この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
2月は逃げる、と申します様にアッという間に
季節は春の入口へとやって参りました。
本日からは皆様も恐らく3月をお迎えになって
いらっしゃる事かと拝察申し上げます。
まだ暦が2月のまんま、という読者の方がもし
いらしたら申し訳ございません。
ワタクシの見識が及ばない地域にお住まいの方
という事になりましょう。
3月は去る、と申します。
卒業を間近に控え、仲間内で遊びに出掛けた
思い出がございまして、毎年3月は去る、と
聞くと蘇るエピソードでございます。
箕面の滝で缶ジュースを自販機から購入したら
背後から来た猿に缶をひったくられた挙句、缶
が開けられない猿の苦闘を眺めさせられたので
ございます。
あの当時、缶ジュースは100円だったんですが
今では140円。
自販機で買う気軽さ自体がワタクシから去って
しまいました。
缶ジュース如きに140円も払うなどアホみたい
と、ケチ臭く感じるワタクシでございます。
さて、今回の更新は2月に京鉄博のイベントで
展示されましたキハ120-7の配給列車について
ご報告させていただきます。
にも目を向けて貰おうと活動しております中の
一企画でございます。
海の京都、森の京都、お茶の京都と題した
3地区を表すラッピング車を展示致しまして
キハ120-7には山城地域のお茶をあしらった
装飾で展示されております。
この展示に伴いまして、お茶の京都ラッピング
車が配給列車として京鉄博まで運転されました
ので、撮影して参りました。
装飾が施されました、キハ120-7の配給列車を
捉えました。
このショバ、同じ構図で以前には網干からの
出場配給となりました同装飾のキハ120-8を
撮影しておりますワタクシ。
見比べられるな、と同じ構図を選択して布陣
する事に致しました。
キハ120-7の配給と前後してEF65 1128が牽く
チキの吹田出場配給も走っておりましたので
合わせて仕留める事に致しました。
以前はカサカサ車体だったPF1128も、検査を
経てピカピカな姿に戻されまして人気被写体へ
返り咲いてくれました。
良き姿でございます。
ケツショットも試みましたが、対向のサンダバ
もフレームインする豪華な瞬間となりました。
チキ6000形も検査を終え、台車がグレー化で
釜とお揃いになります編成ですが、その背後に
サンダバも加わる事で統一感が消え失せまして
賑やかしい東海道らしさが出せました…
キハ120-7の配給列車、スタートは望遠にて
挨拶ショットから始めます。
細かい理由こそ知りませんが、この配給列車は
亀山から一度、北方貨物線を経て大阪を経由し
何故か方転して京鉄博へ向かう事となります。
展示の関係なのか別の理由があるのか。
そう申しますと、入場配給でも方転する事が
ありますので展示だけではなく何らかの理由が
あるのでしょうね。
走り去る配給列車をケツショットで。
素の亀山キハ120は味気ないステンレス地の
車体でございますが、カラフルで賑やかな装飾
で車体を彩りますと見栄えもグンと良くなる
好例だと感じます。
DD51 1193が再びキハ120-7を牽引して亀山へ
戻る、展示返却の配給列車でございます。
本記事の決めコマと位置付けて撮影しようと
狙っていたのですが…
シャッターの不具合で切り位置でコマが切れず
この様な結果となってしまいました。
不具合はシャッターボタンにありますので
レリーズを使えば解消するのですが、手持ちの
撮影ゆえレリーズがつけられませんワタクシ。
ですから偶にこの様な不条理に苛まれる事と
なってしまいます…
オマケ。
列車が過ぎ去るその刹那まで、カメラの構えを
解かない調子の親分氏をキハ120と一緒の構図
に入れたコマでスナップ撮影を致しました。
流石は親分、見事な構えでございます。
往路はドヨーンとした天気でございましたが
復路はバリ晴れ。
個人的には逆なら良かったのですが、中々に
上手く嵌まらない撮影なのでございます…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!