この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
台風ですって。
フィリピン近海で今年初の台風が爆誕だそうで
今年もやっぱ7月、8月は風雨に悩まされたり
するのでしょうか。
どうせなら水曜や土曜を吹き飛ばしてくれる
台風に来日して欲しい所でございます。
さて、今回の更新はGW最終日となる6日に
関東のブログ友、えみソラ氏が来阪するという
事で、氏の希望に合わせて阪堺電車から撮影を
始めましたご報告でございます。
前日より既に来阪されていた、同じく関東の
ブログ友ちゃんこちゃんこ氏に加え、この日は
地元関西の鉄仲間にもお声かけさせていただき
鉄追人氏、T2氏にY氏という陣容となります。
お目当ては車齢90年を越す古豪モ161形ですが
待ち時間には他の車両にもカメラを向けており
今回の更新に充てさせていただきました。
カルダン駆動採用のモ501形でございます。
製造が1950年代後半と、ズバリ70年近い間を
阪堺の路線で一線級として活躍する形式でして
5両製造され未だ一両の離脱もなく在籍します
古兵でございます。
何気に背後の建物が気になりまして、待ち時間
の内に撮影すべく布陣しておりました。
ここで早速、Y氏とT2氏がご到着。
すぐに鉄追人氏も合流されまして野郎共は既に
揃ってしまいました。
皆様お早いですね…流石でございます。
お次は同形式の505号。
背後の建物、易 占 と書かれた看板や窓の形状
などが気になりましたので、それらを構図に
加えました一コマでございます。
右端には下車した乗客が道を渡る為に電停で
待っておりますが、偶然にも易と駅を絡めます
写真となりました。
モ161形は車体装飾を受け付けておりませんが
その次に古いモ351形やモ501形は他の車両と
同様に車体前面に広告を出しております。
2018年に撮影した折にはこの505号、落成時の
金太郎塗装だった筈ですが現在はこの様な車体
広告が施されております。
マンションや戸建てが並ぶ通りを走る近代的な
外観のモ701形でございます。
こちらは丁度、目の前の電停に停車している所
でして、手慰みに一コマ撮影しておりました。
細かい話になりますが、この車両ではパンタが
いわゆるZ形というゴツい形状でございます。
最新の車両や修繕車ではアッサリした短腕形を
装備しておりますが、メカメカしいパンタだと
撮影のし甲斐もございましょう。
阿倍野にある複合商業施設の広告を纏う姿で
太ましいパンタを振り上げるモ707。
撮れて良かった、と思う被写体でございます。
巻頭コマの車両が再び登場、という事で立ち
位置を変えて撮影致しましたが、おブレさまに
なってしまいました…
今から凡そ10年前、それまで幕を装備していた
モ501形にもLED化の波が押し寄せまして、今
では全車がこの様な行先表示でございます。
このLED表示がまた難儀な存在でして、SSを
二桁まで下げねば幕切れとなってしまいます。
ですから半ば意地になり撮影する事に。
先程のモ707号と同型車体となるモ603号では
不動産会社の広告が施工されておりました。
こちらはパンタが今風の短腕となってまして
Z形パンタとは対照的な細腕でございます。
メンテナンス的にはこちらの方が随分と楽に
済ませられそうですが、撮影の観点からでは
あまり歓迎したくは無い被写体となります。
が、敢えて記事に採用致しましたのは車体広告
に理由がございます。
今回の〆。
モ504号でも同じラッピングが採用されます為
比較観察が出来るじゃないか、という事で掲載
してみたのでございます。
やたらと下膨れたネコのキャラは可愛く無いと
思うのですが、前面窓が小さく黄色の面積が
多くなりますモ501形の方がこの広告は似合う
様に見えました。
ポップな感じが良いですよね。
この様な具合で阪堺線を撮影しつつ、現地で
合流する皆様をお待ちしておりました。
が、えみソラ氏がまだ来ない…
待ち合わせ場所、時間、共に伝え間違いは無く
新幹線が遅延という話もありません。
迷われたのであればヘルプ連絡が来る筈だし
多分アレですね、姫は最後に登場!というのを
狙っていらっしゃるのですね、なんて事を皆と
笑いながら話しておりました。
果たして無事、合流出来るのか。
イチモツを握り締め一抹の不安を誤魔化しつつ
えみソラ氏の到着を待ちます…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!