この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
本日は良い陽射しが降り注ぐ日中となりました
関西でございます。
偶々、病院受診の設定がありましたワタクシは
お仕事を休みまして空き時間に鉄活。
日常の貨物列車などを撮影して楽しみました。
貨物も間もなく運休に入る時期。
その前に撮影する事が出来まして有り難い一日
となりました。
所で、福知山線のあの痛ましい事故からもう
今年で19年が過ぎたのでございますね。
イチ撮り鉄として沿線に立つ身の上、僭越では
ございますが事故の犠牲になられた乗客並びに
運転士のご冥福を謹んでご祈念申し上げます。
運転士のミスが招いた事故という見解ですが
そのミスを誘発しましたのはJR西の管理体制。
イジメや見せしめと変わらない指導が根底に
ありますのは容易に拝察出来ます。
ゆえにあの事故はJR西が招いた人災だと考える
方も多数いらっしゃる様でございます。
鉄道の安全で明るい未来を向いて、今後とも
邁進して貰いたいものでございます。
さて、今回の更新は鉄道の安全で明るい未来を
築く上で欠かせない、縁の下の事業用列車に
つきましてのご報告でございます。
この日は向日町の入換仕業を終えて宮原操車場
へと戻るDE10が配給列車として走る、との事
でございました。
相も変わらぬ曇天となりましたこの日。
普通に撮影しても面白くなさそうでしたので
ちょっと引いた立ち位置からの構図を組む事に
致しました。
以前にも同じ様な立ち位置から狙った事が
あった気も致しますが、春らしい構図は今回が
初めてでは無いでしょうかね。
EF65 1133がDE10 1152を牽く配給列車を
新井正の直線にて、桜と絡めて狙いました。
遠く、奈良と大阪を分かつ生駒の山々を望む
天王山のお膝元を、赤と青の2両が手を繋いで
過ぎ去る場面でございます。
もう少し列車へ寄せた構図にしようかとも
考えたのですが、ドンヨリ空ながらも優しい
ピンク色をした桜の花々が目を引きましたので
引き構図で花を多く取り込んでみました。
練習電には敦賀と大阪を結ぶ連絡特急と化した
サンダバを撮影致します。
2両目以降は桜の花に遮られてフェードアウト
しております。
ふと手元を見ると、欄干の上をのっそり歩く
小さな虫が居りました。
後ろの桜をぼやかす構図で、これもまた春の
到来を告げる使者かなぁとシャッターを切って
遊んでみます。
この様なタイミングで列車が来れば、面白い
絵になったのですが残念ながら虫が去るまでは
列車が来る事はありませんでした…
今回の〆。
今回は挨拶ショットの撮り様も無い構図でして
いきなり本命となる撮影からスタート。
〆はファーストショットでございました。
構図の真ん中、日の丸の様な位置に主役となる
DE10を据えまして、左を桜が、右をPFが固め
ます陣容と致しました。
巻頭コマはこの次に撮影したものを据えまして
記事の顔とさせていただきました。
オマケ。
走り去る後ろ姿にもフォーカス致しました。
八幡山の裾と、淀川堤を彩る桜がチラッと見え
列車の足元には僅かながら黄色い菜の花も。
ガチ撮り編成撮影が記録の本道なのですが
偶にはこんなお遊びに振った撮影も面白い、と
思う春の夜なのでございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!