写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2521列車 「 キハ75のF1臨とDF200のセメント貨物を狙う 2023・9月 四日市セタキ撮影遠征その1 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

今日も冷え込みの激しい夜でございます。

 

闇鉄しようかな、と考えておりましたが一歩

外へ出てすぐに回れ右となりました。

 

昼間は温いのでございますが、陽が落ちると

砂漠みたいに寒暖差が極端になる近頃。

 

闇鉄にも辛いシーズンなのでございます…

 

 

さて、今回の更新は9月下旬に盟友氏と二人で

撮影に出掛けて参りました、遠征記につきます

ご報告の第一報でございます。

 

こちらは日常ネタの延長と位置付けた為に

速報版は更新しておらず、その分9月分の流れ

で更新するタイミングを待っておりました。

 

この日は三岐鉄道の東藤原と関西本線の貨物

支線となる四日市港を結びます、タキ1900形の

セメント貨物を目当てとして参戦させて

いただきました。

 

タキ1300形の落成も間近に迫っておりましたし

現状のセメント貨物をゆっくり撮影したかった

のでございます。

 

 

2023-09-24 6361列車

DF200-207が牽引するセメント貨物を、挨拶

がてらに望遠構図にて一コマ切りました。

 

このショバは関西本線下り列車を午前中に狙う

最良のポイントでございまして、どうやら保線

関連でしょう、丁度編成が構図に収まる程度に

草が刈られておりました。

 

望遠構図はその刈られた範囲と、野放図な所が

よく判る境目辺りに列車を置いております。

 

 

2023-09-24 ニチコンタンコ群

ショバのすぐ傍にご覧の様なタンクコンテナが

堆く積まれておりました。

 

同じ図案のタンコがこんなに沢山積まれている

場面、というのも普段は中々目にしない為

ついつい珍しくて撮影してしまいました。

 

関西を走る貨物列車だと、編成中に数個積載が

せいぜいな印象でございますから、タンコだけ

仰山積まれていると壮観に感じます。

 

所でこのタンコ、一体幾つ積まれているのか

気掛かりな高さまで嵩がありませんか?

 

背後の倉庫の屋根より高く積まれたタンコは、

リフターで積む事が可能な高さを超えているか

とも思えます。

 

 

2023-09-24 313系2連×2本

朝日が射し込み始めましたショバを通過する

313系の亀山行き列車でございまして、露出が

不足していた為SSを落として狙いました。

 

が、残念おブレさまとなります痛いスタート。

 

この日は鈴鹿サーキットでF1グランプリが開催

されている、という事で臨時列車が仕立てられ

その撮影も目当てにしております。

 

同行下さった盟友氏はその辺りもしっかりと

押さえていらっしゃる為、氏にご教示賜りつつ

臨時列車を待ちます。

 

 

2023-09-24 キハ75系3両

行先表示幕に鈴鹿サーキットと掲出されました

キハ75系の臨時列車でございます。

 

通常は2連または4両のキハ75でございますが

多客に対応する為でしょう、最後尾に変態的な

増結が為された3両という姿で現れました。

 

大変興味深い組成、そして如何にもF1臨っぽい

行先表示でございます。

 

 

2023-09-24 6361列車

巻頭コマから引いた構図で再びDF200-207の

牽引するセメント貨物を、こちらが本命コマと

位置付けての撮影でございます。

 

タキ1900形は15両が連結され、東藤原からの

セメント原料を積載した列車として四日市港へ

向けて走り去ります。

 

このコマを撮影し、我々も荷を片付けてすぐに

撤収致します。

 

次のショバまで車で10分ほど走りまして…

 

 

2023-09-24 6361便

四日市駅構内扱いとなる四日市港駅へ入線する

DF200-207牽引の列車に間に合いました。

 

DF200がやって来た左側の線路は、四日市駅

続く貨物支線でして、右側奥へと伸びる線路が

太平洋セメント四日市工場専用線となります。

 

 

2023-09-24 6361便

東藤原からのセメント貨物が入線する間には

右側奥の専用線から空車タキをスイッチャーが

牽く返空列車が到着、待避しております。

 

この後、双方が牽く貨車を交換してDF200は

空車タキを、スイッチャーは積車タキを牽いて

それぞれの行先へと向かう事になります。

 

 

2023-09-24 DF200-207

今回の〆。

 

積車タキを切り離し、誘導員をステップに乗せ

単機で機回しするDF200-207でございます。

 

この機回しが終わるまで、スイッチャーが牽く

空車タキの列車は先程の位置に待避しています

ので、じっくりと編成やスイッチャー自体を

撮影する事が出来ます。

 

下草が伸びて釜の足回りが、ちと隠れてしまう

点が不満ではありますが…無料撮影会だと解釈

すれば柵もなく編成が抜ける良いショバだと

思えます。

 

 

次回、その2では

太平洋セメントが今年度新たに導入しました

スイッチャーを中心にした、セメントタキの

列車交換について見て行きたいと思います。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!