この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
本日はネタ撮りに行くべ、と北へ車を走らせた
ものの…残念な事にネタは既に去った後の事と
親切な先輩方に教えていただきました。
あわや待ちぼうけを食う所を助けていただき
感謝の極みでございます。
GW以来約2ヶ月ぶりにお会いした先輩氏、前回
お会いした時よりもすこぶるお元気そうでした
お姿が何より嬉しい機会でございました。
その後は気分を切り替え、日常ネタを仕込んで
夕方に帰宅、明日からのお仕事へ備えねばと
ゲンナリしつつ準備を進めております。
お仕事はしなければご飯が食べられませんが
したくない気持ちが年々高まりますワタクシ。
ちょっと7億円ばかり
口座に誰かが振り込んでくれませんかねぇ…
さて、今回の更新は聖地・調子踏切にて撮影を
致しました定尺チキの工臨につきましてご報告
させていただきます。
この日は前日に続いてサロン熊野路氏を交えた
教えていただきましたので参戦致しました。
久々の凸工臨、晴れてくれる…でしょうか?

通過する場面でございます。
まぁこんなモンでございますよね。
カァーッと陽が射して来ると、梁影を躱わした
撮影を意識せねばなりませんのでこれくらいが
丁度良いのかもしれません…

早朝、まだ夜の残り香が残っている調子踏切で
狙いましたのはEF510-507が牽く定期貨物。
ズラーッと並ぶ小豆色のコンテナに所々白い
コンテナが編成のアクセントになっております
その様を見ておりますと、白挿しの入った肉を
連想してしまいお腹が空いて参ります。
ああー!いいお肉が食べたいっ

陽が射して来た所でおでましになりましたのが
EF510-502の登板する貨物列車でございます。
こちらのコンテナは機次位がスカ、更には頭に
白いコンテナが積載されてお肉と申しますより
お豆腐を思い浮かべてしまいました。
あ、すき焼き…
濃ゆい刺身しょうゆにお砂糖と出汁を加えて
白菜やおネギ、糸こんにゃくを入れたお鍋を
グラッグラ煮込みまして、挿しの入ったお肉を
ササッと浸して白米と一緒に…
アカン、すき焼きしか食べたくない気分に。
と、そんな折に踏切が鳴り出しまして、遠くに
赤い車体が見えて来ました。

定尺チキ2両の短編成ですので、この構図だと
まるで単機みたいな写真になる挨拶ショット。
こちらを皮切りに本番の撮影が始まります。
それまで冗談を飛ばしたり、マル秘ネタ情報が
交わされていたショバは一気に静まり、時折
誰かの試し切りをするシャッター音が響くのみ
となります聖地・調子踏切。
緊張感MAXでございます。

今回の〆。
巻頭コマの一つ前、決めの切り位置にて仕留め
ましたのがこちらとなります。
温い朝日を浴びつつ夜通しのチキお迎え仕業を
返空列車。
ゴールはもう、すぐそこでございます。
DD51 1183は向日町に到着して仕業を終える
訳でございますが、朝練な我々撮影者はむしろ
これからが1日のスタート。
山盛りになって待ち構えるお仕事から少しでも
逃避すべく、暫く居残って可能な限り撮影に
時間を充てる事に致しました。

陽が昇った後に調子踏切を上る回送の283系は
有り難い事にこの日も逆オーシャン。
編成の真ん中でイラン顔同士をくっ付けます
付属編成の登板でございました。
また、283系以外にもここ調子踏切では朝の
お楽しみ列車が1本ございます。
それは、岡山の初期桃が牽く貨物8056レ。
この日はラッキーセブンな7号機が充当される
という事で、期待を高めて待ちます。
なんと申しましてもバリ晴れな構図となります
聖地・調子踏切で、先行きが危ぶまれる初期の
EF210が狙えるというのは有り難い事ですから
一同、固唾を飲んでその時を待ちます。

オマケ。
に……207系が…まさかのブロック走法を披露し
8056レはものの哀れなりにけり。
初期桃の釜番が普電に被せられる寸前に一コマ
辛うじて記録する事が出来ました。
ラッシュアワーが始まる時間には、それまで
息を潜める様に大人しくしていた内線普電群が
一斉に暴れ始めるのでございます。
朝練が孕む辛辣な罠には
努々、用心せねばなりませんね…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!