この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
日照時間。
撮り鉄においてこの時間は実に重要でして
日の出、日の入を把握しておかねば撮影の際に
泣きを見る羽目になる事もございます。
今の時期は冬至に向け、日照時間がザクザクと
削られておりますから夕刻などは特に、気が
つけば陽が沈んだなんて事になりかねません。
ならばもういっその事、夜闇に紛れた撮影で
いいかな、と思えまして灯火を求めて駅に
向かう時期でもありまして。
沿線の場合ワタクシの機材だと、暗すぎてほぼ
ピントが合わせられません。
ですから闇鉄では駅で狙う事になるので
ございます…
さて、今回の更新は久しぶりの重連ロンチキに
つきましてご報告させていただきます。
梅田貨物線が地下化した事で、勾配を越える為
にロンチキの重連化が増えました昨今。
ですが、反対に朝が中々起きられずワタクシは
撮影回数が減少してしまいました。
いえ、それではイケマセンね。
という訳で今回はちゃんと撮りまっせー、と
勢い込んで夜の駅へと足を運びます。
仕留めました。
立ち位置が駅の中程でしたので、尻に付きます
エプロンの姿は暗がりの中に残されたまんまで
画面越しだとほぼ見えません。
ですが一応フレームにはケツまでちゃんと入る
形にはなっております。
ファーストショットは駅へ姿を現した場面から
ご挨拶がてらに狙っておりました。
夏の彼女が着る水着の様に眩しいハイビームで
姿だけは辛うじて見えます。
本来であればハイビームをかます被写体を相手
取る場合、引きつけて眩しさを消すのが良いの
ですが今回は前面よりも編成の見てくれを重視
しまして、中望遠で挑みました。
今回の決めコマ。
その結果、やはり眩しい仕上がりにはなります
けれど釜の番号は読み取れましたので、ヨシ。
夜闇を切り裂く眩しい前照灯が、パラパラ降る
小雨を照らしながら目前を通過して行きます。
この立ち位置だと頭から9両ほどしか、灯火の
恩恵に与れませんのでやはりケツは闇の中。
この点だけは次の機会がありましたら改善を
考えねばなりません。
オマケ。
後位にはDD51 1183が就いており、復路では
この釜が先頭に立つ事となります。
それにしましても、凸重連と申しますものは
魅力的でございます。
この様な被写体が撮影出来る今、に感謝だなと
思う次第でございます。
今回の〆。
停車中の列車を駅の外から失礼致しましての
ケツ打ちでございます。
暗がりが酷く、編成は抜けませんからエプロン
一択で狙ってみました。
レールを卸す際のガイドとなります黄色の爪に
反射板は上部取付、と記載されております。
確かに連結器左右にも、反射板を付ける為の
フックがありますから記載が無ければつい下に
付けてしまいそうですよね。
ですがそこに取り付けてしまうと、いざ現場で
爪を下げた際に干渉するのではなかろうか、と
愚考致します。
だから上部取り付けなのでしょう。
この撮影時期は、まだ辛うじて返空は沿線にて
撮影可能だったのでございますが、生憎お天気
の良くないコンディションだったのと、寝坊で
不参戦となってしまいました。
今季も既に日の出は6時となり、沿線ではもう
返空の撮影が難しくなってしまいました。
うっかり寝坊など実に勿体無い限りだと思うの
ですが、夜の方に参戦したからまぁいいか、と
つい甘えてお布団に潜り込んだワタクシなので
ございます…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!