写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2839列車 「 熊野灘をバックにキハ85系を狙う 2023・GW 南紀どっぷり遠征その9 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

旅の楽しみの一つに、現地でしか味わえない

食事について堪能するというのがあります。

 

ワタクシの場合は節約撮り鉄旅でございますし

旅館に宿泊して宿のお料理をいただく、なんて

贅沢とは無縁となっております。

 

ですからその代わりに現地スーパーへお邪魔し

惣菜などを漁るのが楽しみになる訳でして。

 

大体のスーパーでは地元産の商品と申しますと

牛乳、調味料辺りは確実に置いてますからその

地域の味を惣菜と合わせていただきます。

 

また、国道沿いなどにある道の駅では地元食材

だけでなく、加工品の販売もあって目移りする

事も多かったり致します。

 

トイレ利用だけでなく、自販機のチェックから

地元産品の吟味まですると、小一時間はすぐに

経ってしまいますのでスケジュール管理にも

気をつけねばなりませんが…

 

 

さて、今回の更新は長らく続いて参りました

紀州遠征の最後を飾るご報告でございます。

 

三瀬谷の橋梁で渾身の編成カットを仕留めた後

同行のかわつる氏はこの日の宿を新宮に取って

いらしたので、そこまでお送りすべく

車を走らせます。

 

ですが、その途中には幾つもの誘惑が我々を

手ぐすね引いて待ち受けていたのでした。

 

 

2023-05-05 キハ85系 特急 南紀

熊野灘を一望する高台の公園から、熊野市駅

入線するキハ85を狙います。

 

散々エスコートしていただいたサロン熊野路氏

でございますが、なんと氏はこの日の午前に

スマホ不調という凶事に見舞われまして、撮影

から離脱して修理に赴かれておりました。

 

そんな熊氏が数日前にSNSへ、この場所から

撮影した写真を投稿されていらしたのを見た

かわつる氏から、高台に登るべ?とご提案を

いただきます。

 

実は浜に沢山吊るされた鯉のぼりとのコラボを

こそ、お目当てにした俯瞰だったのですが…

 

惜しくも鯉のぼりはこの撮影の1時間ほど前に

片付けられてしまい、構図左端に僅かばかりが

泳ぐだけとなってしまいました。

 

 

2023-05-05  道の駅 大内山のソフトクリーム

 

昼飯を食べて三瀬谷の橋梁へ向かう直前、つい

甘味を求めて立ち寄りました道の駅で目当ての

大内山牛乳を使用したソフトクリームを入手。

 

記念に一コマ、スマホでパチリ。

 

地方遠征の際の定番、地元産品でございますが

何処のスーパー等でも大抵は、酒類・パンや

牛乳、調味料といった辺りだと手に入り易くて

重宝致します。

 

この東紀州遠征では、シュフノミセで牛乳を

購入しておりましたので、その牛乳を使っての

ソフトクリームも食べてみたいよね!と二人の

意見が一致、道の駅へ寄る事となりました。

 

 

2023-05-05       謎のイケメン兄さんの後姿と

 

ワタクシ、自身のソフトクリームと大内山牛乳

ソフトの幟を絡めた撮影をしようと試みますが

何と、構図には謎のイケメン兄さんの姿が写り

込んでしまいました。

 

ワタクシは良心的な撮り鉄ですから、構図に

この様な具合で人物が入り込んでいても大声で

邪魔じゃコラ!早よどかんかいしばくぞ!等の

罵声は挙げません。

 

その代わりパチリと一コマ撮影致しまして旅の

思ひ出にさせていただくのでございます。

 

しっかし謎のイケメン兄さん、後姿とはいえ

かわ何とか氏によく似ていらっしゃるなぁ…

 

因みにこのソフトクリーム、そこそこの値段な

だけあって、お味は濃厚なミルクのコクと

まろやかさが共存する美味しさだったと記憶

しております。

 

リピートしよ、と思うお味でございました。

 

 

2023-05-05 キハ85系 特急 南紀

三瀬谷からの移動途中、かわつる氏より寄り道

したい、とご要望を受けまして立ち寄ったのが

こちらのショバでございます。

 

阿曽付近の大内山川に掛かる橋梁にて、前日と

同じ様にサイド構図で4連貫通編成を撮影。

 

光線はちょい残念な感じで雲配給を喰らって

おりますが、これもまた良き記録と思って

掲載致しました。

 

ここでは、かわつる氏は気合い満点に入水され

川の中で撮影されていらっしゃいましたから

雲配給での落胆ぶりはワタクシの比では無いの

かもしれません…

 

 

2023-05-05 キハ85系 特急 南紀

紀伊長島近くの赤羽川橋梁にて、最後の編成

ショットを仕留めます。

 

ガータ部に掛かる車両がギラつく感じが嬉しい

一コマとなりました。

 

後は車をバイパスに乗せまして、熊野市まで

一息に乗り込みます。

 

 

2023-05-05 キハ85系 特急 南紀

この旅の〆。

 

まさか鯉のぼりが片付けられているとは思わず

坊主の砂浜とコラボする羽目になりましたが

それでも、この見応えある俯瞰風景は本遠征を

〆るに相応しい撮影でございました。

 

麓の駐車場からヒィヒィ言って山を登り、汗を

垂らしつつ望む熊野灘の美しい光景。

 

被写体がHC85に変わりました今でも、その

素晴らしさは微塵も変わらぬ筈でございます。

 

ただ…翌日

いえ、翌々日には筋肉痛で歩けなくなります。

 

 

kawaturu-tetudouroku.hatenablog.com

 

例によって先行されるかわつる氏の記事も

併せてご覧いただきますと、より仔細に遠征の

様子がお判りになるかと存じます。

 

旅程を立てていただき、二日間快くお付き合い

下さいましたかわつる氏に感謝致します。

 

 

このコマを最後に撮影を全て終えました我々。

 

かわつる氏を新宮へお送り致しました後は

十津川村方面へ、一人R168をひた走ります。

 

熊野山系の山々を3時間ほど掛けて走り抜いて

奈良県の五條へ出た時には、フラフラになって

しまいました。

 

若干ルートは異なりますが毎週の様に熊野から

各地へ下道で撮影に向かう、サロン熊野路氏の

凄さを痛感しながら帰路に就いたのでした…

 

最高のおもてなしで迎えて下さった熊氏にも

心より感謝申し上げます。

 

 

お刺身美味しかった〜♪

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!