この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
何だか配給ネタばかりが続いてしまい恐縮で
ございますが、昨年末は激務に翻弄されまして
配給くらいしか撮影しておりませんでした。
年が明けたら色々撮ろう!と思っていたものの
義実家の用事や老齢な親のサポートなどで碌に
身動きも取れず、アッという間に正月休みも
お終いでございます…
さて、今回の更新は定尺レール運搬に活躍する
貨車としてお馴染みの、チキ6000形が検査で
吹田へ入場する為に仕立てられた配給列車を
狙ったご報告でございます。
この日もやはり年末進行真っ只中で目が回る程
忙しい1日でございました、が。
撮影欲求に比較的素直なワタクシ、取り敢えず
昼休みを削って鉄活に充てる事としてショバに
向かいました。
現着時のファーストショットは貫通編成の特急
サンダーバードでございました。
陽が薄く射すコンディションではありましたが
風が上空の雲を流していたのを見て、或いは
ワンチャン晴れるかも?とこちらに布陣。
暫く致しますと親しいお仲間の親分氏が見えて
歓談しながら本番までを過ごします。
この時間が何より楽しい気晴らしとなって
ワタクシもリフレッシュさせていただきます。
親分氏の人徳でしょう、本番直前になりまして
雲が祓われ陽光が照らす中を、目当ての列車が
やって参りました。
青空を大きく取り込んだ構図で、先ず一発
ご挨拶がてらのコマを切ります。
手前の畑が宅地化されてすっかりショバとして
魅力が薄れてしまいましたが、光線はやはり
良く当たってくれております。
今回の決めコマ。
外され板状になったチキ6000形2両を牽いて
吹田へ向かう場面でございます。
冬特有の抜けが良い空気でスッキリとします
背景も、嬉しい要素となりました。
定尺チキ2両ならば日常で撮影する工臨と大差
無い編成なのですが、スタンションポールが
外された板状という点が非日常感を強く出して
くれております。
オマケ。
連写で撮影したコマも水増し要員で掲載して
おきます。
勢いで連写致しましたが、一応被写体は構図に
収まっておりましたので。
ただ列車がフレームの左下に配されバランスの
悪いコマとなってしまいました。
今回のケツ。
編成の後打ちは無理な話、となるショバですし
陸橋の影が半ばまで掛かりますが、列車後端は
狙う事が出来ました。
無理矢理でございますが。
添えてありますチキ6000形でございます。
緊締具も外され、意外にもスッキリとしていて
フラットな板状の車体で本線を走る姿は中々に
レアだと思います。
車籍を有する車両ですから貨車と申せども
検査を通さねば運用する事は出来ません。
年の瀬の押し迫る時期での入場、という事で
参戦は半ば諦めておりましたが運良く撮影が
適ってラッキーでございました。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!