この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
何とか今週も生きながらえて乗り切る事が
出来ました。
水曜もそうなのですが、土曜もまた大概にして
欲しい忙しさでございまして。
来週は楽が出来ると良いなぁ…
さて、今回の更新は14日、15日と二日間かけて
川車から新製出場となりました、JR北海道の
733系甲種輸送につきましてご報告をさせて
いただきます。
今回の増備では外観だと側窓の一部が換気可能
な仕様に改まっており、区分も4000番台を
名乗る事となりました。
ですからこの日の撮影では4000番台だと判る
構図を組まねば…という事で、お馴染みとなる
裏調子へ赴きます。
EF510-512の牽引にて、3両目と9両目に座席
指定となるUシート車を挟む12両の733系が
通過する場面でございます。
先頭車の中央扉左右には側窓上部が円の字状に
なっておりますのが見て取れます。
ファーストショットはEF210-349の牽く定期の
貨物列車でございました。
ご覧の様にこの日のコンディションは曇天。
また狙いの甲種輸送は釜込みで13両となります
長い編成でございますので、撮影は調子踏切の
構図にしようかな?と考えておりました。
が、ワタクシが調子へ着くと普段より多くの
撮影者がいらして、隙間から抜く構図だと満足
いく撮影にならないと判断。
居並ぶ皆様(殆どがお仲間さん)にご挨拶をして
一人裏調子へ移動致します。
その道中、5070レが来る時間となりました為
この様な構図にて撮影致しました。
この後にいつものポジションへ到着。
レンズを中望遠域の構図に対応する様に交換し
本番を待ちます。
少し圧縮をした方が纏まり良く構図が組めそう
と考えておりました。
所が、ここで思いもかけない事態が発生。
2024-05-15 大規模な野焼きの始まり
散発的な野焼きは今までも昼間にありましたが
この時はもう甲種輸送の運行を妨げるかの様に
複数箇所にて、一度に大量の野焼きが始まり
風が煙を線路側へ流し始めます。
いやいや、あと5分しない内に列車が来るやん
と焦りますが、辺りは朦々とした煙に包まれて
視界不良な程。
ファインダーを覗きますと構図内は真っ白けで
これでは撮れない!と急遽構図を変更する事に
致しました。
広角寄りの構図で煙の少ない手前まで列車を
引きつけまして、青ゴトーの面周りだけは煙の
被害を抑えられました決めのコマ。
一方で当初の切り位置だった架線柱1スパン奥
では、朝靄みたいにガスってしまいました。
画面右端なんて普通に煙が写ってますし…
早朝や夕刻ならば判るのですが、曇天とはいえ
周囲の住宅では洗濯物を干している所もある中
昼日中に野焼きとは如何でしょうか。
宅地に囲まれた畑なだけにその辺りは配慮が
必要な様に感じます。
とは申しましても、構図変更こそ強いられた
撮影でございますが課題の円の字窓も写せた上
満足のいく構図で仕留められましたので
ワタクシはこれでOK。
733系のジャガイモみたいなお顔もチラッと
釜との間から覗けましたし、充分となります。
4000番台表記ですがUシートは3000番台との
差異は感じられません。
大雑把な性格ゆえ細かな違いとなるとワタクシ
見分けられないのでございます。
もしかしたら、明確にここ違う!という箇所が
あるのかもしれませんので、見落としがあれば
悪しからず…
オマケ。
養生されたジャガイモ顔をスナップしまして
ここでの撮影は終了となりました。
関西から3日間を費やし、手稲へ輸送されます
JR北海道の733系4000番台。
既報によりますと25年度にかけて42両の落成
という事でございます。
12両が3回と6両が1回、と考えますと、今後
撮影機会はあと3回ある訳でございます。
夏場は兎も角、冬場の撮影でこの編成長だと
どう撮るか…
今から頭を悩ませてしまいます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!