この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
一富士ニ鷹三茄子、と申しますのは縁起の良い
初夢の内容について触れたものだったかと思います。
元旦の夜から二日の朝にかけて見る夢を初夢と称し
この一年の禍福を占う、という考えに基づきます。
皆様は良い初夢を見る事が出来ましたでしょうか。
実は私、荒唐無稽な内容の初夢となりました。
鉄友さんと、ローズピンクのパイチが牽引する
ございます。
後乗り前降りの単行ワンマン車でして、 目的地の
駅で降りる際に運賃を支払おうと財布から
小銭を投入している最中、急に扉が閉まり
発車するではありませんか。
慌てて運転士に抗議をすると、彼は私の鞄から
カメラを取り出しながら「あなた、カメラを持って
ですのでご協力願います。」と言いながら
そのまま終点までノンストップで走らせます。
周囲の乗客も「トリテツなら仕方が無い…」と、
運転士の考えに同調していて、私は途方に暮れて
しまうという何とも鉄分の濃い悪夢でございました。
さて、今回の更新は初夢に出て参りました
路面電車が強烈な印象でしたので、昨夏に撮影を
しておりました併用軌道ネタを持ってくる事に
致します。
以前の更新では600形をご紹介しておりましたが
最新型?車両となります。
2018-08-12 700形701f 三井寺ーびわこ浜大津
懐かしの装いをまとう701fがやってきました。
701fには現在、かつて運行されていました80形の
塗装を再現したラッピングが施されております。
2018-08-12 700形701f 三井寺ーびわこ浜大津(後打ち)
バックショットも狙ってみましたがタイミングが
悪く、パンタがビームや信号機と被り酷い事に…
ラッピングとはいえ、適度に煤けた具合など
妙にリアルな仕様でございます。
飯山線の旧塗装を模したキハ110形のラッピングは
色味が微妙に異なっておりますが、こちらは当時の
80系そのまま、といった感じでございますね。
2018-08-12 700形705f びわこ浜大津ー三井寺
こちらの編成にはマンガのラッピングが。
よく見てみますと前面運転席の下には
小さなヘッドマークも設えてありますね。
側面中ほどの腰部にマンガのタイトルと
作者名も記してありました。
2018-08-12 700形705f びわこ浜大津ー三井寺 (後打ち)
後尾車となる706号車は青い色合いで
先頭車の705号車とは異なる雰囲気を出しております。
偶々、なのか狙っていたのか、女性がスマホで
キャラクター部分を激写されていらっしゃいました。
2018-08-12 700形707f びわこ浜大津ー三井寺(後打ち)
707編成はバックショットしか
撮影する事が出来ませんでした。
コチラが新塗装となりましたプレーンな
編成でございます。
今回の撮影において700形では旧塗装に
出会えず、新塗装もこの一編成だけと
なりました。
2018-08-12 700形701f びわこ浜大津ー三井寺
石山寺へ向かっていた編成が折り返してきました。
以前の車両で採用されていたこの塗装も
落ち着いた色合いで好みですので、折り返して
くるのを待っておりました。
2018-08-12 700形701f びわこ浜大津ー三井寺(後打ち)
オマケ。
バックショットを撮影していて気付いたのですが
尾灯はLEDなのでしょうか?
昆虫の眼の様な灯り具合ですね。
悪夢となりました初夢の厄払い?も兼ねて
併用軌道を取り上げました今回の更新ですが、
実は2018年に撮影した併用軌道ネタはもう少し
だけ残っております。
今後も折を見て取り上げていきたいと思いますので
その際には嫌がらずにお付き合い下さいませ。
それにしても、夢の中とはいえ面と向かって
害悪撮り鉄と言われますと、凹みますね…
「害悪」と人様から思われるような行動は
厳に慎み、皆で笑って楽しめる鉄活をこそ、
この一年の抱負にしたいと思います。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!