写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2368列車 「 太平洋セメント四日市荷役場の重連スイッチャーを狙う 2022・お盆 惜別キハ遠征その4 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

雨降りの月曜、という事で本日はお仕事に集中

致しまして非鉄で過ごしております。

 

そんな日が偶にあっても良いよね、と

社会人に在るまじき思考なワタクシ。

 

撮り鉄に復帰してすっかりお仕事をサボっての

鉄活デイズが当たり前になっております。

 

いけませんなぁ…

 

 

さて、今回の更新は2022年、新たに四日市

太平洋セメント荷役場に導入されて話題を

呼びました、入換え機関車についてのご報告と

させていただきます。

 

太平洋セメント四日市出荷センターにはこの

当時、DD511の他にDD452、更に新鋭の車両

という3種の機関車が常駐しておりました。

 

どれがいつ来るのか…そんな運用についても

ヌシたるM氏は懇切丁寧にご教示下さりまして

1発目の撮影では無事DD511を仕留めました。

 

その後、海蔵川へ戻って2本目のセタキ列車を

狙います。

 

 

2022-08-14 5363列車

ちとお尻がカツくなりましたが、富田からの

セタキを牽くDF200-205を仕留めました。

 

朝イチには津の方にいらした熊野路氏もここで

合流して下さいまして、賑やかなこの撮影後は

各車一斉に四日市港駅の授受線へ向かいます。

 

何でも2便目のスイッチャーはこの年新たに

導入された機関車が運用に就くという話でして

ワタクシもそれを目当てにしておりました。

 

 

2022-08-14 返空貨車

丁度、太平洋セメントの荷役線から出て来た

返空貨車を授受線へ運ぶ列車に遭遇致します。

 

何だか平べったい面構えで面白い顔をした釜と

感じます、新たな機関車。

 

踏切を作動させる係員の車が沿道に止まって

撮影の邪魔になってしまいますが、あちらは

お仕事ですから仕方がございません。

 

ショバを変え、綺麗に編成を抜き直す事に

致します。

 

 

2022-08-14 返空貨車

先程の列車が停止位置へやって来ました。

 

この機関車、L形25t級の車両で北陸重機製だと

判明しておりますが、どこを見ても形式が無く

前面右端に四-2とだけ記されております。

 

25t級ですからDD511の半分、故に2両セットな

重連を組んでの稼働でございます。

 

 

2022-08-14 積載貨車

復路、重たい荷が詰まったセメントタキを牽く

四-1を先頭にした列車でございます。

 

下関や西大分などで稼働しているJR貨物の最小

機関車DB500形と同型機でございます、二軸の

車両でございます。

 

DB500は本線を跨いで入換作業をする関係から

車籍を有する鉄道車両として扱われております

が、四日市の2両はどうなのでしょうね。

 

やはり作業機械扱いなのでしょうか。

 

 

2022-08-14 積載貨車

今回の〆。

 

背景の煙突がキャブに掛かり、まるで排気煙を

出している様なギャグショットでございます。

 

白地に青ラインの塗装は太平洋セメントの標準

カラーなのだそうです。

 

が、ワタクシみたいなJT世代の鉄にとりまして

この色はまるで名鉄局の欧風客車として注目を

集めたユーロライナーの牽引専用機を彷彿と

させるではありませんか。

 

DD51 592、DD51 791、そしてDD51 1037と

3代に渡り美濃太田を根城に活躍しましたあの

ユーロ凸を思い出し、懐かしい気分にさせて

くれます重連スイッチャー。

 

嬉しい存在でございます。

 

 

2022-08-14 スイッチャーの横顔

オマケ。

 

目の前を通り過ぎる際に思わずシャッターを

切りました、横っツラでございます。

 

鼻有りの前面には青ラインがありますが

平たく潰れた側にはラインが無いので余計に

ツルんとした印象を受けますね。

 

差し詰めパイパンみたいでございます。

 

 

このスイッチャーが導入されたという事で

古い機関車が廃車になるのだろう、と思って

おりますが、2023年6月時点でも離脱車は無く

3運用体制の模様でございます。

 

今回は撮影の機会が得られなかったDD452も

次の訪問時には撮影したいなぁ…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!