この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
昨日ほどでは無いにしろ、終日雲が陽を遠ざける
涼しい一日となりました本日。
長崎・佐世保は史上類を見ない大雨だったそうでして
被害に遭われた皆様の1日も早い復興を願がう
次第でございます。
さて、今回の更新はそんな鬱陶しい空模様とは
打って変わった陽射しでございましたお盆の
遠征から、徳島線内での撮影を行いましたご報告の
第1回となっております。
向けて走らせ、途中で左折し阿波池田方面へと
急ぎます。
勿論、法定速度内ですが。
徳島線での目的は別にあったのですが、今回は
キハ185系の充当されます特急、剣山の雄姿を
お届けさせていただきます。
特急むろと同様、剣山色と呼ばれます塗り分けの
キハ185系が、大きな山に雲が掛かる図案の
マークを掲示する特急剣山。
撮影地へ向かう途中、剣山がやって来る時間には
間に合わず、やむを得ず途中で何とか撮影が可能な
場所を探して現場合わせで構図を組みました。
流石は盛夏なだけありまして、夏草がモリモリと
生い茂るので随分と苦労を致しましたが、少しは
形になったかな、と思います。
練習Dは本番と同じ2連のDCでございました。
もう少し引き付けてシャッターを切れば良かったの
ですが、生憎とこらえ性の無い性格をしておりまして。
本番と違って青空が広がりましたので、空を大きく
見せる構図を考えておりました。
この撮影後は当初から予定しておりました撮影地へ
辿り着き、もう一度剣山を狙います。
嬉しい事に2本目の剣山は
四国特急色が充当されておりました。
好みの問題ではございますが、剣山色の塗り分け
よりも此方の方が好みでございます。
オマケ。
レンズを引くとたちまちアウトになってしまいます
シビアなポイントではございます。
それでもロケーションや光線が良好なここは
お気に入りの場所でございまして、独身時代に
急行を撮影しに来たりしておりました。
かれこれ20年ぶりくらいの訪問となりましたが
相変わらずの光景でございます。
特急剣山を狙いましたのとは反対側から、逆行の
列車を狙う構図になります。
1200形や1500形といった最近のDCは緑色を
イメージカラーにしておりますが、四国ブルーの
帯をまとう1000形の方が爽やかなように感じます。
夏空の青さにマッチした青い帯を揺らしながら
鉄橋を渡る2両のDCを見送るのでございました。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!