この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
本日も夜明け前出区からの朝練でございます。
有り難い事に東紀州からはサロン熊野路氏が
来られ、地元のお仲間方と楽しい時間を過ごす
事が出来ました。
が、以降は激務。
午後のチョイ抜けも叶わず作業に追われる一日
でございます。
明日はカメラも触らずにグッタリと過ごす事と
なりそうでございますワタクシ。
せめて、週二日は休みが欲しいなぁ…
さて、今回の更新は滅多に見る機会の無い事で
有名な、嵯峨野観光鉄道のDE10 1104について
ご報告させていただきます。
皆様もご存知の通り嵯峨野トロッコの本務機と
して活躍するこの釜、短鼻2エンド側が先頭に
なる編成でございます。
長い鼻面の1エンド側は常にトロッコ客車と
連結されておりますので、営業運転は勿論の事
トロッコの検査入出場に際しても拝む機会は
ありません。
そんな、普段は見る機会の無い長鼻1エンドを
先頭にして単機で駆けるDE10 1104を狙った
機会が今回の記事でございます。
先ずはご挨拶を、という事で向日町から出区し
回送線の築堤を走る姿を遠目から狙います。
1104の車番を掲げる1エンド先頭のデイトは
関西撮り鉄勢の違和感を思い切り引き出す程の
レアな場面でございます。
続いて決めのコマと位置付けます、形式美が
堪能出来る角度からの撮影に移りました。
この立ち位置、背景は架線やマンションなどで
中学の生活指導教員並みに小煩いのですが
この区間、横っ面に光線を受けるDE単機の
サイド寄りに立つショバは他に思い付かず…
ただでさえクロンボ車体の面は影に沈むのです
が、その分ヘッドライトが輝く姿を明確にする
意図もありました。
あの1104が1エンド先頭!という点を強調した
構図を狙っての布陣でございます。
今回の〆。
レンズを引きつつ手前まで釜を手繰り寄せた
撮影では多少、背景もマシになった感が。
薄く雲が棚引く青空を背にして、梅小路へと
帰るDE10 1104の姿でございます。
拙ブログでは以前にも嵯峨野釜の1エンド先頭
単機を記事にしておりますが、その時と同様に
今回もJR貨物吹田機関区へ車輪転削の為に単機
回送されております。
オマケ。
こちらは毎度お馴染みの2エンド側となる釜の
おケツを狙ってみました。
吹田へ出張中の1104が不在な間は、同じ塗装の
DE10 1156が嵯峨野トロッコを牽引する代役に
充てられておりました。
ですが1156はあくまでも西日本所属の釜。
そんなDEが貸し出されてトロッコを牽く場面も
また、撮影したかったなぁ、と思うので
ございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!