写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1485列車 「 併用軌道を走る古株車両を狙う 2021・お正月 阪堺トラム紀行その2 」

この列車へご乗車いただき

ありがとうございます。

 

 

やはりシトシトと雨の降る一日となります

日曜の本日、ワタクシは外へ出る気も失せて

ゴロゴロと過ごす休日となり…ません。

 

家に居るなら家族の為に車を出すのだ、と

我が家の一軍女性たちからお達しを受け

降りしきる雨の中、一人自宅から駐車場へ

車を取りに行っての家族運用となりました。

 

こんな風にこき使われる事が無いと、他の

日に大手を振って鉄活に出かけられません。

 

家族運用もいわば鉄活の為の大切な準備だと

そう、位置づけられます。

 

自身をその様に納得させて、秘めたる思いを

胸にイソイソと従属する日曜でございます。

 

 

さて、今回の更新はお正月休みに撮影して

おりました阪堺線の記録から、モ161形に

次いで活躍する古株車両を表題に据えた

撮影のご報告となっております。

 

勿論、この日のメインはモ161形でしたが

そちらは既にその1で出し惜しみなく

ご報告いたしましたので、今回は次いで

狙った古っぽいのをチョイスしております。

 

 

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2021-01-03 モ351形354号

併用軌道区間を走るモ351形の354号。

 

遠く背後には対向を走るモ601形も見える

望遠構図でその姿を捉えました。

 

古豪モ161形に比べますと行先表示幕が

LEDだったり屋根の上に弁当箱の様な

冷房装置が載っていたりと

近代的な改装が施されております。

 

が、噂ではモ161形以上にこの形式の

今後が危惧されているのだとか。

 

モ351形は車体こそ新造された車輌ですが、

それでもアラ還な車齢でございます。

 

その上、駆動機器は廃車体の流用でして

モ161形と同じ吊り掛けサウンドを聞く事の

出来る貴重な存在でございます。

 

 

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2021-01-03 モ501形502号

こちらは351形よりも更に古い車齢となる

モ501形でございます。

 

ただし、車体や駆動装置、制御機器などを

全て新造しておりますので中身的には

モ351よりも新しい、というちょっとばかり

ややこしい事になっております。

 

モ351が吊り掛け駆動であるのに対して

この形式ではカルダン駆動となり、同じ顔

なのに違う形式の大きな差異ともなります。

 

 

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2021-01-03 モ501形502号

同じ車両を夜間にも狙ってみました。

 

阪堺電気軌道の電停は専用軌道区間でも

大抵が千鳥配置になっておりまして

長時間露光をこの様な構図で撮影出来る

場所が限られております。

 

この日はモ501形目当てで日暮れ後も

撮影を続け、この様に記録を残す事が

出来たのでございます。

 

 

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2021-01-03 モ501形505号

本命となります金太郎塗装の505号を

仕留める事が出来ました。

 

この塗装はモ501形の新製時塗装を復刻した

仕様でございます。

 

我が国の鉄道車両でもかつては各地で

こうした塗り分けの車両が見られましたが

今ではほとんど消滅してしまいました。

 

JR貨物さんもEH500の愛称を金太郎に

していますので前面の塗り分けも合わせて

金太郎にすれば面白いのですが。

 

 

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2021-01-03 モ701形706号

オマケコーナー。

 

日中の撮影で練習に仕留めていた

モ701形から、帝塚山学院のラッピングを

施された車両でございます。

 

大阪市南部に位置しますこの大学らしい

デザインだと個人的には思うのですが

好みか否かはさて、置いておきましょう。

 

 

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2021-01-03 モ701形711号

同じ場所で、161号を流し撮りする為の

練習で撮影しておりました、お馴染み

岡崎屋質店のラッピングを施されます

711号でございます。

 

どうせなら車番に因んでセブン&i 社の

コンビニラッピングにすれば面白いと

思うのですがね。

 

阪堺の営業さんにはその辺りを

頑張って貰いたい、と今後に期待して

見守りたいと思います。

 

 

 

それでは、この列車へご乗車いただき

ありがとうございました!