写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

通達194 「 銀ゴトーと広島更新色のロクヨンセン8864レを狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

 

弊社にはエアコン設備がございません。

 

冬は芯から冷え、夏はやたらと汗をかく。

そんな職場でございます。

 

理由は、弊社が製造している商品が常温でないと効率が悪いから、なのですが

働く我々には辛い環境です。

 

 

 

国鉄時代に製造された車両も、多くは製造当初、非冷房が当たり前でございました。

 

天井に取り付けられた扇風機が気怠げに回る姿を見て、花火大会の帰りなどの混雑時に

乗車した時には、特に恨めしく感じたものです。

 

 

それでも分割民営化の前にはほとんどの客車、気動車、電車に

冷房設備が取り付けられ、今の車両は新製時から冷房が付いているのは当たり前。

 

ありがたい話でございます。

 

 

JR貨物で採用されている機関車も例外ではありません。

 

国鉄型車両の頭の上に長細い冷房機器が追加搭載されたのは90年代に入ってから。

 

それまで機関車の窓は、夏になると全開だったのです。

 

 

さて、今回はJR貨物富山機関区に集中配置されているEF510 の中でも

2両しかいない元カシオペア塗装のスター釜、銀ゴトーを狙った記事となります。

 

 

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2017-06-18 207系H2編成+3連  摂津富田ー高槻

 

この日最初の撮影は207系でございました。

 

大阪方面から高槻までは207系、または321系の本数が多く

よく練習でお世話になっております。

 

 

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2017-06-18 207系T7編成+3連  摂津富田ー高槻

 

陽が陰った為に再度練習電。

それでもまだ暗いな、と思っていたら再び陽が射しまして。

 

 

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2017-06-18 3095列車  摂津富田ー高槻

 

EF510の銀釜は509号機と510号機の2両が存在しておりまして、

この日は509号機がやって参りました。

 

 

今回は訳わかる明るさでございました。

 

 

この撮影後は所要で席を外しまして、夕方の8864レを狙いに再び舞い戻りました。

 

 

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2017-06-18 223系V46編成+8連  摂津富田ー高槻

 

この日初めての223系新快速。

 

側面にあたる陽がもう夕方の光線になっております。

 

 

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2017-06-18 287系HC603編成  摂津富田ー高槻

 

日根野所属の287系は山陰本線系統と異なり、側面の帯がエメラルドグリーンです。

 

こちらはくろしお号として白浜・新宮と京都を結んでおります。

 

 

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2017-06-18 8864列車  摂津富田ー高槻

 

この列車が来る直前に陽が建物に隠れてしまい、暗くなってしまいました。

さらに後ピンでございます。

 

案外と単機を撮影するのも難しいものでございます。

狙った画像にする事が出来ませんでした。

 

 

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2017-06-18 同上  摂津富田ー高槻(後打ち)

 

オマケ。

 

今度はバックショットを。

 

こちらは比較的綺麗な色合いとなりました。

 

ただ、足回りに橋梁の柵が掛かっており、ほんまのオマケカットでございます。

 

 

 

JR化後に製造された機関車は勿論、国鉄型の機関車も

今では冷房設備が搭載されております。

 

 

まだ私が未成年だった昔、

犬走り(線路内の保線通路)で撮影しながら機関士さんに手を振ると、

全開の窓から顔を覗かせて「おぉ!」と声をかけて下さった事もありました。

 

 

犬走での撮影も、全開の窓も過去のもの。

今では、もう交わされない触れ合いでございます。

 

 

 もっとも、機関士さん方からすれば労働環境が改善され、

効率よく乗務出来るのでしょうね。

 

 

この日はそんな事を考えながら帰宅してトイレへ入ると、

 

私の社会の窓が全開のままでした。

 

 

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!