写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2367列車 「 臙脂色のスイッチャー、DD511を狙う 2022・お盆 惜別キハ遠征その3 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

薄曇りの日曜となりました本日、ワタクシ遠征

したかったのでございますが…例によって家族

運用が入りましたので、近場で済ませました。

 

三重県方面、行きたかったなぁ。

 

 

さて、今回の更新は旧四日市港駅にてセメント

タキの授受を狙いましたご報告の続きで

ございます。

 

前回はDF200がセタキを搬入、搬出する模様を

お届け致しましたが、今回は搬入され、また

搬出されるセタキがセメント会社の荷役線から

授受線へやってくる模様を狙いました。

 

こちらはJR線ではありませんので、ここでしか

見る事が出来ない入換機関車を堪能致します。

 

 

2022-08-14 DD511牽引の列車

スカートが警戒色となります臙脂色の車体が

特徴的なDD511に牽引され、太平洋セメント

四日市出荷センターから返空セタキが到着。

 

構外側線との合流付近手前で停車しまして、

6361便の入線を待ちます。

 

この後、その2の巻頭コマとなります赤熊が

セタキを牽く場面を経て、DD511牽引の列車が

授受線へ進入する事となります。

 

 

2022-08-14 DD511牽引の列車

停車中なので撮影し放題でございましたから

サイドに振った構図でも撮影致しました。

 

DE10と同じくセミセンターキャブ構造なのが

素敵なDD511、元から太平洋セメント四日市

所属していた訳ではありません。

 

出自は室蘭、栗林商会が所有していた車両で

日鉱日石の室蘭製油所で活躍したのですが、

鉄道からトラック輸送に切替わり用途廃止で

四日市出荷センターへ譲渡されております。

 

2014年10月から四日市にて稼働、だそうで

北海道で顔を合わせていた赤熊と再びこの地で

再会、という数奇な運命を辿っておりますね。

 

車体色や形式、車番は室蘭時代のまんまだそう

でございまして、よく見るとキャブの社名等は

剥がされた状態となっております。

 

 

2022-08-14 DD511牽引の列車

再び巻頭同様のコマを切ります。

 

なるほど、前面窓には旋回窓が装備されており

如何にも北海道出身、といった趣きですね。

 

スカート下にはスノープラウが見当たりません

が、こちらは外されたのかもしれません。

 

形式がDD51 1でございますから、国鉄DD51

被りますが、その辺りは問題無かったのかも

気になりますね。

 

今でこそDD51は全廃され、赤熊の仕業ですが

以前はセタキ牽引も稲沢のDD51が担っていた

事は皆様もご存知の通り。

 

あの当時、ここへ通っていたら異社DD51

並んで撮影出来たのかも知れないと考えますと

過去のワタクシへ文句を言いたくなります。

 

 

2022-08-14 DD511が走る

誘導員がデッキに乗り込み、出発となります。

 

風を切って長大列車の先頭に立つ誘導員さんの

姿は、DF200のステップ乗車同様に羨ましく

ワタクシも乗りたくなります。

 

恐らくあの誘導員さんも、ワタクシに対して

ゴッツイ優越感を持って乗務されているのだと

思われます。多分。知らんけど。

 

調子に乗って低速SSで撮影したらブレました。

 

 

2022-08-14 DD511牽引の列車

今回の〆。

 

授受線でのセタキ受け渡しを終え、荷役の為に

セタキを太平洋セメント出荷センターへ運こぶ

場面でございます。

 

1キロ弱の距離でございますが非電化の専用線

で長い編成を牽くDLを撮影する事が出来ます。

 

帰路は長鼻が先頭になりますDD511、広角で

強調して撮影してみました。

 

格好良いですね!

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!