬉しく思います…

 

 

2023-02-23 工9264列車

巻頭コマから構図を変えて狙ってみました。

 

単機とは異なり、後ろに空チキが付くだけで

一気に工臨という風情になります。

 

時刻は既に日付けが変わり未明となりました。

 

真冬の、太平洋まで車で小一時間くらいという

高知県の山中でございますが、同好の方と話を

しておりますとこの辺りは標高が高いそうで

寒さも一際厳しいとの話でございました。

 

雪こそないのですが、あまりの寒さに頭痛が

する程の状況となる中、それでも一心に列車を

記録致します。

 

 

2023-02-23 工9264列車

今回の〆。

 

広角系のズームレンズから付け替えまして更に

もう一コマ切らせていただきました、〆。

 

このショバで撮影中、地元関西で親しいお友達

に大変よく似た撮影者さんを見かけました。

 

いやいや似た方もいらっしゃるもんだなぁ、と

思っておりましたら、翌日のSNSにお友達氏が

ここでの撮影成果を投稿されておりまして

居たの!?と驚かされました。

 

先方からしたら寧ろワタクシが来ていた事に

驚きだったのかもしれませんが、僅か10名ほど

しか居ないショバにも関わらず暗い夜中かつ

撮影に夢中で気付かなかったのは残念…

 

後から互いにメッセージでいやぁまさか居たと

思いませんでした、なんて話て笑っちゃう良き

思い出となりました。

 

 

程なくしてこの日に撮影しましたDE10 1139も

除籍されてしまい、現在の四国には釜が1両も

居ない状況でございます。

 

噂によると気動車でチキを牽引する試験を実施

したものの、やはり釜の代わりにはならずに

試験は中断し工臨の施行は無くなっているとの

話も耳に致します。

 

今後、果たして四国の工臨はどうなるのか。

 

マニアとしては注視せざるを得ない状況で

ございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!