この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
大船の事故、大変な状況の模様でございます。
関西に影響は無いなんて事もなく、長距離を
走るサンライズや貨物が大遅延、という厳しい
状況となっております。
何せ天下の東海道本線。
事故の影は全国へと波及する実情なので
ございます。
補償とか大変そうですね…
さて、今回の更新はいよいよ本遠征の最終章と
なります、徳島の増結キハ撮影につきましての
ご報告でございます。
津山線にてSAKU美SAKU楽を狙った後、車を
高速に乗せて瀬戸大橋を渡り、1時間チョイの
ドライブで四国へ。
この日は全国的にお盆の真っ只中でして、丁度
徳島では阿波踊りが開催されておりました。
徳島では普段だと6000円くらいの安宿もこの
時期だけは宿泊費が10000円を超える設定に
なります程に人が集まる阿波踊りシーズン。
ネットカフェでさえ5000超えとなりますから
ぼったくり度合いの高さがよく判ります。
それでも軒並み満室、なんですよね。
勿論、JRも普段では見られない多客対応の為
国鉄キハもフル稼働な上に増結4両で走る姿が
目を引きます。
そんな訳で我々の狙いは、増結された国鉄キハ
の撮影なのでございました。
後打ち撮影となりましたが、清々しい色合いの
四国カラーなキハ4両を狙います。
手前から3両はキハ47、最奥の1両がキハ40と
なります編成でございました。
キハ47は、キハ40の暖地向け仕様な片運転台
車両でございます。
かつては関西の非電化区間でも活躍しており
馴染みのある車両でございます。
因みに、キハ48が寒冷地向けの片運転台車で
車内は保温の為、扉と客車が仕切りで分けられ
急行形みたいな気分になります。
あの、のんびりとした独特の車内は過去帳入り
して久しくなっております。
キハ48は主に東北で活躍しておりましたから
あまり乗車や撮影する機会が無かったのです。
ステンレス地に赤と金の帯を巻く2600系も
ケツ打ちでの撮影となりました。
僅か4両が試作されただけ、という少数派な
活躍が目に出来ます。
塗装こそ斬新なのですが、前面デザイン自体は
何となくキハ181へ先祖帰りしたかの様にも
感じます。
やがてはキハ185やN2000を駆逐する事になる
2700系も増産、投入されるのでしょうか。
今回の〆。
速報版でもご報告しましたタラコキハを先頭に
鳴門方面へ向かう列車でございます。
JR西と異なり、原型を色濃く残す四国タラコに
出会えましたのもラッキーでございます。
四国のタラコはこの2両だけ。
阿波踊りシーズンに何度か訪問しておりますが
四国タラコはワタクシも初撮影でございます。
オマケ。
巻頭コマのケツ打ちから更に望遠を飛ばして
奥に陣取る鉄の皆さんも一緒にパチリ。
このショバ、増結キハ撮影のメッカで
ございましてこの時点でも、ゆうに100人は
超える撮り鉄が集結しておりました。
奥のポジションはご覧の様な具合でございます
が、ワタクシが居る辺りはもっと凄い混み具合
でございました。
更に、キャパも広いのでショバ全体に分散した
結果、辺り一体に無数の三脚が林立する状態は
壮観なものでございます。
しかも全国から車で乗りつける皆さん。
周囲には関西や中部、関東をはじめ九州まで
様々なナンバーの車が停まりサミットの様相を
呈しておりました。
そんな状況でございます。
もう少し我々も撮影を楽しみたいと思いまして
記事は次回に続く事となります。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!