この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
本日は久々にのんびりと過ごしました。
いわゆる静養、という奴でございます。
明日から遠征という名の激務を予定してます為
英気を養っていた訳でございます。
遠征先では果たしてどの様な成果を得られるか
期待に胸を膨らませながら、出立の準備を
進める夜なのでございます。
さて、今回の更新はDD51が牽くロンチキを
狙いましたご報告でございます。
8月最初の土曜早朝、園部転回となるロンチキ
山陰本線の京都口で走るロンチキはムコソを
深夜に出て5時過ぎに戻って来るという、撮影
するには光線的にハードなスジでございます。
ですが夏場の今ならば。
珍しい桂川橋梁をロンチキが渡る場面を狙う
事が出来るのでございます。
日の出ギリギリの薄ら暗い時間、対岸から顔を
覗かせたDD51の牽くロンチキでございます。
が、暗い中でのハイビーム攻撃をモロに喰らう
立ち位置だった事もあり、ピントががが…
そんな噛み噛みご挨拶になりましたが、すぐに
レンズを引きまして構図を組み直します。
昇って来た陽光が背景の雲を朝の色へと照らす
中を、DD51 1109の牽くロンチキが寝ぐらへと
向けて過ぎ行きます。
露出は未だ充分とは申せない、朝に成り立ての
時間帯でございますから、空の色をこそ主題と
致しまして列車は暗めの仕上げでございます。
今回の〆。
更にレンズを引いて決めのコマに至ります。
頭上は白く、地平へ向けてほんのりと赤みが
色づくグラデーションスカイな中を、レアな
桂川を渡るロンチキというネタを仕留める事が
叶いました。
実に有り難い機会でございます。
オマケ。
編成のケツにぶら下がるエプロンをスナップで
撮影致しました。
丁度、地平には雲が横たわり直射を遮る形と
なりましたので、ド逆光が避けられたのもまた
有り難い事となりました。
こちらでは夜明け前にも関わらず実に沢山の
撮影者が集まって来られ、ワタクシも歓談を
楽しませていただきました。
ロンチキにこれほど人が集まるのか!と驚く程
良き撮影の機会に感謝でございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!