この記事をご覧いただき、ありがとうございます。
弊社にはエアコン設備がございません。
冬は芯から冷え、夏はやたらと汗をかく。
そんな職場でございます。
理由は、弊社が製造している商品が常温でないと効率が悪いから、なのですが
働く我々には辛い環境です。
国鉄時代に製造された車両も、多くは製造当初、非冷房が当たり前でございました。
天井に取り付けられた扇風機が気怠げに回る姿を見て、花火大会の帰りなどの混雑時に
乗車した時には、特に恨めしく感じたものです。
それでも分割民営化の前にはほとんどの客車、気動車、電車に
冷房設備が取り付けられ、今の車両は新製時から冷房が付いているのは当たり前。
ありがたい話でございます。
JR貨物で採用されている機関車も例外ではありません。
国鉄型車両の頭の上に長細い冷房機器が追加搭載されたのは90年代に入ってから。
それまで機関車の窓は、夏になると全開だったのです。
さて、今回はJR貨物富山機関区に集中配置されているEF510 の中でも
2両しかいない元カシオペア塗装のスター釜、銀ゴトーを狙った記事となります。
2017-06-18 207系H2編成+3連 摂津富田ー高槻
この日最初の撮影は207系でございました。
よく練習でお世話になっております。
2017-06-18 207系T7編成+3連 摂津富田ー高槻
陽が陰った為に再度練習電。
それでもまだ暗いな、と思っていたら再び陽が射しまして。
2017-06-18 3095列車 摂津富田ー高槻
EF510の銀釜は509号機と510号機の2両が存在しておりまして、
この日は509号機がやって参りました。
今回は訳わかる明るさでございました。
この撮影後は所要で席を外しまして、夕方の8864レを狙いに再び舞い戻りました。
2017-06-18 223系V46編成+8連 摂津富田ー高槻
この日初めての223系新快速。
側面にあたる陽がもう夕方の光線になっております。
2017-06-18 287系HC603編成 摂津富田ー高槻
日根野所属の287系は山陰本線系統と異なり、側面の帯がエメラルドグリーンです。
こちらはくろしお号として白浜・新宮と京都を結んでおります。
2017-06-18 8864列車 摂津富田ー高槻
この列車が来る直前に陽が建物に隠れてしまい、暗くなってしまいました。
さらに後ピンでございます。
案外と単機を撮影するのも難しいものでございます。
狙った画像にする事が出来ませんでした。
2017-06-18 同上 摂津富田ー高槻(後打ち)
オマケ。
今度はバックショットを。
こちらは比較的綺麗な色合いとなりました。
ただ、足回りに橋梁の柵が掛かっており、ほんまのオマケカットでございます。
JR化後に製造された機関車は勿論、国鉄型の機関車も
今では冷房設備が搭載されております。
まだ私が未成年だった昔、
犬走り(線路内の保線通路)で撮影しながら機関士さんに手を振ると、
全開の窓から顔を覗かせて「おぉ!」と声をかけて下さった事もありました。
犬走での撮影も、全開の窓も過去のもの。
今では、もう交わされない触れ合いでございます。
もっとも、機関士さん方からすれば労働環境が改善され、
効率よく乗務出来るのでしょうね。
この日はそんな事を考えながら帰宅してトイレへ入ると、
私の社会の窓が全開のままでした。
それでは、
この記事をご覧いただき、ありがとうございました!