この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
複々線での撮影ともなりますと、常に対向列車や
並走する列車との被りリスクを負っております。
経験上このスジはこの撮影地だと被る、という
場合はそこでの撮影を避けるものですが、
被るかもしれない、という場合は敢えて挑んで
みたりも致します。
背景や構図の良さを求めて被りのリスクを
敢えて負う場合もあるのですが、基本的には
時間を作って撮影に来ているので被られますと
片思い中の好きな子に彼氏が居た事が判明した
様な気分になります…
さて、今回の更新は先月4日に吹田工場へ入場して
3/1からの営業運転を前に吹田を出場するという事で
撮影して参りましたご報告となります。
入場の模様は拙ブログの第734列車記事にてご報告を
させていただきましたので、未読の上もしご興味が
お有りでしたら併せてご覧になってみて下さい。
このスジは内側を走る上り普電と、山崎ー長岡京の
間で並走する可能性のあるという事でございました。
お天気が曇天なので光線を気にせずにベスト構図な
調子踏切へ行こうかとも考えたのですが、先週の
甲種輸送であらら残念な被り被害に遭っていた事と
入場時は海サイドから撮影していたので反対側の
山サイドから狙ってみたい、という想いから、
今回は裏調子へ布陣する事に致しました。
一先ず車を調子踏切のパーキングへ停めますと、
お仲間の皆様のお車が既に停まっておりましたので
ご挨拶がてら一旦、踏切へ顔を出し頃合いを見て
裏調子へと移動いたしました。
裏調子にはベテラン鉄氏がスタンバイして
いらっしゃり、列車が来るまでの間は
楽しい歓談の時間となりました。
更に先日の甲種撮影記事にコメントまでいただいた
ベテラン氏まで参戦され、和やかなムードの中で
列車の到来を迎えます。
先日、後藤から出場しピカピカになって京都へ
戻りました嵯峨野トロッコのDE10 1104が先頭に
立つ、営業運転と変わらない正調編成での出場と
なりました。
お天気が芳しく無い状況でしたが、懸念されて
おりました並走する普電は先行し、対向も先に
抜けた為に懸念無く撮影する事が出来ました。
DE10の最も個性的な部分となります短鼻を前に
JR線を駆け抜けます元国鉄車両達。
練習電の1発目は時として撮影しておりました
サンダーバードは9連貫通編成でございました。
ちょっと引きつけ過ぎてしまった感じですね。
左がカツカツでございました。
次の練習には223系の新快速を狙います。
こちらはギリギリ編成を捉える事が出来まして
構図としては左スカとなってしまいました…
この後、本番を迎えましてご覧頂いた様に
無事に撮影する事が出来たという訳でございます。
オマケ。
過ぎ去ります客車を撮影しますと、客車内には
照明が点灯しているのが見えました。
営業再開まで間もない状況ですので、出場回送と
試運転を兼ねているのかも知れません。
誰も乗車していないトロッコ客車に、灯りだけが
煌々と灯る珍しいシーンを撮影する機会を
得る事が出来ました。
今回も情報を教えて頂いた鉄さんには
心から感謝を申し上げます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!