写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2840列車 「 重連ロンチキ!阪和工臨を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

日照時間。

 

撮り鉄においてこの時間は実に重要でして

日の出、日の入を把握しておかねば撮影の際に

泣きを見る羽目になる事もございます。

 

今の時期は冬至に向け、日照時間がザクザクと

削られておりますから夕刻などは特に、気が

つけば陽が沈んだなんて事になりかねません。

 

ならばもういっその事、夜闇に紛れた撮影で

いいかな、と思えまして灯火を求めて駅に

向かう時期でもありまして。

 

沿線の場合ワタクシの機材だと、暗すぎてほぼ

ピントが合わせられません。

 

ですから闇鉄では駅で狙う事になるので

ございます…

 

 

さて、今回の更新は久しぶりの重連ロンチキに

つきましてご報告させていただきます。

 

梅田貨物線が地下化した事で、勾配を越える為

にロンチキの重連化が増えました昨今。

 

ですが、反対に朝が中々起きられずワタクシは

撮影回数が減少してしまいました。

 

いえ、それではイケマセンね。

 

という訳で今回はちゃんと撮りまっせー、と

勢い込んで夜の駅へと足を運びます。

 

 

2024-10-02 工8895列車

DD51 1191が前位に就くロンチキ阪和工臨

仕留めました。

 

立ち位置が駅の中程でしたので、尻に付きます

エプロンの姿は暗がりの中に残されたまんまで

画面越しだとほぼ見えません。

 

ですが一応フレームにはケツまでちゃんと入る

形にはなっております。

 

 

2024-10-02 工8895列車

ファーストショットは駅へ姿を現した場面から

ご挨拶がてらに狙っておりました。

 

夏の彼女が着る水着の様に眩しいハイビームで

DD51の車番さえ読み取れませんが、凸重連

姿だけは辛うじて見えます。

 

本来であればハイビームをかます被写体を相手

取る場合、引きつけて眩しさを消すのが良いの

ですが今回は前面よりも編成の見てくれを重視

しまして、中望遠で挑みました。

 

 

2024-10-02 工8895列車

今回の決めコマ。

その結果、やはり眩しい仕上がりにはなります

けれど釜の番号は読み取れましたので、ヨシ。

 

夜闇を切り裂く眩しい前照灯が、パラパラ降る

小雨を照らしながら目前を通過して行きます。

 

この立ち位置だと頭から9両ほどしか、灯火の

恩恵に与れませんのでやはりケツは闇の中。

 

この点だけは次の機会がありましたら改善を

考えねばなりません。

 

 

2024-10-02 工8895列車

オマケ。

後位にはDD51 1183が就いており、復路では

この釜が先頭に立つ事となります。

 

それにしましても、凸重連と申しますものは

魅力的でございます。

 

この様な被写体が撮影出来る今、に感謝だなと

思う次第でございます。

 

 

2024-10-02 工8895列車

今回の〆。

停車中の列車を駅の外から失礼致しましての

ケツ打ちでございます。

 

暗がりが酷く、編成は抜けませんからエプロン

一択で狙ってみました。

 

レールを卸す際のガイドとなります黄色の爪に

反射板は上部取付、と記載されております。

 

確かに連結器左右にも、反射板を付ける為の

フックがありますから記載が無ければつい下に

付けてしまいそうですよね。

 

ですがそこに取り付けてしまうと、いざ現場で

爪を下げた際に干渉するのではなかろうか、と

愚考致します。

 

だから上部取り付けなのでしょう。

 

 

この撮影時期は、まだ辛うじて返空は沿線にて

撮影可能だったのでございますが、生憎お天気

の良くないコンディションだったのと、寝坊で

不参戦となってしまいました。

 

今季も既に日の出は6時となり、沿線ではもう

返空の撮影が難しくなってしまいました。

 

うっかり寝坊など実に勿体無い限りだと思うの

ですが、夜の方に参戦したからまぁいいか、と

つい甘えてお布団に潜り込んだワタクシなので

ございます…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!