この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
旅の楽しみの一つに、現地でしか味わえない
食事について堪能するというのがあります。
ワタクシの場合は節約撮り鉄旅でございますし
旅館に宿泊して宿のお料理をいただく、なんて
贅沢とは無縁となっております。
ですからその代わりに現地スーパーへお邪魔し
惣菜などを漁るのが楽しみになる訳でして。
大体のスーパーでは地元産の商品と申しますと
牛乳、調味料辺りは確実に置いてますからその
地域の味を惣菜と合わせていただきます。
また、国道沿いなどにある道の駅では地元食材
だけでなく、加工品の販売もあって目移りする
事も多かったり致します。
トイレ利用だけでなく、自販機のチェックから
地元産品の吟味まですると、小一時間はすぐに
経ってしまいますのでスケジュール管理にも
気をつけねばなりませんが…
さて、今回の更新は長らく続いて参りました
東紀州遠征の最後を飾るご報告でございます。
三瀬谷の橋梁で渾身の編成カットを仕留めた後
同行のかわつる氏はこの日の宿を新宮に取って
いらしたので、そこまでお送りすべく
車を走らせます。
ですが、その途中には幾つもの誘惑が我々を
手ぐすね引いて待ち受けていたのでした。
入線するキハ85を狙います。
散々エスコートしていただいたサロン熊野路氏
でございますが、なんと氏はこの日の午前に
スマホ不調という凶事に見舞われまして、撮影
から離脱して修理に赴かれておりました。
そんな熊氏が数日前にSNSへ、この場所から
撮影した写真を投稿されていらしたのを見た
かわつる氏から、高台に登るべ?とご提案を
いただきます。
実は浜に沢山吊るされた鯉のぼりとのコラボを
こそ、お目当てにした俯瞰だったのですが…
惜しくも鯉のぼりはこの撮影の1時間ほど前に
片付けられてしまい、構図左端に僅かばかりが
泳ぐだけとなってしまいました。
2023-05-05 道の駅 大内山のソフトクリーム
昼飯を食べて三瀬谷の橋梁へ向かう直前、つい
甘味を求めて立ち寄りました道の駅で目当ての
大内山牛乳を使用したソフトクリームを入手。
記念に一コマ、スマホでパチリ。
地方遠征の際の定番、地元産品でございますが
何処のスーパー等でも大抵は、酒類・パンや
牛乳、調味料といった辺りだと手に入り易くて
重宝致します。
この東紀州遠征では、シュフノミセで牛乳を
購入しておりましたので、その牛乳を使っての
ソフトクリームも食べてみたいよね!と二人の
意見が一致、道の駅へ寄る事となりました。
2023-05-05 謎のイケメン兄さんの後姿と
ワタクシ、自身のソフトクリームと大内山牛乳
ソフトの幟を絡めた撮影をしようと試みますが
何と、構図には謎のイケメン兄さんの姿が写り
込んでしまいました。
ワタクシは良心的な撮り鉄ですから、構図に
この様な具合で人物が入り込んでいても大声で
邪魔じゃコラ!早よどかんかいしばくぞ!等の
罵声は挙げません。
その代わりパチリと一コマ撮影致しまして旅の
思ひ出にさせていただくのでございます。
しっかし謎のイケメン兄さん、後姿とはいえ
かわ何とか氏によく似ていらっしゃるなぁ…
因みにこのソフトクリーム、そこそこの値段な
だけあって、お味は濃厚なミルクのコクと
まろやかさが共存する美味しさだったと記憶
しております。
リピートしよ、と思うお味でございました。
三瀬谷からの移動途中、かわつる氏より寄り道
したい、とご要望を受けまして立ち寄ったのが
こちらのショバでございます。
阿曽付近の大内山川に掛かる橋梁にて、前日と
同じ様にサイド構図で4連貫通編成を撮影。
光線はちょい残念な感じで雲配給を喰らって
おりますが、これもまた良き記録と思って
掲載致しました。
ここでは、かわつる氏は気合い満点に入水され
川の中で撮影されていらっしゃいましたから
雲配給での落胆ぶりはワタクシの比では無いの
かもしれません…
紀伊長島近くの赤羽川橋梁にて、最後の編成
ショットを仕留めます。
ガータ部に掛かる車両がギラつく感じが嬉しい
一コマとなりました。
後は車をバイパスに乗せまして、熊野市まで
一息に乗り込みます。
この旅の〆。
まさか鯉のぼりが片付けられているとは思わず
坊主の砂浜とコラボする羽目になりましたが
それでも、この見応えある俯瞰風景は本遠征を
〆るに相応しい撮影でございました。
麓の駐車場からヒィヒィ言って山を登り、汗を
垂らしつつ望む熊野灘の美しい光景。
被写体がHC85に変わりました今でも、その
素晴らしさは微塵も変わらぬ筈でございます。
ただ…翌日
いえ、翌々日には筋肉痛で歩けなくなります。
kawaturu-tetudouroku.hatenablog.com
例によって先行されるかわつる氏の記事も
併せてご覧いただきますと、より仔細に遠征の
様子がお判りになるかと存じます。
旅程を立てていただき、二日間快くお付き合い
下さいましたかわつる氏に感謝致します。
このコマを最後に撮影を全て終えました我々。
かわつる氏を新宮へお送り致しました後は
十津川村方面へ、一人R168をひた走ります。
熊野山系の山々を3時間ほど掛けて走り抜いて
奈良県の五條へ出た時には、フラフラになって
しまいました。
若干ルートは異なりますが毎週の様に熊野から
各地へ下道で撮影に向かう、サロン熊野路氏の
凄さを痛感しながら帰路に就いたのでした…
最高のおもてなしで迎えて下さった熊氏にも
心より感謝申し上げます。
お刺身美味しかった〜♪
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!