写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2670列車 「 阪急電鉄5300系(5313f)の正雀出場試運転を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

前夜から降り続く雨がようやく上りましたが

終日、お陽様の姿は見られませんでした関西。

 

チョイと朝練を〜なんて考えておりましたが

早朝、目が覚めたものの窓の外を見て気分が

萎えてしまいお布団へと反転攻勢を掛けました

ワタクシでございます。

 

敵はお布団に有り!と、我が手勢を率いまして

惰眠を貪る朝なのでございました。

 

後から、雨天の凸重連ロンチキも良さげな撮影

になったかなぁ…などと後悔しております。

 

 

さて、今回の更新は梅田と河原町を結びます

阪急京都線で活躍する古株、5300系の試運転

撮影を致しましたご報告でございます。

 

この5300系、3300系と並び阪急では少数派と

なりました車体全体がマルーン一色のいわゆる

フルマルーン塗装で人気を博しております。

 

フルマル、と略して呼ばれたりしてますね。

 

そんなフルマルが試運転やるよ、と教えて

いただきましたので時間を作って沿線へ。

 

 

2024-04-16 5300系5313編成

前パンを振り上げて走る5300系、その姿

自体は日中も普段から見られるのですが、幕は

試運転でしか見る事が出来ません。

 

優等列車への充当機会も無い形式ですし灯火が

フル点灯しているのも、また良き姿だと

申せましょう。

 

普段の運用だと貫通扉横の標識灯は片方が消え

各駅停車を示す姿でございますから。

 

 

2024-04-16 5300系5313編成

撮影は勿論、往路からスタート致しました。

 

曇天でございましたので逆光構図でもそれなり

な撮影が叶う、と踏んでここに布陣致します。

 

結果、まずまずな色の出具合となりました。

 

撮影後は復路に備えてすぐに移動致します。

 

 

2024-04-16 9300系9302編成

本番前の練習電には、これまた幕車の編成が

やって来てくれました。

 

LED表示だとSSを落とさねば写りませんので

幕車は有り難い存在でございます。

 

これで気を良く致しましたワタクシ、次は

本番を迎えますが肩の力を抜いてリラックスし

撮影に挑む事が出来ました。

 

 

2024-04-16 5300系5313編成

高架を駆け降りてくる場面を狙います

挨拶ショットが撮影スタートの号砲代わり。

 

ここからでも、赤幕白字の試運転表示が映える

フルマル5300系の大きな幕が有り難く感じる

撮影となりました。

 

このコマを切ってすぐにレンズを引き、本命の

撮影へと移行致します。

 

 

2024-04-16 5300系5313編成

今回の〆。

 

試運転表示を掲出し、正雀へ戻る5313編成を

狙い通りに仕留める事が出来ました。

 

検査明けで車体塗装も美しい姿となりますが

ここで目を引きますのは床下機器でしょう。

 

子持ちシシャモが抱えた卵みたいに、床下で

ぶら下がる機器類が鮮やかな灰色なのが魅力の

試運転なのでございます。

 

営業運転に就きますとすぐに汚れてしまい

卵らしさが薄まってしまいますからねぇ…

 

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!