写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第755列車 「 ~カモレにまつわるエトセトラ~ ある日の1182レ、5085レ、5087レを狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

本日はいつになく日中も冷え込みました関西。

 

明日の朝はこの冬一番の冷え込みなんだとか…

 

水道管が破裂する様な事に

ならなければ良いのですが。

 

 

気温が低く朝晩の外出は堪えるのですが、太陽が

降り注ぎます日中、風も無くほんのりと温い

午後になりますと向日町界隈では、目の離せない

貨物列車が走る時間となります。

 

まず、本来はロクロクが充当されます5085レ。

 

こちらは現在、吹桃の代走が続いております。

 

この5085レには送り込みや回送を兼ね、時々

無動力のオマケが機次位にぶら下がって来ます。

 

また、新鶴見のPFが関西へやってきます5087レも

 

5085レに続いて外せない列車となります。

 

この時間帯には他にも、工臨に供されます

レール輸送の1182レとその返しとなります1881レや

梅小路とムコソを結ぶレール配給の列車が走る為、

お天気が良い午後にはぶらっと線路端へ足を向けて

しまうのでございます。

 

 

さて、今回の更新はそんなある日の日曜日、

お天気の良い昼下がりにコタツから這い出しまして

カメラを片手に出掛けましたご報告となります。

 

 

この日の新鶴見PF来阪列車となります5087レには

原色となったEF65 2065が充当されておりました。

 

同じ場所で配給も狙えば原色PF撮り比べが出来る!と

いう事で、この時期の光線から背景は無視して

向日町の生コン裏へ布陣致します。

 

 

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2019-01-13 5087列車  京都貨物ー向日町(操)

 

京都貨物での荷役を終え、複々線の更に奥と

なりますムコソへの回送線をやってきました2065。

 

この後、渡り線を越えて本線へ合流し

吹田(タ)を目指します。

 

 

風が吹くと冷たいのですが、それさえ凌げれば

仄かな陽気が厚着の身体をそっと温めてくれる、

そんな午後でございます。

 

折角ですので、通過順では無くお次はJR西の

PFにご登場いただきましょう。

 

 

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2019-01-13 配7993列車  京都貨物ー向日町(操)

 

定尺チキを1ユニット繋いでムコソへ向かいます

EF65 1132。

 

同じ形式、同じ塗装なのですが

ナンバープレートや台車の色、助士席窓の有無や

スカートコックの数、テールライトなど細かな

違いも散見されます。

 

残念ながら通過時間帯が異なるので露出が変わって

しまいましたのと、編成両数の違いからレンズの

焦点距離も異なりますので、車体色の違いまでは

明確に判別する事が出来ませんでした。

 

 

ではここで、少し時間を巻き戻しまして

午後一番の列車へ目を向けてみたいと思います。

 

 

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2019-01-13 1182列車  桂川西大路

 

何を考えていたのか、この日の1182レをわざわざ

逆光の下津林へ来て流しておりました。

 

完璧な日の丸構図でございますして、折角の丸鮫

EF66 105が泣いておりますよ…

 

しかも黄ポールがど真ん中に配されるという

芸の細かさに、我ながら感心致します。

 

稀に見る盛大な大ポカ写真でございますよ、コレ。

 

 

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209-01-13 1881列車  京都貨物ー向日町(操)

 

吹田からレールを輸送してきた1182レは、

京都貨物でレールを配7993レに引き渡すと

1881レで吹田へ戻ります。

 

この日は返空が無かったので単機での運転と

なりました1881レ、性懲りも無く流しました…

 

 

カメラの設定に絞りという部分がありまして

私の使いますカメラの最大絞り値がf32で

ございます。

 

購入当初、f32なんて絞り設定を使うような

機会なんて全くないと思っておりました。

 

所が、

今回の撮影では絞りがf32なのでございます。

 

麗らかな陽射しの午後、完全順光の列車を

低速シャッターで流そうだなんてアホな思考を

実現する為、ISO100、f32でss1/40という設定に

しておりました。

 

これ以上ssを下げますと露出オーバー

なりますので、ギリギリの低速域となります。

 

 

さて、ようやくこの日の目玉を披露させていただく段と

なりました。

 

そう、この日の目玉は5085レでございました。

 

なんと、EF210が牽引する機次位に、EF210がぶら下がる

ダブル桃となっておりました。

 

そこで、桃×桃を良い光線で仕留めるべく布陣したのが

生コン裏だったのでございます。

 

 

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2019-01-13 5085列車  京都貨物ー向日町(操)

 

EF210-141の後ろにEF210-163が付く、

面白編成でございました。

 

 

背景にさえ目を瞑れば、5085レを今の

シーズンですと良い光線で狙えますポイントで

ございます。

 

チョイ鉄にピッタリでございますね。

 

この撮影のあと、自宅へ戻りまして

タツから窓辺の西日を眺めたのでございました。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!