この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
最近は朝練しかしておりませんが今朝はついに
朝練さえサボってしまいました。
ほんの数時間でも睡眠を貪る方を選んでしまう
卑しい、いや、いやらしいワタクシをどうか
お許し下さい。
さて、今回の更新は米原転回となるロンチキの
返空列車を狙いましたご報告でございます。
この日の早朝、米原で折り返し瀬田付近での
レール卸しを終えたロンチキが撮影出来る、と
いう事で沿線へと赴きました。
日の出時刻が5時をとうに回りますこの時期。
夏場の早朝と申しましても、何処となく秋の
気配さえ感じさせます。
東の空が白み始めた中、DD51 1192が牽く
ロンチキの返空が朝日と競走する様に向日町へ
急ぐ場面でございます。
現場は下り本線でございますので、残念ながら
編成はケツエプロンとなります。
広角構図だと最後尾のエプロンは殆ど見えない
ですが、ここは編成をストレートに収める事を
優先致しました。
払暁の時間、夜の気配がまだそこら中に漂う
8月の5時前には、闇を切り裂くかの如く軽快に
SRCが駆け抜けて行きます。
ザラザラ仕上げで見づらい写真となりますが
Mc250-2が先頭に立っておりました。
背後の桂川駅構内から届く灯火をコンテナへと
反射させ、安治川口へ向け走り去ります。
ロンチキとSRCが近い時間でしたので1発目は
SRCから、と考えて布陣致しました。
お仲間のペダル先生も同じ考えだった様で偶然
こちらでご一緒させていただきました。
通過して行きます。
SRC通過後は急速に東の空が白く光だしまして
足元を漂っていた暗闇が除菌されるかの様に
瞬く間に駆逐されていきました。
そんな中を、押桃がエスコートする福通貨物が
颯爽と走り抜けて行きます。
ここからは
日頃から親しくして下さる調子の親分氏が参戦
されて一気に賑やかな雰囲気となりますショバ
でございます。
さぁ、次はいよいよ本番。
駅の曲線を抜けて顔を出しました。
早朝の雰囲気を出す為に露出を下げ、赤みが
少し残る空の色を優先致しました。
この撮影後、すぐにカメラの設定を明るめに
変更致します。
今回の〆。
返空でございます。
空の色を優先すると折角の凸が黒く潰れます為
ここは朱色を出すべく、露出アゲアゲ処置。
おかげでDD51のロンチキ牽引だと判る成果が
出せた次第でございます。
オマケ。
本記事2コマ目のSRCと同じコマなのですが
こちらは現像時に被写体を優先した露出に編集
致しました。
その分、朝焼けの雰囲気が白く飛んでしまい
本編への採用は見送る事となりました。
ですが先日ジョイントした遠方のブログ友氏に
埼玉の某お嬢様がSRC!SRC!と連呼されて
いたのに撮影が叶わなかったらしい…と聞き
慰みになれば、と掲載を決意致しました。
今期はSRCへの情熱があまり湧かず、ワタクシ
大して撮影しておりませんでしたので
これが精一杯でございます。
関東方面は夜明けがこちらより早いので今なら
日の出へ向かって走るSRC、50レが撮影可能な
様に思います。
旦那さんを引き連れて東海道本線へと参戦を
される機会が得られます様に、と願いながら
今回は筆を置く事に致します。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!