写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2812列車 「 JR貨物 EF65 2070+ヨ8000+コキ2両の京鉄博展示列車を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

セレモニー、日本語で申しますと式典、或いは

儀式といった所でしょうか。

 

人は死ねば故人を偲んでお葬式を挙げますし

結婚すれば結婚式、入学や卒業にも式典が都度

執り行われております。

 

一方でオギャアと誕生した際には、式典など

殆ど為されないのも興味深い話でございます。

 

お誕生日を祝う祭典こそ、規模の大小に差は

あれど催行されたり致しますが、生まれたその

時を祝う、というのは難しいのでしょう。

 

何せ、無事に生まれて来れば良いものの出産に

絶対はありませんから、式典のしようが無いと

いった感がございます。

 

不慮の事態に備えて催行しない、という事も

また必要なのかもしれません。

 

本日より京鉄博で展示されますJR貨物の車両。

 

入線セレモニーが挙行される手筈でしたが急遽

セレモニーは中止となってしまいました。

 

事情は推して知るべし、京鉄博からの発表では

ただJR貨物からの要望で中止、とあります。

 

それでも展示自体は施行される事が有り難く

関係する皆様のご尽力に頭が下がる思いなので

ございます。

 

 

さて、今回の更新は京鉄博展示の為に集まった

JR貨物の車両たちにつきまして、ご報告させて

いただきます。

 

今回の展示、当初のテーマは恐らく北陸・能登

で今年の正月に発生した震災に対する被災地へ

応援の意味合いがあったと思われます。

 

その趣旨のステッカーが貼付されたEF510-7が

吹田へ送り込まれましたし。

 

ですが、展示はEF510からEF65に挿し変わる

旨の発表がありまして。

 

 

2024-09-09 9080列車

鷺が舞う裏調子を、EF210-145の牽引で珍妙な

臨時貨物列車が駆け抜けます。

 

編成は機次位がEF65 2070と、後ろにヨ8000

更に西濃コンテナを載せたコキ107と黄色い

車体のコキ110が続きます。

 

この日は展示車両の、吹田から京鉄博へ向けた

送り込みの為の臨貨が走る、と教えていただき

早速、編成重視の構図で狙ってみました。

 

 

2024-09-04 8865列車

稲沢からの臨貨が、吹田を目指して桂川橋梁を

渡る場面でございます。

 

圧縮構図では編成が見づらいのですが、鮫が

何やら短い貨車を牽引しておりますね。

 

この列車も京鉄博展示に際しての送込みで

仕立てられたものでございます。

 

 

2024-09-04 8865列車

引きつけた構図でEF66 123がヨ8000と黄色の

コキ110を牽く編成を狙います。

 

貨車2両は京鉄博展示の為に一度、吹田へ集合

すべくやって来ております。

 

ヨ8000もそうですが、8865レにコキ110が

連結される場面もまた激レアなのではないで

しょうか。

 

僅か5両しか居ない黄色い貨車、コキ110。

 

眼福でございます。

 

 

2024-09-09 9080列車

日付けは変わりまして9日、展示される車両が

吹田から京都貨物へ送り込まれるという事で

裏調子へ布陣致しまして、先ずはご挨拶がてら

視界に入った列車を一コマ、パチリ。

 

午前中からダイヤが激しく乱れる状況で、定期

貨物も来ないので心配になりました…が。

 

この列車は有り難い事に定刻のお出まし。

 

展示機関車こそ赤ゴトーからPFに挿し変わって

しまいましたが、これはこれで青基調の統一感

がある編成だと思えます。

 

ここからレンズを引きまして、次は本命となる

構図にて列車を狙ってみます。

 

 

2024-09-09 9080列車

今回の〆。

 

構図の真ん中へ、最も見せたいヨ8000が来る

様にして編成を強調致しました。

 

ご覧の通り釜+釜の後にヨが付き、更に後ろに

コキが2両続く組成でございますのでワタクシ

個人的な好みとしてサイドから狙った構図と

させていただきます。

 

コキ107にはハローキティがあしらわれた西濃

コンテナと、ネスレのコンテナが載りまして

スワイプすればこの画像でもキティの姿が確認

出来ます。

 

また最後尾はブルボンの愛らしい熊が描かれた

コンテナがコキ110に積載されておりました。

 

PFにヨ8000、希少なコキ110が付くだけでも

素晴らしい組成でございますが、ここから更に

個性的なコンテナ複数種が積載され豪華で且つ

珍妙な列車に仕立てられました。

 

 

本日から始まりました京鉄博での展示企画。

 

タイミングの悪い事にJR貨物は逆風が吹き荒れ

アドバシティの真っ只中でございます。

 

何とかこの苦難を乗り切り、胸を張って日本の

貨物輸送を担い続けて欲しいと願います。

 

ついでに、九州のナナロクとパイチを京鉄博

展示して下さい…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!