写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2795列車 「 健在!キハ185系の特急むろと2号を狙う 2024・お盆 徳島キハ遠征その2 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

無性に餃子が食べたくなりまして、本日は近所

にある餃子の王将へ駆け込みました。

 

店内はガラガラだと申しますのに、ワタクシが

ボッチと見るや否やカウンター席へ誘導する

鬼畜な所業…まぁいいんですけどね。

 

餃子と炒飯に唐揚げが少し付いたセットを頼み

セットの炒飯は大盛り、更に追加で餃子をもう

一皿頼んだのでございます。

 

おかげ様で美味しく食事を済ませて満足気分。

 

さぁお会計をしよう、と伝票を見て…

 

所持金で足りるかな、と不安になりました。

 

どうにも感覚が昔のまんまな模様で、予想額を

上回る会計に驚かされました。

 

餃子の王将もお高くなったのですね…

 

幸い、ギリギリで支払いをする事が出来まして

皿洗いの刑に処される事態は免れました。

 

あ、もしかして皿洗いの刑も今では

無いのでしょうか…

 

いつの間にやら時が移ろい記憶と齟齬を来たす

近頃の世の中に戸惑っております。

 

が、変わらぬモノも中にはございまして。

 

今も昔も変わらずに走り続けてくれます

キハ185系の特急むろともその一つでしょう。

 

今夏は5年振りにカメラを向けておりました。

 

 

さて、今回の更新は牟岐線を走る唯一の優等

列車である、特急むろとを狙いましたご報告で

ございます。

 

以前にも拙ブログで取り上げた事がございます

この特急、キハ185系が充当され絵入りHMを

掲出する姿が素敵な被写体だと思います。

 

ただ、日中運行するのは早朝に牟岐から徳島へ

北上する上り列車1本だけですので基本的な

線形が南北に走る牟岐線だと、前面が影に

なってしまう訳でございます。

 

下り列車は徳島を19時半頃に発車しますから

沿線での撮影となりますと、かなり露出もアレ

な具合となりましょう。

 

そんな訳で早朝の上り特急むろとをバリ順で

狙いたいっ!と申しますのが今夏の目標の一つ

と位置づけ、太陽に向かって走るショバへと

布陣する事に致しました。

 

 

2024-08-14 8052D

剣色を先頭に元アイランド控車とコンビを組む

2両のキハ185系で走る特急むろと2号。

 

室戸岬灯台から放たれる光が描かれた図案の

HMが、ここは牟岐線だと主張してくれます。

 

このコマを仕留める為にわざわざ牟岐線定番の

撮影地にまで足を伸ばしたのでございました。

 

他に、頭に光が当たる線形が見当たらず、最早

ここ一択という感じなのでございます。

 

 

2024-08-14 8052D

引き構図にて、編成重視で列車をもう一度

狙ってみました。

 

チラッと見える青い空と車体に巻かれた帯が

リンクして、爽やかさを醸し出してくれます。

 

定期列車と位置付けられております特急むろと

ではありますが、何故だか今年度の改正からは

列車番号が予定臨を指す8000番台を振られて

おります。

 

こうなりますと頭を過ぎるのは廃止の二文字。

 

ただ、廃止云々という具体的な話は現時点では

出ていない模様でございますので、今暫くは

被写体として残ってくれそうでもあります。

 

ステンレス車体を持ち、最後の国鉄特急気動車

として、今も活躍するキハ185系。

 

特急剣山や特急うずしおと並び定期特急列車で

数少ない、絵入りヘッドマークを掲げる姿に

痺れております。

 

こんな素晴らしいショバなのですが、不思議と

この日の撮影者はワタクシ含めて僅か2名。

 

午後の吉成ストレートが13日は阿鼻叫喚の体と

伺っておりましたが、午前は皆さん何処へ布陣

されているのでしょうか。

 

やっぱホラ、527D狙いなのでしょうかねぇ…

 

 

2024-08-14 1200形1248号+1230号

特急むろとを見送りましたその後、対向から

1200形が2両連なる普通列車が到来致します。

 

こちらは画面左手が通常車両、右手が昨年度に

リニューアルされた車両となりまして、側面は

乗務員扉上部に設けられたカメラの有無だけが

見分けるポイントとなります。

 

スワイプして確認していただければ、確かに

カメラと思しき出っ張りが見て取れましょう。

 

 

時は移ろいまして翌朝。

 

徳島へ長期出張されている友人競馬ブロガー氏

が、15日は現地でお休みという事で合流して

再び牟岐線を訪問する事となりました。

 

 

2024-08-15 8052D

15日、国鉄特急色リバイバルした車両を前に

再び特急むろとを狙っておりました。

 

競馬氏から、このショバを教えて欲しいと要望

もいただきましたので、前日と同じ様に布陣し

バリ順むろとを仕留めました。

 

やはりこのショバ、上り列車の撮影には文句を

付けようの無い光線が当たってくれます。

 

徳島から阿南付近までのショバですと、上りの

列車は大体が北西を向いて走る事となって

折角のHMが影に沈む形となりますので、この

ショバは大変に有り難い所でございます。

 

 

2024-08-15 8052D

今回の〆。

 

本命と位置付けました編成構図にて、国鉄色

キハ185が充当された特急むろとを狙います。

 

前日とは異なり腰を沈めて前景の稲を強調する

構図にしてみました。

 

国鉄特急色が緑の帯ですから、緑を意識した

構図を組んでみたのでございます。

 

安直でしたかね?

 

この日はワタクシと競馬氏、更に前日と同じ

方が布陣され、やはり少ない陣容での撮影で

ございました。

 

特急むろとは皆さんにとってあまり魅力的では

無いのでしょうか…

 

 

今改正から列車番号が予定臨に格下げされて

俄かに危機感が湧きあがります特急むろと。

 

廃止のアナウンスこそ現状では出ていないので

慌てる必要は無いと思われますが、いつ何時

廃止します!となるか不透明でありましょう。

 

そう考えますと、撮りに行かずにはいられない

被写体だったのでございます。

 

 

2024-08-15 1200形1231号+1254号

オマケ。

 

やはり特急むろとの撮影後は、1200形2両が

対向からやって来ました。

 

この日は2両ともに旧来からの1200形でして

差異はありません。

 

ですが、前回でも記載した様にやがては更新が

為されて今の姿も過去帳入り、と考えますと

1200形も撮影対象としてしっかり捉えたいと

思うのでございます。

 

 

今年度末頃に導入か?と噂の新形式車によって

変化が訪れましょう徳島地区。

 

今年は導入前最後の夏、という事で既存車両を

丁寧に記録するつもりでシャッターを切って

おりました。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!