この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
いやぁ、昨日及び本日は大変に中身の濃ゆい
二日間となりました。
殆ど地元にいながらにしてこの濃ゆさ、充実
具合、お会いした皆様のおかげでございます。
心の底から振り絞りまして感謝申し上げます。
ズボンのチャックを降ろせーー!
↑楽屋落ち、申し訳ありません。
手前までやって参りましたご報告となります。
湖西線で川を渡る列車の撮影を終えまして前回
ご一緒した調子の親分とMサン氏のコンビと
現地で別れました我々。
次はマキノで撮ろうかね、なんて考えながら
車を走らせたのでございますが…丁度マキノの
撮影地へ差し掛かると、工臨がやって来た所で
ございました。
これは撮れない…という事で走り去る列車を
見送るだけしか出来ず、やむ無く先を急いで
次なるポイントへ向かいました。
北陸本線の名所でございますコチラへ、競馬氏
にナビしていただき布陣致しました。
光線は面が影になりますが、この追っ掛けでは
初の白兵戦でございます。
DD51 1183が格好良く見える様に意識しての
構図を組んでみました。
待ち時間に撮影致しました名古屋から来ました
681系の特急しらさぎ。
曇りに遭ってしまい、先頭側面がリフレクトを
喰らう残念な仕上がりとなってしまいます。
これはもうちょい奥を切り位置にせねば…と
構図を変えて暫し待ちますと、お次の練習電が
やって来ました。
大阪よりの使者、サンダバは9連貫通編成での
ご登場でございました。
ただやはり奥側を切り位置にしましても、まだ
側面が反射してしまいます。
でもこれ以上、切り位置を奥にしてしまうと
折角の首を傾げる線形が活かせずに単なる直線
撮影と化してしまいます。
まぁ多少のリフレクトは許容するか!と
開き直って本番を迎えますと…
少し光線が戻って来てくれました中、狙いの
工臨がストレートを駆けて来ますのでご挨拶に
望遠を飛ばして一コマ切ります。
ハイビームのヘッドライトを望遠で捉えますと
灼熱の火の玉みたいに見えますのが面白い、と
感じます。
もっと手前まで引き寄せますと眩しさが増して
しまいますので、ここらで切り上げて本命の
構図へと組み直します。
今回の〆。
巻頭コマから引き続きます本命コマとして撮影
致しましたのが、こちら。
釜の車体形状のおかげもありましょう、予想を
下回る側面反射でございまして安堵致します。
また、温い光線となってくれたおかげか、車体
側面の印影がしっかりと刻まれたのでDD51の
メカニカルな姿を浮き彫りにしてくれました。
DD51 1183の牽引する場面はこのカットで撮影
終了となりまして、次回からはいよいよこの
追っ掛け撮影のメインステージが始まります。
果たして良いショバは見つかるのか?光線は?
様々な危惧を孕みながら転戦する事と
なりました。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!