この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
列車はtrain。駅はstation。軌道はrailと英語で
表記致しますが、はて、鉄道って英語やと何て
申すのでしたでしょうか…
という鉄道マニアにあるまじきド忘れに苛まれ
ました本日のワタクシ。
JRのRの部分が正解な訳でございますが
実は調べてみると、アメリカ英語ではこの部分
Railroadになるのだそうでございます。
え、じゃあrailwayだと通じないのかというと
こちらは米国の場合、短距離鉄道線を指すとの
話でございます。
つまり、大阪で申しますならば京阪はrailwayで
近鉄や阪急はrailroad、となるのでしょうか。
あ、でも京阪も三条から浜大津まで別路線が
伸びておりますから、合わせればrailroadだと
考えられますね。
と申しますか、ややこしいからやっぱ英国式で
全部railwayでええか。
そんな事を考えながら逃避する土曜午後なので
ございます。
さて、今回の更新は昨年GWの遠征より、新鹿
大俯瞰からキハ85系をスナイプ致しました
ご報告とさせていただきます。
銚子川での撮影を終えました我々一行、再び
サロン熊野路氏と合流を果たす事が出来まして
氏のエスコートにより新鹿地区へ車を走らせて
やって参りました。
線路は、新鹿湾に沿って緩く弧を描きながら
眼前を横切っておりまして、築堤と橋梁という
宅地より高い位置を走り抜ける線形で
ございます。
漁港近くには小舟も浮かぶ湾内を望みながら
ゆっくりとキハ85系が名古屋へ向け過ぎ去る
場面を切り取りました。
新鹿湾俯瞰ショバをGoogle mapより
熊氏と合流した我々は氏の先導によってR42号
バイパスを走り、新鹿ICを下りました。
手前に見える白い橋脚がR42号バイパスでして
右から一つ目の橋脚辺りが新鹿ICとなります。
そこから線路の方、つまり海に向けて走るのか
と思いきや車は線路とは正反対の熊野山中へと
分け入り始めます。
一体どこへ連れ去られるの?まさか馬越峠の
様なエグい山道をまた走るの!?と、些か不安
気味に付いて参りますと。
県道737号の道すがらにショバがありまして
木々の隙間から絶景が眼前に現れました。
毎回思うのですが、よくこんなショバを見つけ
られますよね…
定刻、新鹿駅へ入線する上り列車が前照灯を
輝かせて登場でございます。
ワタクシの機材ではこれが限界でございますが
もっと焦点距離が長いレンズがあれば、中々に
面白い撮影が出来そうだな、と感じます。
ここからすぐにズームを引きまして、お次は
主題の撮影に挑みます。
今回の決めコマ。
チラッと水平線を入れ込んだのはコダワリの
ポイントでございますが、ガスった空の所為で
海と空の境界が曖昧になりました。
集落を抜ける列車の姿は小さいものの、車体が
斜光線によって煌めく為に存在感が出てくれて
満足のいく撮影でございます。
暫く待ちますと、下りの列車がやって来ます。
こちらはケツ打ち気味になりますが、列車へと
ズームを少し寄せてみました。
橋梁部分ではあまり気にならなかったのですが
築堤側には信号機などが手前に立ち、編成が
意外とスッキリ抜けませんね。
ただ、ここまで離れた位置からの俯瞰ですと
それも気にならない程度でございますが。
今回の〆。
新鹿駅を通過して新宮へ向け走り去る列車を
〆として撮影致しましてここでのミッションは
完了致しました。
線路からは、かなり離れた位置からの撮影です
が良き光線と雄大なロケーション、そして良き
線形のおかげで遠征随一の成果となりました。
ここでの決めコマは昨年のワタクシが使う
PCでデスクトップの壁紙に採用しておりまして
毎日、新鹿湾を眺めたものでございます。
因みに現在はお盆の徳島で撮影したコマが
壁紙として採用されております。
kawaturu-tetudouroku.hatenablog.com
ワタクシとは異なり、雄大な俯瞰風景をワイド
構図で切り取られた同行のかわつる氏の記事を
例によって無断リンクにて宣伝致します。
合わせてご覧になって下さい。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!