写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2701列車 「 阪堺電気軌道モ501形のあれこれを狙う 2024・5月 GW曇天まったり撮影その1 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

台風ですって。

 

フィリピン近海で今年初の台風が爆誕だそうで

今年もやっぱ7月、8月は風雨に悩まされたり

するのでしょうか。

 

どうせなら水曜や土曜を吹き飛ばしてくれる

台風に来日して欲しい所でございます。

 

 

さて、今回の更新はGW最終日となる6日に

関東のブログ友、えみソラ氏が来阪するという

事で、氏の希望に合わせて阪堺電車から撮影を

始めましたご報告でございます。

 

前日より既に来阪されていた、同じく関東の

ブログ友ちゃんこちゃんこ氏に加え、この日は

地元関西の鉄仲間にもお声かけさせていただき

鉄追人氏、T2氏にY氏という陣容となります。

 

お目当ては車齢90年を越す古豪モ161形ですが

待ち時間には他の車両にもカメラを向けており

今回の更新に充てさせていただきました。

 

 

2024-05-06 モ501形502号車

カルダン駆動採用のモ501形でございます。

 

製造が1950年代後半と、ズバリ70年近い間を

阪堺の路線で一線級として活躍する形式でして

5両製造され未だ一両の離脱もなく在籍します

古兵でございます。

 

何気に背後の建物が気になりまして、待ち時間

の内に撮影すべく布陣しておりました。

 

ここで早速、Y氏とT2氏がご到着。

 

すぐに鉄追人氏も合流されまして野郎共は既に

揃ってしまいました。

 

皆様お早いですね…流石でございます。

 

 

2024-05-06 モ501形505号車

お次は同形式の505号。

 

背後の建物、易 占 と書かれた看板や窓の形状

などが気になりましたので、それらを構図に

加えました一コマでございます。

 

右端には下車した乗客が道を渡る為に電停で

待っておりますが、偶然にも易と駅を絡めます

写真となりました。

 

モ161形は車体装飾を受け付けておりませんが

その次に古いモ351形やモ501形は他の車両と

同様に車体前面に広告を出しております。

 

2018年に撮影した折にはこの505号、落成時の

金太郎塗装だった筈ですが現在はこの様な車体

広告が施されております。

 

 

2024-05-06 モ701形707号車

マンションや戸建てが並ぶ通りを走る近代的な

外観のモ701形でございます。

 

こちらは丁度、目の前の電停に停車している所

でして、手慰みに一コマ撮影しておりました。

 

細かい話になりますが、この車両ではパンタが

いわゆるZ形というゴツい形状でございます。

 

最新の車両や修繕車ではアッサリした短腕形を

装備しておりますが、メカメカしいパンタだと

撮影のし甲斐もございましょう。

 

阿倍野にある複合商業施設の広告を纏う姿で

太ましいパンタを振り上げるモ707。

 

撮れて良かった、と思う被写体でございます。

 

 

2024-05-06 モ501形502号車

巻頭コマの車両が再び登場、という事で立ち

位置を変えて撮影致しましたが、おブレさまに

なってしまいました…

 

今から凡そ10年前、それまで幕を装備していた

モ501形にもLED化の波が押し寄せまして、今

では全車がこの様な行先表示でございます。

 

このLED表示がまた難儀な存在でして、SSを

二桁まで下げねば幕切れとなってしまいます。

 

ですから半ば意地になり撮影する事に。

 

 

2024-05-06 モ601形603号車

先程のモ707号と同型車体となるモ603号では

不動産会社の広告が施工されておりました。

 

こちらはパンタが今風の短腕となってまして

Z形パンタとは対照的な細腕でございます。

 

メンテナンス的にはこちらの方が随分と楽に

済ませられそうですが、撮影の観点からでは

あまり歓迎したくは無い被写体となります。

 

が、敢えて記事に採用致しましたのは車体広告

に理由がございます。

 

 

2024-05-06 モ501形504号車

今回の〆。

 

モ504号でも同じラッピングが採用されます為

比較観察が出来るじゃないか、という事で掲載

してみたのでございます。

 

やたらと下膨れたネコのキャラは可愛く無いと

思うのですが、前面窓が小さく黄色の面積が

多くなりますモ501形の方がこの広告は似合う

様に見えました。

 

ポップな感じが良いですよね。

 

 

この様な具合で阪堺線を撮影しつつ、現地で

合流する皆様をお待ちしておりました。

 

が、えみソラ氏がまだ来ない…

 

待ち合わせ場所、時間、共に伝え間違いは無く

新幹線が遅延という話もありません。

 

迷われたのであればヘルプ連絡が来る筈だし

多分アレですね、姫は最後に登場!というのを

狙っていらっしゃるのですね、なんて事を皆と

笑いながら話しておりました。

 

果たして無事、合流出来るのか。

 

イチモツを握り締め一抹の不安を誤魔化しつつ

えみソラ氏の到着を待ちます…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!