この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
雨降りの月曜、という事で本日はお仕事に集中
致しまして非鉄で過ごしております。
そんな日が偶にあっても良いよね、と
社会人に在るまじき思考なワタクシ。
撮り鉄に復帰してすっかりお仕事をサボっての
鉄活デイズが当たり前になっております。
いけませんなぁ…
さて、今回の更新は2022年、新たに四日市の
太平洋セメント荷役場に導入されて話題を
呼びました、入換え機関車についてのご報告と
させていただきます。
当時、DD511の他にDD452、更に新鋭の車両
という3種の機関車が常駐しておりました。
どれがいつ来るのか…そんな運用についても
ヌシたるM氏は懇切丁寧にご教示下さりまして
1発目の撮影では無事DD511を仕留めました。
その後、海蔵川へ戻って2本目のセタキ列車を
狙います。
ちとお尻がカツくなりましたが、富田からの
セタキを牽くDF200-205を仕留めました。
朝イチには津の方にいらした熊野路氏もここで
合流して下さいまして、賑やかなこの撮影後は
各車一斉に四日市港駅の授受線へ向かいます。
何でも2便目のスイッチャーはこの年新たに
導入された機関車が運用に就くという話でして
ワタクシもそれを目当てにしておりました。
丁度、太平洋セメントの荷役線から出て来た
返空貨車を授受線へ運ぶ列車に遭遇致します。
何だか平べったい面構えで面白い顔をした釜と
感じます、新たな機関車。
踏切を作動させる係員の車が沿道に止まって
撮影の邪魔になってしまいますが、あちらは
お仕事ですから仕方がございません。
ショバを変え、綺麗に編成を抜き直す事に
致します。
先程の列車が停止位置へやって来ました。
この機関車、L形25t級の車両で北陸重機製だと
判明しておりますが、どこを見ても形式が無く
前面右端に四-2とだけ記されております。
25t級ですからDD511の半分、故に2両セットな
重連を組んでの稼働でございます。
復路、重たい荷が詰まったセメントタキを牽く
四-1を先頭にした列車でございます。
下関や西大分などで稼働しているJR貨物の最小
機関車DB500形と同型機でございます、二軸の
車両でございます。
DB500は本線を跨いで入換作業をする関係から
車籍を有する鉄道車両として扱われております
が、四日市の2両はどうなのでしょうね。
やはり作業機械扱いなのでしょうか。
今回の〆。
背景の煙突がキャブに掛かり、まるで排気煙を
出している様なギャグショットでございます。
白地に青ラインの塗装は太平洋セメントの標準
カラーなのだそうです。
が、ワタクシみたいなJT世代の鉄にとりまして
この色はまるで名鉄局の欧風客車として注目を
集めたユーロライナーの牽引専用機を彷彿と
させるではありませんか。
DD51 592、DD51 791、そしてDD51 1037と
3代に渡り美濃太田を根城に活躍しましたあの
ユーロ凸を思い出し、懐かしい気分にさせて
くれます重連スイッチャー。
嬉しい存在でございます。
オマケ。
目の前を通り過ぎる際に思わずシャッターを
切りました、横っツラでございます。
鼻有りの前面には青ラインがありますが
平たく潰れた側にはラインが無いので余計に
ツルんとした印象を受けますね。
差し詰めパイパンみたいでございます。
このスイッチャーが導入されたという事で
古い機関車が廃車になるのだろう、と思って
おりますが、2023年6月時点でも離脱車は無く
3運用体制の模様でございます。
今回は撮影の機会が得られなかったDD452も
次の訪問時には撮影したいなぁ…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!