この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
ご存知の通り愛称が鯨と呼ばれますEF200は、
急速にその数を減らし2019年度中には運用から
離脱するとJR貨物からもアナウンスがございます。
変電設備の容量を超える出力を持つ為に
デチューンされ、不出世の釜となりました。
そんなEF200も今年度増備されます押し桃に
押し出される形で、いよいよ最後の奉公先である
吹田機関区での運用を終えようとしております。
さて、今回の更新はこの6月に九州の新形式
YC01系の甲種輸送を撮影しに行きました折に
捉えておりました鯨についてのご報告となります。
2018-06-01 2086列車 西明石ー明石
架線と並行するワイヤーの影が車体に掛かります
初夏の山陽路を、吹田へ向けて力走するEF200-18。
この時すでに定期運用は失っており、特定の列車へ
代走で充当されておりました。
2018-06-01 2081列車 明石ー西明石
貨物列車を取り終えて振り向くと、そこにも鯨が!!
慌ててシャッターを切ったのでこんな残念写真に…
こちらは鯨の中でも側面窓の枠が白い異端車でして
何気に人気となっております。
噂では現在、運用を既に離脱したのではないかとも
言われておりますが、果たして真相は…?
2018-06-01 配6866列車 西明石ー明石
広島からの配給便となります臨時列車にも
EF200-2が登板しておりました。
この日は車軸を積んだコンテナを載せたコキを
一両つないだ可愛い編成でのお出ましでございます。
2018-06-01 配6866列車
オマケ。
大きくてゆったりとしたスタイルを持つ
その活躍もあと少しで幕を閉じようと
しております。
幸いな事に山陽路では今も毎日、代走運用に
充当されておりますので、今の内に
鯨を捕獲してみるのも楽しいのではないでしょうか。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!